最適なマンションの間取りを知ろう|年齢や家族構成で変化する

家族の構成にあわせて、占有面積の広さでマンションを選ぶ人は多いです。また広さと同じくらいに大切になってくるのは間取りです。同じ占有面積であっても、2LDKか3DKかで過ごし方も違ってきます。家族でもお互いのプライバシーは必要です。お互いが気持ちよく暮らすためにも、今回はマンションの間取りについて解説します。後悔したまま暮らさず、理想的なマイホームを手に入れるための参考にしてください。

1. マンションの間取りの読み方の基礎をおさえよう

マンションの間取り図をみると、数字やアルファベットが並んでいます。その意味が分からなくても感覚的に間取り図を読むこともできます。し、意味を知ると図面からもっと色々なことを読み取れるようになります。たとえば、どのようなスタイルの収納スペースがあるのか、キッチンと水回りの動線はどうなっているのかなどです。間取り図の意味を知り、理想的なマイホームを手にいれるのに役立てましょう。

1.1 各数字やアルファベット・略語の意味

間取り図にある数字と代表的なアルファベット、略語について以下にまとめます。アルファベットが多用されていますが、一度理解すると難しいものではありません。

1DKや2LDKなどの数字

アルファベットの前の数字は居室の数を表しています。あくまでも人が住める部屋のことであり、人が住める部屋とは、建築基準法に定められた採光や換気の基準を満たしている部屋のことです。このため、収納スペースなどは含まれません。

LDK・DK

LDKはリビング(居間)・ダイニング(食堂)・キッチン(台所)、DKはダイニング・キッチンの略です。LDKとDKの違いは広さです。広さの下限は公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会により定められています。

WIC

ウォークインクローゼットの略です。歩いて入れるほどの大きさの収納スペースを指しています。棚が備え付けられている場合がほとんどです。

SIC

シューズインクローゼットのことです。主に玄関横に設置され、1畳程度の広さがあるため、靴がかなり収納できます。

N

納戸のことです。居室には含まれません。ウォークインクローゼットも広義の意味で納戸にあたります。

S

サービスルームのことです。収納やフリースペースとして使える部屋のことで、WIC、N、DENなどの代わりにSが使われることもあります。

DEN

書斎や趣味のための部屋のことです。DENとは、ほらあなや巣といった意味です。

UT

ユーティリティのことです家事作業のための部屋の意味で、台所や洗面室の横に設けられ、洗濯やアイロン掛けなどができるようになっています。

洗濯機置き場のことです。独立スペースが設けてあるマンションや、洗面台と同じ部屋に配置するようになっているところもあります。

1.2 平方メートル・畳(帖)・坪の換算

部屋の広さを表すのに平方メートル、畳、坪などが使われています。各大きさを平方メートルに換算すると以下のとおりです。

1坪約3.30578平方メートル
1平方メートル約0.3025坪
1畳(帖)・江戸間約1.548平方メートル
1畳(帖)・京間約1.824平方メートル
1畳(帖)・中京間約1.656平方メートル
1畳(帖)・団地間約1.445平方メートル

江戸間は関東より東で使われることが多く、京間は関西より西、中京間は中部地方で良く用いられます。大手ハウスメーカーは江戸間を採用しているところが多いです。団地間は全国の公営住宅やマンション。アパートで良く使われています。物件によりどれを採用しているか分からないため、間取り図の表記は江戸間や京間などどの大きさかを不動産会社に確認しましょう。

{
・間取り図を良く見よう
・間取り図でイメージ
・単位の確認も必要
}

2. 住人の年齢や人数別でおすすめの間取りを見てみよう

住人の年齢や人数によって、最適な部屋数は違ってきます。年齢を重ねると、結婚や、子供の出生・独立、パートナーの単身赴任など家族の人数の増減があります。その変化に合わせた最適な間取りとはどういったものでしょうか

2.1 1DK~1LDK

1DKや1LDKはゆったり暮らしたい一人暮らしの人におすすめの広さです。寝室と居間を分けることができるため、来客の際には便利です。またLDKが広目の1LDKであれば、カップルで住むにも良いでしょう。一人暮らしで1DKや1LDKを選ぶ年代は、収入的にも安定した20代半ば以降の人が中心です。カップルで住む1LDKは、結婚前の20代によく選ばれています。

2.2 2DK・3DK

新婚夫婦や熟年夫婦、友人同士など大人二人暮らしでは2DKや3DKがおすすめです。 広めの1LDKより、2DKの方が家賃が安い場合が多く、個人のスペースも確保できるからです。3DKとなると、1部屋を収納スペースにするといった使い方も可能になります。友人同士で2DKを選ぶのは、10代~20代の学生や社会人が中心です。また2DKや3DKを選ぶ夫婦は、子供が生まれる前や子供が独立した後の人達が中心です。

