【専門家監修】不動産売却メディア「すまいステップ」

マンション売却の流れ・費用・注意点【専門家が分かりやすく解説】

  • 更新日:2024年2月22日
蔭山達也
監修蔭山 達也
大学卒業後、大手不動産流通会社に入社。売買仲介をメインに実務経験を積む。その後、株式会社ノヴェルに入社。著書に「条件難物件でも低予算で満室になるおもてなしビル管理経営」がある。
【保有資格】宅地建物取引士、ビル経営管理士、CPM(米国不動産経営管理士)、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター
【URL】株式会社ノヴェルYouTubeチャンネル
マンション売却の流れ・費用・注意点【専門家が分かりやすく解説】

はじめてのマンション売却では、専門的な知識が必要でハードルが高く「何から手をつけていいか分からない」と頭を抱える方も多いのではないでしょうか?

実は、マンション売却はたった9ステップで行えます。全体の流れを知って一つずつ解決していけば、誰でもマンション売却を成功できます。

この記事では、マンション売却の流れ画像付き分かりやすく解説します。また、気になる費用・税金、注意点や高く売るコツも紹介します。

マンションの売却スケジュールがうまく立てられない場合は、不動産会社の担当者に相談してみることもおすすめです。

すまいステップでは宅地建物取引主任者や、エース級の営業マンなど独自の基準で厳選した担当者にマンション売却の相談ができます。

まずは、下記のバナーより必要事項を入力してみましょう。

もくじ

マンション売却の流れと期間

マンション売却の全体の流れを把握しておくことで、スケジュールが立てやすくなり余裕を持って売却ができます。

早速、全体の流れを見ていきましょう。

不動産売却流れ

Stepやることスケジュール
1必要な書類を準備する引き渡し日の4~6カ月前
2不動産会社にマンションの査定を依頼する引き渡し日の4~6カ月前
3選んだ不動産会社と媒介契約を結ぶ引き渡し日の3~5カ月前
4売り出しを開始する引き渡し日の3~5カ月前
5マンションの付帯準備表を記載する
6購入希望者の内覧に対応する引き渡し日の3~5カ月前
7売買契約を結ぶ引き渡し日の1~3カ月前
8マンションを引き渡す
9確定申告をするマンション売却の翌年2月~3月。準備に1カ月程度。

マンション売却には、4カ月から半年の期間がかかります。

売り急いで失敗しないために、引き渡し希望日の半年前から動き出せると理想的です。

すまリス
売り出し前の準備に1カ月、マンションを売り出してから売却できるまで2~3カ月、買主が決まってから引き渡しまで1カ月のイメージだよ!

ここからは、流れの各段階を詳しく解説します。

①事前準備をする

まずはマンション売却に必要な書類を準備することから始めましょう。

この期間にやること!

  1. 必要な書類を把握する
  2. 査定時までに必要な書類を準備する

マンション売却には多くの書類が必要で、取得方法保管してある場所もバラバラ。

中には役所に行って申請が必要なものもあり、早めに準備をしないと契約成立直前に慌てることになります。

下記に、いつまで・どんな必要書類がいるのかまとめました。

いつまでに必要か必要書類取得場所
マンションの査定時まで本人確認証明書自宅に保管
権利証または登記識別情報自宅に保管
間取り図が分かる分譲時のパンフレットなど自宅に保管
媒介契約時まで固定資産税納付通知書自宅に保管・もしくは市町村で再取得
マンションの管理規約などマンションの管理組合
引き渡し時まで印鑑登録証明書市町村役場
口座情報のわかる通帳・キャッシュカード自宅に保管
抵当権抹消書類金融機関が準備する
管理に係る重要事項調査報告書マンションの管理組合

最初は査定時までに必要な書類が家にあるか確認してみましょう。

マンション売却に必要な書類と入手方法を解説(チェックリスト付き)

②査定を受ける

書類の準備をしながら、不動産会社にマンションの査定を依頼します。

マンション査定を受けることでマンションがいくらで売れるか見当がつき、資金計画が立てやすくなります。

この期間にやること!

