【専門家監修】不動産売却メディア「すまいステップ」

マンション売値を調べる方法と売却で売値を知っておくメリットを解説

  • 更新日:2022年7月27日
マンション売値を調べる方法と売却で売値を知っておくメリットを解説

マンションを売却するなら、売値がいくらになるかを調べておくことが大切です。売値を把握しておくことで、納得のいく金額で売却しやすくなります。

マンションの売値は、さまざまな方法で調べられます。売値の調べ方や売却のポイントを知り、納得できる金額でマンションを売却しましょう。

【2022年最新】マンションの売却相場ー築年数別・地域別の相場を知る

ここ数年のマンション売値の推移は上昇傾向

2022年からの数年で見ると、マンションの売値は上昇傾向で推移しています。たとえばレインズのデータを見ると、首都圏の中古マンションの売却価格は、前年同月比の+2.7%で推移しています。

中古マンションの売却価格は上昇傾向であり、売値が上がっているうちに売却することで高値で手放しやすいでしょう。

参考:レインズ

マンション売値相場を調べる方法

マンションの売値相場を調べる方法は、大きく次の2つがあげられます。

  • 実際に取引があった実勢価格を調べる
  • マンションの売り出し価格を調べる

2つにはどのような違いがあるのかを知り、それぞれの特徴を把握していきましょう。

実際に取引があった実勢価格を調べる

実勢価格は実際の取引価格をもとにした、価格指標です。過去の不動産売却の事例から売値を調べられるため、マンションを売却するなら参考になる指標といえます。

実勢価格は複数の事例から調べることがおすすめです。似た条件のマンションの取引事例を参考にすることで、より実際の相場に近い売値を把握できます。

マンションの売り出し価格を調べる

売値の相場は、現在売りに出されているマンションの売り出し価格を調べることでも把握できます。売り出し価格は実際に売りに出されている価格であり、売主の希望を反映した金額です。

そのため、実際の成約価格とは差が出ることも多く、売り出し価格がそのまま売値の参考になるとは限らないことは理解しておきましょう。

実勢価格の調べ方

実勢価格の調べ方は、次の通りです。

上記の方法を活用して、実勢価格を調べましょう。

土地総合情報システムを活用する

国土交通省が運営している、土地総合情報システムを利用することで、実勢価格は調べられます。サイトにアクセスして調べたいエリアの住所や路線、駅名などを設定することで、検索が可能です。

過去の取引事例を複数確認することで、売値がどれくらいなのかが正確に把握できます。土地総合情報システムは国土交通省が運営しているため、信頼性が高い点も魅力です。

レインズマーケットインフォメーションを活用する

国土交通大臣が指定する、「不動産流通機構」が運営しているサイトが、レインズマーケットインフォメーションです。

レインズは不動産流通標準情報システムと呼ばれており、条件を設定して検索するだけで、過去の取引事例を簡単に調べられます。

参考:レインズマーケットインフォメーション

売り出し価格の調べ方

売り出し価格を調べる方法は、大きく次の2つです。

  • ポータルサイトを参考にする
  • チラシや住宅情報誌を参考にする

上記いずれかの方法で、売り出し価格の相場がどれくらいなのかをチェックしておきましょう。

ポータルサイトを参考にする

不動産ポータルサイトは、さまざまな不動産会社が物件情報を掲載しているサイトです。サイト内では条件検索ができるものも多いため、売却予定のマンションと似た条件で検索すると、現在売り出し中の物件を探せます。時期によって掲載数が異なることもあるため、定期的に確認しておくとよいでしょう。

また、ポータルサイトによって掲載している物件は異なるため、いくつかのサイトを利用して、売り出し価格を確認しておくことがおすすめです。

チラシや住宅情報誌を参考にする

不動産会社が配布している物件広告のチラシや、住宅情報誌を参考にすることでも、売り出し価格は調べられます。

チラシは新聞の折込で入っています。住宅情報誌は有料での購入になりますが、チラシよりも掲載数が多いため、売り出し価格を調べたい人にはおすすめの資料です。

マンション売値相場を知っておくメリット

マンションを売却するにあたって、売値の相場を知っておくメリットは次の通りです。

  • 不動産会社選びに役立つ
  • 売り出し価格を決めやすい
  • 購入希望者との価格交渉がしやすい
  • 値下げをするタイミングを決めやすい

4つのメリットから、なぜ売値の相場を把握しておくべきなのかを理解していきましょう。

不動産会社選びに役立つ

最新の売値相場を知っておくことで、売却を依頼する不動産会社選びに役立ちます。マンションを売却するには不動産会社から査定を受けますが、売値相場を知っていないと、提示された査定額が妥当なのかがわかりません。

売却を依頼する不動産会社は、必ずしも大手がよいとは限らず、地域に密着した中小企業のほうが、好条件で売却できることもあります。より好条件で売れそうな不動産会社を見つけるためにも、売値相場を把握し、不動産会社による査定額が適正かを判断することは大切といえます。

売り出し価格を決めやすい

売値相場を正しく理解していると、売り出し価格を決めやすい点もメリットです。相場を理解していることで、どれくらいの金額なら買主を見つけやすいのかがわかります。売り出し価格は売主が自由に設定できますが、相場よりも高くしすぎると買主が見つからず、売れ残ってしまうことも多いです。

また、相場以下にすると早く売れるものの、安値で手放して損をします。適正価格でスムーズに売却し、かつ損をしないためにも、売値相場をもとに売り出し価格を決めることは重要です。

購入希望者との価格交渉がしやすい

売値相場を理解していると、購入希望者が値下げ交渉をしてきた場合でも、対処しやすくなります。相場がわかっているなら、その範囲内で値下げに応じることができ、購入意欲を高めやすくなります。