2.3 2LDK

子供が小さなファミリー層には2LDKが人気です。LDKで日中子供が遊んだり、家族で集まったりします。居室の2部屋は、1部屋が家族の寝室、もう1部屋は普段は収納スペース、来客がある場合は来賓寝室として使用します。また子供が小学校入学した頃になるとその部屋を子供部屋として使うことも可能です。

2.4 3LDK

中学生以上の子供が二人となると、一人ずつの部屋が必要になってきます。そうなると3LDKの間取りがおすすめです。2部屋の居室を子供部屋として、もう1部屋を夫婦の寝室として使用します。またLDKも15帖以上よ広めの方が家族全員で集まりやすく、食事などもしやすいでしょう。

ただし、3LDKとなると家賃もかなり高額となるため、世帯主が30代後半~40代以降の家族が中心となります。また家賃が高いため、賃貸より分譲で好まれる間取りです。

2.5 4LDK以上

4LDKは、子供が3人以上または3世代以上で暮らす大家族やルームシェアにもおすすめの間取りとなります。子供が3人以上いる家庭では、居室の4部屋中、3部屋を子供部屋、残りの1室を夫婦の寝室として使用します。

また3世代以上で暮らす場合は、1部屋を祖父母、もう1部屋を夫婦、もう2部屋を子供部屋として使うこともできます。こちらも3LDK同様、分譲で人気の間取りです。

{
・家族の年齢に合わせる
・家族構成にも合わせる
・3世帯同居も可能
}

3. 家族のライフスタイルに合わせて柔軟に間取りを考えよう

同年代で同じ人数の家庭であっても、ライフスタイルはそれぞれ違うため必要な間取りは違います。お互いが気兼ねしすぎず暮らすためにも、きちんと間取りを選びましょう。こちらでライフスタイルに合わせた間取りの選び方はどういったものかご紹介します。

3.1 家族の生活時間帯がバラバラ

帰りが遅い家族や夜勤の家族がいたりなど、家族の生活時間帯がバラバラの場合は、夫婦であっても寝室を別にし、気兼ねなく過ごす人達も増えています。こういったケースでは、広めのLDKと遅く帰る家族の個室が確保できる間取りが良いでしょう。通常はバラバラても、大きめのLDKがあれば休日は家族で過ごせます。広めのLDKなら、家族がそれぞれ好きなことをしながらもお互いの姿が目に入るため、家族の一体感を大切にできます。

3.2 趣味を大切にしたい

趣味があると、どうしても必要なものが増えてきてしまいます。その場合は、収納スペースが2カ所以上あるマンションがおすすめです。2カ所以上あれば、趣味の収納と家族の収納を分けることができます。ものが増え、一番困るのがほかの人が触ったために破損したり紛失したりすることです。こういったトラブルを避けるために、はじめから収納場所を分けると良いでしょう。

3.5 家の中でも仕事がしたい

近年では、在宅で仕事をする人が増えています。こういったケースでは、家の中にきちんとワークスペースを設ける方が効率が良いです。居間だとどうしてもテレビや本など余計なものに気をとられ、集中力が落ちてしまいます。

このため、在宅で仕事をしたい人は、DENや小さな部屋がある間取りを選び仕事部屋を確保するのがおすすめです。DENなどあまり大きくない部屋だと、余計なものを運び入れにくいため、作業だけに集中しやすいです。

{
・最適な間取り選び
・ライフスタイルを尊重
・柔軟に間取りを選ぶ
}

4. マンションに住む場合、外せないこだわりポイントを整理しよう

最近では、マンションの建築数が増えており、選択肢はたくさんあります。しかし、選択肢が豊富なせいで、かえって選びづらいという声もよく聞きます。んな時は、自分にとって外せないこだわりポイントは何かを整理しましょう。そうすることで、マンションを絞り込むことができ、最適なマンションが見つかりやすくなります。

4.1 バス・トイレ別

ファミリータイプのマンションはほとんど、バス・トイレ別ですが、一人暮らし用はバス・トイレが同室になっているタイプも多いです。しかし、単身者に一番人気の条件はバス・トイレ別という調査結果も出ています。バス・トイレ別の物件の方が家賃は高くなる傾向がありますが、外したくないのであればこのポイントにこだわり、マンションを見つけましょう。

