【専門家監修】不動産売却メディア「すまいステップ」

マンションを早く売る・高く売るコツとは?失敗しない売却方法と現金化までを解説

  • 更新日:2022年8月25日
マンションを早く売る・高く売るコツとは?失敗しない売却方法と現金化までを解説

転勤や家族構成の変化、経済的な事情で住み替え・引っ越しをしたい場合、できるだけ早く売りたいと考える方が多いでしょう。

マンションの売却方法には複数の選択肢があり、早く売りたい場合には「買取」高く売りたい場合には「仲介」を選ぶことが適切です。

本記事では、マンションを早く売るためのコツとタイミングの考え方、現金化までの流れと注意点についてご紹介します。

マンションを早く売るためのベストなタイミングとは?

マンションが高く売れるタイミングとして、2022年は良い時期と言えます。

下記は国土交通省による不動産価格指数のグラフですが、「マンション(区分所有)」の指数のみ、2013年頃から大きく上昇している傾向がわかるでしょう。

不動産価格指数(令和4年3月分)

引用:不動産価格指数(令和4年3月・第1四半期分)|国土交通省

戸建て住宅の価格上昇が低いことからも、戸建てに比べると中古マンションも比較的高額で売れるタイミングと言えます。

また、新型コロナウイルスや円安などの影響を受け、建築資材の高騰や新築住宅の価格が上昇する傾向にあるのも2022年のトレンドです。

そのため安価に購入できる中古住宅の人気が高まっており、中古マンションを売り出すことで、早く・高く売れる可能性が高くなっています。

マンション価格の上昇傾向は今後も続くと見込まれますが、不動産は築年数を重ねるごとに資産価値が低下することも考慮しておきましょう。

約10年ごとの大規模修繕を実施した直後などは、マンションの外観や設備が良くなるため、売却予定がある場合は早めに販売活動を進めることをおすすめします。

マンションを早く売るための5つのコツ

マンションの売却期間としては、売り出してから成約までには約3ヶ月程度かかるのが目安です。

しかし場合によっては、1ヶ月〜2ヶ月以内にマンションを引き渡し、現金化できるケースもあります。

ここではマンションを早く売るコツとして、以下の5つを解説します。

  • 不動産会社に「買取」をしてもらう
  • リフォームせず現状のまま売り出す
  • 売り出し直後は積極的に売却活動を行う
  • 早めに必要書類を用意しておく
  • マンション売却を得意とする不動産会社・担当者を探す

それぞれご紹介します。

不動産会社に「買取」をしてもらう

マンションを早急に売却したい事情がある場合には、不動産会社の仲介で買主を探すのではなく、不動産会社に「買取」を依頼することをおすすめします。

不動産会社に直接買い取ってもらうことで、買主を探す手間や内覧に対応する手間を省くことができ、売却期間を大幅に短縮することができます。

また、プロである不動産会社が買主となるため、売主の契約不適合責任を免責してもらえることが多く、引き渡し後のトラブルで責任を問われる可能性が低い点もメリットです。

ただし、買取を依頼する場合は仲介で買主を探す場合と比較して、売却金額が7割〜8割程度に下落してしまう点に注意しましょう。

リフォームせず現状のまま売り出す

マンションを高く売るためにリフォームが効果的となる場合もありますが、リフォームの工事期間を考慮すると、早く売りたい場合には向きません。

中古マンションを購入する買主の中には、自分の好みの間取りや内装にリフォームしたいと希望する方もいます。

そのためリフォームが済んでいないことで必ずしも不利になるわけではなく、現状のまま引き渡す方が早く売れる場合もあります。

売り出し直後は積極的に売却活動を行う

中古マンションを売りに出した直後のタイミングは購入希望者が集まりやすいため、広告に力を入れたり内覧に対応する回数を増やしたりすることで、早く売れる可能性が出てきます。

不動産会社に仲介を依頼する際に結ぶ媒介契約は、3ヶ月の契約期間が一般的のため、不動産会社からの協力が得やすい時期でもあります。

一方で売りに出している期間が長くなるほど、マンションの売却価格は下がる傾向にあるため、売り出し直後から不動産会社と協力して成約を目指すと良いでしょう。

早めに必要書類を用意しておく

マンションを売却する際には、物件の管理規約書や新築時のパンフレットを用意しておくと、契約が決まりやすくなる傾向にあります。

マンションの管理規約書には、喫煙やペット飼育の可否などが記されているため、購入希望者にとって重要な判断材料となります。

新築時のパンフレットが手元にあれば、部屋の間取り・構造などを効果的に伝えられるほか、広告の打ち出し方を考える参考となるでしょう。

付近の商業施設のパンフレットや地図などを入手して内覧の際に提示することで、購入後の生活がイメージしやすくなり、早めに契約が決まる可能性もあります。

マンション売却を得意とする不動産会社・担当者を探す

マンションを早く売るためには、マンション売却を得意とするパートナーを探すことも重要です。

マンションを早く売れるかどうかは、不動産会社や担当する営業マンの力量によって左右されるためです。

たとえば、不動産会社のHPをチェックして、直近の日付でマンション売却の実績を公開していたり、査定額の根拠について丁寧に解説してくれる不動産会社は、信頼できる会社と言えるでしょう。

良い担当者を見極める際には、専門用語をわかりやすく説明しながら案内してくれたり、売り出し価格や広告の出し方について親身に相談に乗ってくれたりするような、営業マンの誠実さや信頼性を重視しましょう。