  1. 査定を依頼する
  2. 日程調整する
  3. 訪問査定を受ける
  4. 不動産会社を比較・検討する

通常査定申し込みから正確な査定額が分かるまで1週間程度の時間がかかるので、先に査定申し込みをして査定までの間に書類を集めると時間の短縮ができます。

マンションの正確な査定額を算出するためには室内の状態を加味しなければならないため、不動産会社の担当者がマンションを訪れて査定する「訪問査定」を受けるる必要があります。

マンションの査定申し込みをして不動産会社から返信が来たら、日程を調整して訪問査定を受けましょう。

部屋の綺麗さや床の傷、壁紙のはがれなどは査定額に影響しないので、この段階ではリフォームや大がかりな掃除は必要ありません。

査定額や不動産会社の対応を比較するために、複数の不動産会社から査定を受けることがおすすめです。

複数の不動産会社に依頼する際は、Web上でまとめて査定ができる『不動産一括査定サイト』からの依頼が便利です。

不動産一括査定サイトすまいステップなら、無料で最大4社から不動産会社に査定依頼ができます。下記バナーからお進みください。

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【シミュレーションあり】マンション査定とは?査定の種類や評価ポイント、流れを解説

③不動産会社と媒介契約を結ぶ

遅くとも引き渡し希望日の3カ月前には、不動産会社と媒介契約を結びましょう。

媒介契約を結ぶと、不動産会社がWebサイトや店頭での案内などを通してマンションの営業活動を支援してくれます。

この期間にやること!

  1. 媒介契約を結ぶ不動産会社を決める
  2. 媒介契約の種類を決める
  3. 媒介契約を結ぶ

まずは、マンション査定を受けた会社の中から媒介契約を結ぶ不動産会社を選びます。できれば1社に、どうしても難しい場合は2~3社程度に絞りましょう。

媒介契約には3つの種類がありますが、種類によって媒介契約は一つの不動産会社としか締結できません。

媒介契約の種類

媒介契約の種類複数の不動産会社と締結できるサポートの充実度特徴
専属専任媒介契約×
  • 1週間に1回状況報告を受けられる
  • 1社としか媒介契約を結べない
専任媒介契約×
  • 2週に1回状況報告を受けられる
  • 1社としか媒介契約を結べない
  • 知り合いに売却するなど自分で買主を見つけることが可能
一般媒介契約複数の不動産会社と媒介契約を結べる

それぞれメリット・デメリットがありますが、マンション売却がはじめての場合はサポートが手厚い専属専任媒介契約」がおすすめです。

売買契約書の準備は不動産会社が行ってくれます。

どの会社と媒介契約を結ぶかがマンション売却の成否を左右すると言っても過言ではないため慎重に選びましょう。

媒介契約とは?契約の種類や手数料、注意点までわかりやすく解説

④売り出しを開始する

不動産会社との媒介契約を結んだら、いよいよマンションの売り出しが始まります。

希望通りの条件で売却するためにも、不動産会社の担当者と売却の方針・戦略を良く話し合っておきましょう。

この期間にやること!

  1. 売り出し価格を決める
  2. 掲載写真の撮影

マンションの売り出し価格は、売主が自由に決められます

ただし高すぎる価格をつけると売れ残る可能性があるため、相場の1割程度を上限に設定することをおすすめします。

価格が決まったら、ポータルサイトや広告に載せる物件写真の撮影も行われます。

最近は家具などをCGで消すなど、掲載写真の撮り方を工夫している不動産会社も多いです。

片付けがどの程度必要なのか事前に確認しておきましょう。

物件写真や売り出しポイントがまとまったら、ポータルサイトに掲載されたりチラシが配られ購入希望者の集客が始まります。

⑤マンションの付帯設備表を記載する

マンションの付帯設備表を記載しましょう。

付帯設備表とは、引き渡し時点のマンションの状態を買主に知らせる書類で、売買契約時に必要となります。

物件内にある不動産設備の有無や故障の有無等などを記載します。書類は、不動産会社が持っているので、そちらに記入しましょう。

この期間にやること!