4.2 水回り・キッチンなどの動線

洗濯機置き場と、台所が近いと家事をしながら洗濯機を回すということもできます。忙しい人にとってこのような家事動線は大切です。また近年人気のユーティリティがあるマンションや、洗濯機置き場が独立しているマンションは、家事を広々としたスペースですることができます。ごちゃごちゃした狭い場所では、片付けながら家事をしなければなりませんが、広い場所ならきりの良いところまで済ますことができ効率的です。

4.3 専用庭や広めのバルコニー

子供が小さいから庭で遊ばせたい人、ガーデニングがしたい人、緑に囲まれて暮らしたいという人は、専用庭がついているマンションが良いです。庭があるからできる暮らしを専用庭がかなえてくれます。

またガーデニングや緑に囲まれたいというだけであれば、広めのバルコニーでプランターで植物を育てるのも良いでしょう。バルコニーに癒しと趣味の空間を作ることができます。バルコニーをお気に入りの空間にできれば、ちょっとそこで景色を見ながらお茶をしたり、読書したりといった楽しみ方ができます。

4.4 ペット可

ペットも家族の大事な一員です。マンションに住みながらもペットを飼いたいという人は大勢います。またペット可の物件が入居率が高いとこもあり、ペット可マンションは増えてきています。マンションにいながらも、ペットと暮らしたい人はペット可マンションを見つけましょう。

しかし、ペット可マンションであっても飼育できる頭数や種類に制限をかけていることがあります。ペット可のマンションを探す際は、その規約も最新のものを良く確認するようにし、自分が飼育したいペットが可能かを調べましょう。

{
・外せない条件は何か
・条件を考え絞り込み
・譲れない部分を大切に
}

5. 注意しておきたいの人気のある間取り

タワーマンションや両面バルコニーなど価格が高くても人気のデザインのマンションがあります。こういったタイプはいわゆるデザイナーズマンションといわれるタイプに多いですが、特徴があるゆえに気を付けなければならない注意点があります。その注意点をマンションのタイプごとに解説します。

5.1 タワーマンションタイプ

天井が高くゆったりとした空間が味わえるタワーマンション。タワーマンションの高層階は見晴らしも良く人気です。都心部では家賃や分譲価格が高額であるにもかかわらずタワーマンションへの入居率は高くなっています。

しかし、タワーマンションによってはベランダに置けるものが限られている、洗濯物が干せないといった物件もあり、通常のマンションとは違った生活様式を強いられることがあります。

5.2 両面バルコニーやサービスバルコニー

両面バルコニーやサービスバルコニーも人気のタイプです。両面バルコニーでは、専有部分の両面にバルコニーが付いており、ガーデニングや家庭菜園を楽しみたい人にはぴったりです。サービスバルコニーとは、サブバルコニーともいわれ、最低奥行きが1m以上はあるように設計されています。あまり広くはありませんが、ちょっとした物置には使えます。

このように通常よりバルコニーが多いタイプはほこりなどが貯まりやすく、掃除が大変な場合が多いです。こまめにバルコニーを手入れできる家庭なら問題ありませんが、不在がちな家庭では、ほこりやゴミの問題で隣人とトラブルになることもあります。さらにはバルコニーのプランター植物に虫が付いたというケースもあり、植物等があるなら一層の管理が必要となります。

5.3 専用庭

マンションに住みながらも庭いじりや遊びを可能にしてくれる専用庭ですが、広さに応じて家賃や分譲価格が上乗せされることがほとんどです。また防犯面や管理面などでも専用庭がないタイプよりも気を使わなければならないでしょう。特に専用庭の雑草の手入れは冬以外はかなりの時間を要します。

農薬タイプの除草剤は隣人が嫌がるというケースもあり、こういった場合は手作業で抜く必要が出てきます。また専用庭だからといってごみを出しっぱなしにしておくと、臭いで周囲の人と揉めることもあります。専用庭は区分所有者に占有権がありますが、あくまでも最低限のマナーは必要です。

{
・特徴ゆえの規制がある
・手入れ時間を確保可能か
・最低限のマナーが必要
}

6. マンションの間取りをよく見て、理想のマイホームへ住み替える

住む人のライフスタイルや年齢・家族構成によって必要な間取りは変化してきます。賃貸の場合は、ライフスタイルや家族の年齢に応じて引っ越し、その都度最適な間取りに住み替えるのが良いでしょう。分譲マンションを購入する場合は、ピーク時には何人で住むのか、最終的には何人に落ち着くのかを考え、狭すぎず広すぎずの間取りの物件を探す必要があります。

またその状況に合わせて改装できるよう、リフォームしやすい物件を選んでおくことも大切ではないでしょうか。マンションの間取りを慎重に検討し、理想のマイホームと暮らしを手に入れてください。そうすることで家族とのより良い距離感をつかむことができます。


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