マンションを早く・高く売るための3つのポイント

マンションを可能な限り早く売却するためには、不動産会社に「買取」をしてもらうことが効果的ですが、市場価格よりも大幅に下落する点がネックだと感じる方も多いでしょう。

その場合には、通常通り「仲介」を依頼して、買主を探しながら早期の成約を目指すこととなります。

マンションを素早く、かつ高値で売るためのポイントとして挙げられるのは、主に以下の3点です。

  • 専属専任媒介または専任媒介を選ぶ
  • 2月〜3月頃に売却する
  • マンションの一括査定を受ける

それぞれ詳しく解説します。

専属専任媒介または専任媒介を選ぶ

マンションの売却活動を依頼する不動産会社との媒介契約には、一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約の3種類が存在します。

それぞれの媒介契約によって、次のような特徴があります。

専任媒介契約専属専任媒介契約一般媒介契約
複数業者との契約××
自己発見取引
(自身で買主を探す)
×
契約の有効期間3ヶ月以内3ヶ月以内指定なし
指定流通機構への登録7日以内に登録5日以内に登録任意
業務状況の報告義務2週間に1回以上1週間に1回以上任意

3種類の媒介契約のうち、マンションを早く・高く売るために効果的なのは、「専属専任媒介契約」または「専任媒介契約」です。

複数の会社に依頼する一般媒介契約とは異なり、他社に成果報酬を取られてしまうリスクがないため、不動産会社も売却活動に注力してくれる可能性が高まるためです。

不動産会社によっては、モデルルームのように家具を配置してくれる「ホームステージング」を実施してくれたり、一定期間買主が見つからなければ不動産会社が買取を行う「買取保証」を付けてくれるケースもあります。

そのため媒介契約でどれを選ぶか迷った際には、専属専任媒介契約または専任媒介契約を選択すると良いでしょう。

2月〜3月頃に売却する

マンションが最も売れやすい2月〜3月頃に合わせてマンションを売り出すことで、早く・高く売れる可能性が高まります。

2月〜3月の年度末は、4月からの新生活に備えて住まいを探している買主が多く、進学や転勤に合わせて期限を設けてマンション購入を検討している方も少なくありません。

そのため年度末に合わせてマンションの売却活動を開始することで、やや高めの売却価格でも早期に成約する可能性があります。

逆に、年始の慌ただしい1月頃や、猛暑の8月前後は買主が現れにくくマンションが売れにくい時期とされているため、できれば売却を避けた方が良いでしょう。

マンションの一括査定を受ける

マンションを早く・高く売却したい場合には、一括査定サービスの利用もおすすめです。

早期に現金化したいからと、近所の不動産会社や地元の不動産会社のみに依頼すると、市場価格よりも安い金額で成約となる可能性もあります。

一括査定サービスを利用してマンションの査定額を調べておくことにより、物件の相場を把握しやすくなるほか、信頼できる不動産会社選びにも役立つでしょう。

オンラインで完結する一括査定サービスであれば、当日中に査定結果が出ることもあるため、積極的に利用してみましょう。

マンションを売却して現金化するまでの流れ

マンションを早く売るためには、現金化までの全体の流れを把握しておくことも大切です。

一般的にマンションを売る流れとしては、以下の7つのステップで進みます。

  1. 情報収集
  2. マンションの査定を受ける
  3. 媒介契約を締結
  4. 売却活動
  5. 売買契約を締結
  6. 決済、引き渡し
  7. 確定申告

まずは同じマンション内で売りに出されている物件や、周辺地域の相場・開発状況、自治体が実施している控除・特例などを調べて情報収集をしておくと良いでしょう。

その後、マンションの査定を受けて売却価格の目安を把握します。

正確な査定額を調べるためには、物件のデータだけで査定額を調べる「机上査定」ではなく、実際に不動産業者が物件を訪れて精査する「訪問査定」を依頼することをおすすめします。

売却を依頼する不動産会社を選んだ後は、媒介契約を結び、売り出し価格を決めて売却活動をスタートします。

随時内覧の対応を行いながら、買主が現れれば売買契約を結び、決済が確認できたら物件を引き渡して完了です。

なお、マンションの売却後には、利益が出た場合も、出なかった場合も税務署で確定申告を行いましょう。

確定申告を行わなければ、「3000万円の特別控除の特例」「譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例」などの税制優遇を受けられなくなるため、翌年2月中旬〜3月中旬の確定申告の時期に、必ず必要書類を添えて申告手続きを済ませましょう。

マンションを早く売るなら早めに不動産会社を探す

マンションを早く売りたい場合には、割安な価格で不動産会社に販売する「買取」が選択肢の一つとなります。

リフォームをせずに現状のまま売り出したり、新築時のパンフレットなどを事前に用意しておくことも、早期売却がしやすくなるでしょう。

可能な限り早期、かつ高額で売却したい場合には、不動産会社と専属専任媒介契約または専任媒介契約を結んだり、売却時期に年度末を選んだりすることが効果的です。

また、「すまいステップ」などの不動産の一括査定サイトを活用して、マンションの査定額を確認しておくこともおすすめです。

すまいステップでは、最短1ヶ月以内での成約実績もある経験豊富な担当者に相談できるため、早く高値でマンションを売却できる可能性が高まります。

不動産会社ごとの口コミも公開しているため、各社を十分に比較・検討しながら査定依頼ができるので、お気軽に無料査定をご利用ください。

【完全無料】うちの価格いくら?