  1. 営業担当者などの第3者と各設備の動作確認をする
  2. 撤去すべき不動産設備を決める

注意すべき点が、「物件の今の状態」ではなく、「物件を引き渡す時の状態」を記載することです。

家具を外して持っていきたい場合、付帯設備表には「無」と記載しましょう。もし、「有」と記載してしまった場合、家具を付けたまま引き渡さなけさばなりません。

付帯設備表には、物件を引き渡す際の状態を書きますが、媒介契約後の早いタイミングで書く理由としては、以下の2つがあります。

  • 買主に早めに物件の状態を伝えるため
  • 営業担当者が物件の状態を正しく把握した上で売却活動を行うため

もし、売買契約時に相違する点があれば、この時点では修正できます。

一方、売買契約時に記載した内容が、引き渡し時点で相違が出る場合は、修理等をする必要があります。

⑥内覧に対応する

購入希望者が現れたら、室内を実際に見てもらう内覧が行われます。

内覧時のマンションの印象は、購入希望者の決断に大きな影響を及ぼします。しっかり準備して臨みましょう。

この期間にやること!

  1. マンションの掃除・片付け
  2. 内覧の対応
  3. 条件の交渉

住みながらマンションを売却する場合は特に、室内の片付け掃除を徹底的に行いましょう。

お風呂・トイレ・キッチンなどの水回りは購入希望者が良くチェックするポイントです。汚れがひどい場合は専門業者にハウスクリーニングを依頼することも一つの手です。

内覧時の準備をしっかりしていると、最終的な売却価格や引き渡し日などを決める条件の交渉時も有利に運べます。

⑦買主と売買契約を結ぶ

引き渡し日の1~3カ月前に、買主と売買契約を結びます。

売買契約では、最終的なマンションの売却価格や引き渡し日を取り決めます。

この期間にやること!

  1. 告知事項があるか確認する
  2. 売買契約書のチェック
  3. 売買契約書への署名・捺印
  4. 手付金を受け取る
  5. 不動産会社へ仲介手数料の半額を支払う
  6. マンションの管理会社への連絡
  7. ローン一括返済の事前手続き

売買契約書に記載のない瑕疵が売却後に発覚すると、売主に補償などの義務が発生します。

雨漏りシロアリ被害など告知事項がある場合は不動産会社を通して必ず申告しましょう。

売買契約書は不動産会社が作成してくれますが、内容が相違ないかチェックしましょう。契約書の内容に問題なければ、契約書への署名・捺印をします。

契約がまとまれば、買主から売却価格の5~10%程度の手付金が支払われます。

不動産会社への仲介手数料の半額の支払いもこのタイミングで行われます。手付金の一部を支払いに充てるケースが多いようです。

売買契約を結んで引き渡し日が決まったら、マンションの管理組合に売却する旨の連絡を入れましょう。

ローンが残っているマンションは、引き渡し日に住宅ローン一括返済をします。

ローン一括返済をする場合は事前の手続きが必要なため、融資を受けている金融機関にマンションを売る旨と引き渡し日を申告しましょう。

マンション売却の売買契約書とは?記載内容や確認すべき項目を解説

⑧マンションを引き渡す

売買契約で定めた日程で物件の引き渡しをします。

売買から引き渡しまでは通常1~3カ月ほど時間がありますが、売却後にトラブルが起こらないよう最後まで気を抜かずに進めましょう。

この期間にやること!

