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戸建て購入者が後悔しているポイントは?失敗を防ぐための対策を解説

  • 更新日:2024年2月28日
監修者:山本健司
監修山本 健司
東急リバブル株式会社、ソニー不動産株式会社(現SREホールディングス株式会社)で1位を連続受賞。不動産相談件数16,000件以上。ミライアス株式会社を立ち上げ不動産売買仲介、不動産コンサルティング業務を行っている。【URL】ミライアス株式会社
戸建て購入者が後悔しているポイントは?失敗を防ぐための対策を解説

戸建てを購入したいけど失敗して後悔したくないですよね。

新築を購入した人にはどんな後悔ポイントがあるのでしょうか?

この記事では、戸建て購入を後悔する5つのポイントをそれぞれ解説していきます。

戸建ての間取りに関する後悔

  • 日当たりの悪さに気づかなかった
  • 屋根のない玄関で雨の日が不便
  • コンセントが足りない
  • おしゃれな吹き抜けのせいで寒いし暑い
  • 玄関からトイレが丸みえの間取りにしてしまった

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戸建ての後悔ポイント①日当たりの悪さに気づかなかった

注文住宅を作る際は採光によくこだわる方も多いですが、分譲住宅を購入する際にあたりまえのようで見落としやすいのが日当たり。

「内覧時は日当たりがよかったのに、時間や季節によっては日が1時間しか差し込まない」といったケースもしばしば起こりえます。

日当たり問題が起こる原因は、内覧1回だけで日当たりの悪さに気付けなかったことが一つ。ほかに、購入後に周囲で住宅が増えたことで日差しがさえぎられることがあります。

前者は、内覧時間を変えて再度行うことでいくらか防ぐことができます。

後者の原因を回避するには、今後の住宅建築予定を把握しておく必要があります。

すまリス
不動産会社に聞いてみたり、周囲に売り物件や空き地がないか確認しておこう!

『日当たりの悪さ』でこんな後悔も

  • 冬が寒くて、早い時期から暖房をつかってしまう。その分光熱費が高い。
  • 殆どの時間を家で過ごしているため、日に当たらず憂鬱な気持ちになる

戸建ての後悔ポイント②屋根のない玄関で雨の日が不便

相当に広い玄関でもない限り、玄関を出てから傘をさす人がほとんどでしょう。

雨に濡れれば髪や化粧が崩れてしまうこともありますので、玄関先にちょっとした屋根がかかっているとそれだけで非常に便利です。

『玄関先の屋根』でこんな後悔も

  • 通販で注文した商品を玄関先において置いてほしいのに濡れてしまう
  • ポストに行くのに毎度傘を差すのが面倒

戸建ての後悔ポイント③コンセントが足りない

今まで住んでいた家の感覚でコンセント位置を設計していくと、コンセントの少なさ、配置の悪さが気になることがよくあります。
例えば、「ロボット掃除機を買ったのに、毎回コンセントを抜き差ししないと足りない…』など。

単純に、家が大きくなったことで足りなさを感じる場合もありますが、デジタル社会のために電化製品が増えていることも関係しています。

AIスピーカーなどのIoT家電の普及や、リモートワークで在宅勤務可能な環境を整えたり、何かとコンセントを必要とする機会が増えているのです。

注文住宅の場合、設計時に増やすコンセントと、建築完了後に増やすコンセントでは値段が大きく異なるため注意が必要です。

『コンセントが足りない』ことでこんな後悔も

  • 延長コードが室内の見た目を悪くしている
  • たこ足配線を増やしすぎて発火した

戸建ての後悔ポイント④おしゃれな吹き抜けのせいで寒いし暑い

吹き抜けを作ると、暖気が上に逃げていくので冬は寒く、採光が良いために夏場は暑くなりやすい特徴があります。

すまリス
冷暖房の効率が悪い上に電気代も高くなる…。

吹き抜けは、おしゃれで解放感があり、家族のコミュニケーションも取りやすいなどメリットが豊富ですが、デメリットもしっかり認識しておくことが非常に重要です。

『吹き抜け』でこんな後悔も

  • 吹き抜けのせいで2階が狭く、家族が増えたら大変
  • 生活音が響くし、1階のにおいが2階まで広がってきて集中できない

戸建ての後悔ポイント⑤玄関からトイレが丸見えになってしまった

トイレは使用頻度こそ多いですが、蔑ろにされやすいポイントでもあります。
トイレの間取りを安易に決めてしまったために、「玄関を開けると丸見えになってしまい入りにくい」と後悔している方もいらっしゃいます。

トイレの間取りを後回しにせずに、優先して考えてみてもいいでしょう。

『トイレの間取り』でこんな後悔も

  • トイレに行くには脱衣所を経由しなければいけないので、誰かがいると使えない
  • トイレが2階にないため、夜中眠い中1階まで下りるのが面倒
  • トイレの掃除用具をしまうスペースがない

まとめ

戸建てを購入して後悔する人の多くは、イメージと現実が合わないことで後悔することが多いです。

できるだけ戸建てを購入する前に、様々なモデルハウスを見学して理想と現実を埋め合わせましょう。

また、気に入った家でも、土地によって日当たりや風通しの良し悪しが変わり、住み心地の良さにも影響してきます。

便利だと思う設備も予算と見比べながら本当に生活に必要なのか検討しましょう。

予算はあくまでも見積もりなので、希望を加えていくと予算は膨らみます。できるだけ複数のハウスメーカーで見積もりを取り、疑問な点は質問して解消しておきましょう。

見積もりは多めに取っておき、減らす方が資金計画を立てやすいです。

戸建てを購入するメリットは多くありますが、快適な環境を得られなければ毎日の生活は苦痛になってしまいます。

もし戸建てを購入して後悔していたとしても、リフォームでリニューアルすることや、売却して住み替えることができます。戸建てを購入して後悔するポイントを事前に理解して、解消していくことで未然に失敗を防ぎましょう。

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