また、相場よりも大幅に値下げをして損をする事態も避けられるため、納得できる金額で売却しやすい点も、売値相場を知っておくメリットです。

値下げをするタイミングを決めやすい

マンションの売却は必ずしもスムーズに進められるとは限らず、なかなか買い手が現れず、売れ残ってしまうこともあります。買い手が見つからない場合でも、売値相場を把握していると値下げがしやすく、タイミングも見極めやすいです。

最新の売値相場をこまめにチェックしておくことで、現在の売り出し価格と比較して売り出し価格が高すぎないかを判断できます。相場の変動に合わせて値下げをすることで、売り出し価格を適正に設定でき、スムーズに買主を見つけやすくなります。

マンションの売り出し価格を決めるときの注意点

マンションの売り出し価格を決める際には、注意すべきポイントが3つあります。

  • 仲介と買取では価格が違う
  • 住宅ローンの残高を調べておく
  • 価格交渉を考慮して高めに設定しておく

注意点を把握して、損のないようにマンションを売却しましょう。

仲介と買取では価格が違う

マンションを売却する方法として、不動産会社に仲介を依頼して個人の買主を探すだけではなく、不動産会社自身に売却する買取があります。

仲介と買取では売却価格が異なることも多く、基本的には仲介のほうが高値で売却しやすいです。仲介では査定額をもとに売り出し価格を決めますが、買取だと査定額がそのまま売却価格となります。

つまり、査定額が多少低くても、売り出し価格の設定や買主との交渉次第で高額売却できる仲介とは違い、買取は査定額が高くないと、高額での売却はできません。

仲介は査定額が売り出し価格の目安となり、買取では査定額がそのまま売却価格となることは覚えておきましょう。

住宅ローンの残高を調べておく

マンションを売却するなら、現時点での住宅ローンの残高を調べておく必要があります。基本的には住宅ローンを完済してないと、不動産は売却できません。しかし、マンションの売却価格や貯金などの自己資金の充当により一括完済できるなら、ローンが残っていても売却は可能です。

ローン残高がある状態で売却するには、金融機関からの許可を得なければなりません。許可なく売却はできないため、事前に相談して売却できるか確認しておきましょう。

また、ローン残高を確認して、いくらくらいで売却すべきなのか、売却価格の目安を持っておくことも大切です。

価格交渉を考慮して高めに設定しておく

不動産売買では、買主から価格交渉をされることが多いです。そのため、値引きするのを前提として、売り出し価格を高めに設定しておくことが大切です。売り出し価格を高めにしておくと、値引きをしても納得できる金額で売却しやすくなります。

また、買主は値下げをしてもらったことでお得に感じ、購入意欲が高まりやすいです。一定額値引きをすると満足する買主もいるため、値引きの余地を残すためにも、売り出し価格は少し高めにしておきましょう。

マンションをできるだけ高く売却するためのポイント

マンションをできるだけ高く売却するには、覚えておきたいポイントが2つがあります。

  • 売却するタイミングを見極める
  • 費用をかけずに印象をよくする工夫をする

ポイントを把握して、少しでも高値でマンションを売却しましょう。

売却するタイミングを見極める

売却価格は市場の需要によって変動し、需要が高い時期ほど高値で売りやすいです。1年のうち需要が高まりやすいのは、1から3月の新生活を前にしたタイミングです。

反対に4月以降になると需要は落ち着き、高値での売却は難しくなります。高額売却を目指すには、年末から年始にかけて物件を売り出し、年度内に売却できるよう活動するとよいでしょう。

また、売却によって利益が出た場合は所得税と住民税がかかります。税率はマンションの所有期間によって変動し、所有期間が5年を超えていると税率は大幅に下がります。

手元に残るお金を少しでも増やすには節税対策も重要であるため、売却時期を待てるなら、所有期間が5年を超えてから売り出してもよいでしょう。

費用をかけずに印象をよくする工夫をする

高額売却を目指すには、費用をかけずにマンションの印象をよくする工夫も大切です。リフォームを行うと印象はよくなりますが、費用がかかりすぎて売却価格で回収できない可能性があります。

そのため、費用をかけずにできる清掃や修繕などをメインに行うことが、内覧での印象をよくするポイントです。もし自身での清掃が難しい場合は、一部ハウスクリーニング業者に依頼して、きれいにしてもらうとよいでしょう。

また、部屋をきれいに見せる方法として、モデルルームのようにレイアウトを整える、ホームステージングのサービスを利用することもおすすめです。

無料一括査定サイトでどれくらいになるか調べてみよう

マンションを売却するなら、一括査定サイトでどれくらいの価格で売れるのかを調べておくことがおすすめです。同じマンションでも不動産会社によって査定額は異なるため、適正価格を知るためにも複数社から査定を受ける必要があります。

一括査定サイトなら複数社からの査定を比較できるため、効率的に不動産会社の選定を行えます。査定額はあくまでも売却価格の目安であるため、金額やその他条件を比較して、自分に合った不動産会社を見つけることが大切です。一括査定サイトのすまいステップは、無料で利用できます。

登録しているのは優良業者ばかりであるため、信頼できる不動産会社を見つけやすい点もすまいステップの魅力です。

マンション売却では事前に売値を調べておくことが大切

好条件でマンションを売却するには、事前に売値を調べておくことが大切です。売値を把握していることで、売り出し価格を適正に設定でき、スムーズな売却を目指しやすくなります。

また、売値相場を理解していると、値下げのタイミングや価格交渉の対応もしやすくなるため、納得できる金額で売却しやすいです。売却を成功させるためにも、売値は事前に調べておき、少しでも高値でマンションを売りましょう。

マンションを高く売るための基礎知識を知りたい方はコチラ!

【完全無料】うちの価格いくら?