  1. 引っ越し
  2. 売却代金の受け取り
  3. 鍵などの受け渡し
  4. ローン残債の清算
  5. 司法書士による登記手続き
  6. 不動産会社へ仲介手数料の半額を支払う

売買契約を結んだらすぐに引っ越し業者を手配し、引き渡し日までにマンションを空室にしましょう。

引き渡しの当日は売主と買主に加え、不動産会社司法書士売主買主と双方の銀行担当者(住宅ローンを使用する場合)が一堂に会して代金の決済や鍵の受け渡しが行われます。

住宅ローン残債が残ったままマンションを売却する場合は、代金を受けとった後後すぐにローンを一括返済します。

マンションを売ったら登記情報の変更が必要です。通常、登記手続きは司法書士に依頼するため書類作成の手間などはほとんどかかりません。司法書士は不動産会社が手配してくれます。

登記変更手続きが終わったら、不動産会社への仲介手数料の残り半分を支払って、マンションの売却が完了します。

マンション売却時の引っ越しはいつから動けばいいの?購入のタイミングまで解説

⑨確定申告をする

マンション売却で利益が発生したら、確定申告が必要です。

確定申告しないと追加での課税が発生したり、節税のための控除特例が使えないというデメリットが発生します。

納税までの詳しい流れ

マンション売却で発生した利益に対する税金は分離課税として、給与所得とは別に申告する必要があります。

そのため、サラリーマンの方でも確定申告が必要であることに注意しましょう。

確定申告書を作成し、売却の翌年の2月16日~3月15日に書類を提出します。

所得税は2~3月住民税は4月ごろ支払います。

売却による利益が無ければ、確定申告は必要ありません。

マンションを売却したら確定申告はするべきか|方法や手順を解説

すまリス
流れを把握して、マンションの売却を成功させよう!

マンション売却にかかる費用と税金

マンションを売却する際には、仲介手数料税金などを支払う必要があります。

マンション売却全体でかかる費用は、税金を除くと売却額の3.5~4%程度とされています。

【例:3,000万円のマンションを売却した際にかかる費用】

  • 3,000万×3.5%~4%=105万~120万

また、税金は売却価格や売って利益が出たかどうかによって大きく変動します。

ここでは、売却にかかる費用について、何がいくらかかるのかを分かりやすく解説します。

費用・税金について詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてご覧ください。

マンション売却の手数料はいくら?その他の費用・税金も分かりやすく解説!

カチタスの評判がやばいって本当?口コミや会社の特徴を紹介

仲介手数料:50万~250万円程度

不動産会社を介してマンションを売却した場合、仲介の報酬として支払うのが仲介手数料です。

仲介手数料の上限価格は、売却価格×3%+6万円です。

  • マンションを3,000万円で売った場合

仲介手数料(上限)=3,000万×3%+6万=96万円

  • マンションを5,000万円で売った場合

仲介手数料(上限)=3,000万×3%+6万=156万円

仲介手数料は、売買契約時に半額、引き渡し時に半額支払います。

譲渡所得税:0円~数百万円

譲渡所得税は、マンションを売却して利益が出た場合にかかる税金です。

マンションを購入したときの価格よりも高く売却した場合、その差額を譲渡所得といい、譲渡所得に対してかかる税金となります。

譲渡所得税の税率は、マンションの所有期間によって異なります。5年を境に変わりますので、以下の表で確認してみて下さい。

所有期間譲渡所得税の税率
5年以下の場合20.315%
5年を超える場合39.63%

(参考:国税庁「No.3208 長期譲渡所得の税額の計算」「No.3211 短期譲渡所得の税額の計算」

  • 3,000万円で買ったマンションを10年所有して4,000万円で売った場合

1,000万円×20.315%=203万円

  • 3,000万円で買ったマンションを2,000万円で売った場合

譲渡所得が発生していないため、0円

譲渡所得税は高額になるケースが多いです。しかし使える控除がいくつかありますので、あらかじめ調べておくことをおすすめします。

控除については以下の記事で詳しく解説しています。

家を売却した時に使える税金控除とは?確定申告の流れも紹介

すまリス
譲渡所得税は「売却して利益が出たかどうか」がポイントだね!

印紙税:1,000円~6万円

印紙税は、マンションの売買契約書にかかる税金です。

金額は売却価格によって異なります。詳しくは以下の表をご覧ください。

売買契約書の記載金額税額(※)
100万円を超え 500万円以下1千円
500万円を超え 1,000万円以下5千円
1,000万円を超え 5,000万円以下1万円
5,000万円を超え 1億円以下3万円
1億円を超え 5億円以下6万円

国税庁「不動産売買契約書の印紙税の軽減措置」より抜粋して引用

登記費用:1~2万円

登記費用は、「登録免許税」「司法書士手数料」「抵当権抹消登記費用」「所有権移転登記費用」からなります。

マンションの状況によって多少異なりますが、相場は合計で1~2万円程度です。

ローン一括返済手数料:5000円~3万円

住宅ローンが残っている場合、ローンの一括返済手数料がかかります。

ローンの残高や金融機関によって異なりますが、相場は5,000円~3万円程度です。

マンション売却で失敗しないための注意点

ここでは、マンションの売却で失敗しないための注意点を解説します。

売却前、売却中、売却後の3ステップで解説していきます。

売却前の注意点

売り出す時期に注意

マンションを売り出す時期は、売却がスムーズに進むかどうかに大きく関係します。

1~3月は新生活による引っ越し需要が高まるため、売り出しに最適な時期です。一方で、4~5月あたりは反動で需要が落ち着くため、この時期に売り出すのはあまりおすすめできません。

ライフスタイルの変化などが理由で、売り出し時期を選べないケースも多いかと思います。しかし調整できるのであれば、需要の高まる時期に売り出すのが安全でしょう。

あらかじめ自分で相場や費用を調べておく

事前準備の段階で、自分でマンションの相場を調べておくとスムーズに売却を進めることができます。

自分のマンションが大体いくらで売れるのかを把握しておくことで、新居選びや売却費用の計算の役立てることができます。

また不動産会社に査定を依頼する場合、査定額が高いのか、低いのかを判断することができます。

最近では査定シミュレーターやAI査定、匿名査定など、個人情報不要でおおまかなマンションの価格を知ることができるサービスもあります。

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複数社に依頼して査定額を比較する

査定は必ず複数の不動産会社に依頼しましょう。

1社のみだと、査定結果が高いのか安いのかの判断が難しく、「本当はもっと高く売れたのかも…」と後悔することになりかねません。

一方で複数社に査定を依頼すれば、各社の査定額を比較できるため思わぬ損失を回避できます。

複数の不動産会社に依頼する際は、Web上でまとめて査定ができる『不動産一括査定サイト』からの依頼が便利です。

不動産一括査定サイトすまいステップなら、無料で最大4社から不動産会社に査定依頼ができます。下記バナーからお進みください。

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【シミュレーションあり】マンション査定とは?査定の種類や評価ポイント、流れを解説

必ず査定額の根拠を聞くようにする

査定をしてもらったら、金額の高い安いにかかわらず必ず査定額の根拠を聞きましょう。

「どんなポイントがどう評価されたのか」「他の会社と比べてなぜ高い・安いのか」などと質問することで、その査定額を信じていいのか、信頼できる不動産会社なのかを判断することができます。

査定額の根拠が明確であれば、その不動産会社は誠実で信頼でき、安心してマンションの売却を任せられるでしょう。

反対に、根拠が曖昧だったりそもそも返答が返ってこなかったりした場合、自分のマンションの売却も片手間で行われてしまう可能性があります。そのため、そのような不動産会社は避けましょう。

査定額だけで会社を選ばないようにする

複数の査定結果の中で、一番高い査定額を出した不動産会社に売却を依頼したいと考えるのが普通だと思います。

しかし、査定額だけで不動産会社を選ぶのは危険です。

なぜなら、査定額の決め方にルールなどは存在せず、査定価格で売れるという保証はないからです。

中には、契約を取るために売れるはずのない高額な査定価格を提示して、契約後に値下げを強要するような悪質な不動産会社もあります。

査定額の根拠を聞いたり、実際に不動産会社の担当者に会って話をしてみたりして、信頼できるかどうか見極めることが大切です。

もちろん、査定額は不動産会社選びの重要な判断材料です。しかし、それだけで決めてしまうと思わぬ形で損をしてしまうかもしれません。

マンション売却経験者の声

選んだ不動産会社は一番高い査定金額を出してくれ、担当者も親切でした。

しかし、売り出し価格ではなかなか売れませんでした。仕方なく、売り出し価格の値下げをせざるを得なかったのが不満に思いました。

査定金額を高く提示してくれた不動産会社だけを選ぶのではなく、高く売るためのノウハウがあって売り出しに強い不動産会社を選ぶようにすればよかったです。

引用:すまいステップの独自調査「マンションを売却したことがある方へのアンケート」より

すまリス
マンションの売却を成功させるには、まずは入念な準備から! 

売却中の注意点

売り出し価格は査定額よりも高めにする

マンションを売り出すときの価格は、査定額よりも高めに設定しましょう。

なぜなら不動産の売買では、購入希望者が値下げ交渉をすることがほとんどだからです。査定額と同額で売り出してしまうと、値下げ交渉によって査定額よりも安い金額で売ってしまうことに繋がります。

そこで最初から少し高めに売り出しておけば、ある程度の値下げをしても問題ないのです。

また現在はマンションの需要が高まっているので、査定額よりも高い価格で売れるケースの方が多いです。

以下の画像は、すまいステップがマンションの売却経験者に「査定額よりも高く売れたか・安く売れたか」というアンケートを行った結果を示しています。

実際に、売却経験者のうち約3分の2の人が査定額よりも高い金額で売れています。

査定額より高く売れた・安く売れた人_マンション

引用:すまいステップの独自調査「マンションを売却したことがある方へのアンケート」より

相場から極端に離れた価格で売り出さない

査定額よりも高く売り出した方が良いと解説しましたが、相場から大きく離れた価格設定は禁物です。

例えば、売り出し価格を「売った後に〇〇万円は手元に欲しい」「ローンを返済するために〇〇万円以上で売りたい」という基準のみで決めてしまうと、買い手が見つからず売れ残ってしまう可能性があります。

マンションを買う人も、近隣のマンションや同じマンションの違う部屋と比較しながら検討しています。マンションが明らかに割高だと、買い手は他のマンションに流れてしまいます。

さらに長く売れ残り続けると、家に何か問題があるのではないかと思われてしまい、売るためには値下げするしかないという事態になりかねません。

失敗を避けるためにも、おおむね相場に合わせた価格設定をするべきでしょう。

すまリス
相場を参考にしながら、査定額よりもちょっと高めに売り出そう!

売却価格の最低ラインを決めて交渉に備える

購入希望者が見つかったら、条件交渉の前に売却価格の最低ラインを決めておきましょう。

一般的に、不動産の売買では購入希望者からの値下げ交渉があります。買い手もできるだけ安く買いたいと思っているので、交渉の際に押しに負けて安く売ってしまう可能性も大いにあります。

そこで「この価格以下では売りません」というラインを決めておけば、有利な状態で交渉を進めることができます。

売却価格の査定ラインは、不動産会社と相談して決めると安心です。

マンション売却経験者の声

ここまでなら値下げを認めようと事前に検討しておいたことが良かった。

見学者がいて売れそうになった時に、想定以上の値下げを要求され、受け入れるかどうかの判断が難しかった。売るかどうかは悩んだが、最初の検討を信じて断ることができた。

引用:すまいステップの独自調査「不動産の査定をしたことがある方へのアンケート」より 

売却後の注意点

引き渡し日に間に合うよう早めに準備する

マンションの売却が成立したら、引き渡し日までに必ずマンションを渡せる状態にしておかなければいけません。

片付けや引っ越しのトラブルにより期日に引き渡しができないとなると、買主に対して違約金を支払わなければいけません。

引き渡し日が決まったら、早めに引っ越しや片付けの段取りを済ませておきましょう。

売却益が出た場合は確定申告を忘れずに行う

マンションを売却して利益が出た場合、必ず確定申告を行いましょう。

確定申告を忘れてしまうと、延滞税や無申告税、重加算税などの税金が追加で掛かってしまいます。

期日までに忘れずに行うようにしましょう。

マンションをできるだけ高く売却するためのコツ

現在はマンションの価格が高騰しており、高額売却のチャンスであると言えます。

せっかくの機会ですので、コツをおさえてマンションの売却を成功させましょう。

ここでは、高く売るためのコツ5つ紹介します。

高く売れやすい時期を狙う

マンションをできるだけ高く売るには、売却時期を考えて準備を始めましょう。

具体的には、新生活による引っ越し需要が高まる1~3月に売却するのがおすすめです。

売却の事前準備(書類集めや査定など)は、2週間~1カ月程度かかりますので、1~3月の売却を狙うなら12月ごろから準備を始めましょう。

マンションが得意な不動産会社を選ぶ

不動産会社にも、「マンションに強い」「戸建てや土地の売却が得意」など、実は得意分野があります。

マンションに強い会社を選べば、多くのノウハウを活かして高額売却を実現してくれるでしょう。

どんな物件種別が得意なのかは、不動産会社のホームページで売却実績を確認すると良いでしょう。

マンションの売却実績がない会社に依頼してしまうと、思うように売却が進まず相場より安く売れてしまう可能性があります。

マンションに住んでいないと分からないアピールポイントを伝える

不動産会社の担当者や内覧に来た購入希望者に、マンションのアピールポイントを伝えてみましょう。

特に、共用施設の充実度や隣人の情報など、実際に住んでみないと分からないような利点を伝えるのがおすすめです。

不動産会社からすると広告でアピールできますし、購入希望者にとってはポジティブな印象を与えることができます。

ただし購入希望者に対してアピールしすぎないようにしましょう。押し売りのようになってしまうと、かえって印象が悪くなってしまいます。

魅力的な写真や広告を作成してもらう

マンションを売り出す際の写真や広告は、マンションが高く売れるかどうかに影響します。

マンションの購入を検討している人は、ポータルサイトなどに掲載されている写真や情報をよく見ます。そのため、広告を見て「内覧したい!」と思わせることが重要なのです。

写真のプロに依頼したり、ホームステージングなどを活用して、購入希望者にとって魅力的な写真を撮りましょう。最近では、プロのカメラマンと提携している不動産会社もありますので、まずは聞いてみることをおすすめします。

内覧対応の前は必ず掃除する

マンションをできるだけ高く売りたいのであれば、内覧前に必ず掃除をしておきましょう。

内覧は第一印象が最重要です。購入希望者は、そこに住みたいかどうかをマンションのプロフィールだけで判断するわけではありません。

入念に準備をしたい方は、ハウスクリーニングなどを利用するのも良いでしょう。

すまリス
コツをおさえれば、高くスムーズに売却できる可能性がグッと上がります! 

まとめ

不動産の売却のような大きなことをする際、先の行動が見えないまま動き出すのは非常に不安で、危険なことです。

ざっくりでもいいので、今回の内容を把握しておき、大まかに次の行動をイメージできるようにしておきましょう。

イメージトレーニングとまではいきませんが、失敗のないスムーズな売却には、迷いなく行動するための全体を見る力が必要です。

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