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固定資産税評価額とは固定資産税の基準となる価格!決まり方や調べ方までやさしく解説!

  • 更新日:2022年10月24日
固定資産税評価額とは固定資産税の基準となる価格!決まり方や調べ方までやさしく解説!

「固定資産税評価額ってなんだろう?」

固定資産税について調べていたら「固定資産税評価額」という言葉がでてきます。

聞きなれない言葉ですが、固定資産税は毎年支払う税金なので、どんな価格なのかはしっかり理解しておきたいですよね。

この記事では固定資産税評価額とはなにかや、どのように決まっているのか、調べる方法を解説しています。

この記事を読んで、固定資産税評価額についての理解を深めてください。

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固定資産税評価額とは固定資産税の基準となる価格

本章ではまず、固定資産税評価額からわかることや、どのように決められているのかについて解説しています。

固定資産税評価額とは、固定資産税が決まる基準となる価格のことです。

固定資産税は「固定資産税評価額×1.4%」で税額を計算することできます。

固定資産税以外にも、土地や家にかかるその他の税金(都市計画税・不動産取得税・登録免許税)の基準ともされています。

▼固定資産税評価額によってわかる税金

税金額概要
固定資産税土地や家などの固定資産の所有にかかる税金。1月1日時点における固定資産の名義人が納税。
都市計画税市街化区域内の土地や家を所有している人のみに課される税金。1月1日時点の名義人が納税。
不動産取得税土地や家などの不動産を購入または増築・改築する際に不動産の名義人が納める税金。
登録免許税土地の名義変更または抵当権を抹消する際に不動産の名義人となる者が納める税金。
すまリス
固定資産税評価額は3年に1度見直されるから注意してね!

固定資産税評価額とは市区町村が決める

固定資産税評価額は、総務省が定めた評価基準に基づいて各市区町村の担当者がひとつひとつ現地調査をして評価しています

土地の固定資産税評価額は、「時価の70%」を目安に決められています。

また、家の固定資産税評価額は、「再建築価格の50%~70%」で求めることができます。再建築価格とは、その建物を新しく建築する際にかかる金額のことです。

また、新築の家の場合、経年劣化分を考慮しないので、請負負工事金額の50%~70%が固定資産税評価額の目安となります。

ただし、家の構造や面積で評価額は異なってくるのであくまで目安とするようにしてください。

固定資産税評価額の調べ方

本章では固定資産税評価額の調べ方を状況別で解説します。

既に土地を持っているなら課税明細書で確認

固定資産税評価額は、固定資産税課税明細書から確認できます。

固定資産税課税明細書は、毎年4月初旬に各自治体からその土地の1月1日時点の所有者に送られてくる「固定資産税納税通知書」に同封されています。

▽課税明細書における固定資産税評価額の箇所赤色箇所

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課税標準額と混同しないように注意!

課税標準額とは、固定資産税率を掛ける金額(=固定資産税が課税される金額)のことです。

対して固定資産税評価額は、固定資産の価値を表す価格のことで、減税される場合は必ずしも課税標準額と金額が一致しません。

例えば土地(住宅用地)の場合、固定資産税額は減税できるので固定資産税評価額に減税率が掛けられた金額が課税標準額となります。

新築を購入するならハウスメーカーに聞く

これから新築住宅を購入する場合は、モデルハウスやモデルルームでハウスメーカーの担当者に固定資産税額がいくらになりそうか聞いておきましょう。ただし、この段階で教えてもらえるのはあくまでも概算価格のため、実際の税額と異なることに注意しましょう。

中古住宅を購入するなら不動産会社に聞く

中古住宅の場合、固定資産税評価額はすでに出ているので購入したい物件がある場合は、不動産仲介会社にいくらなのかを聞くことは可能です。

不動産取得税と固定資産税の評価額とは異なる?

不動産取得税の基準となる固定資産税評価額のほうが、固定資産税の基準となる評価額よりも高額になります。
不動産取得税の基準となる評価額は都道府県が決定していますが、固定資産税は市区町村となっているためです。いずれも総務省が定める固定資産評価基準に基づいて算出されていますが、決定する機関が異なるため金額も異なりますので注意してください。

固定資産税評価額は家によって変わる?

同じ床面積でも家によって固定資産税評価額は変わります。固定資産税評価額が代わるポイントについて解説します。

構造、建材や設備の質などで変わる

家の固定資産税評価額は「再建築価格(同じ構造・面積の建物を新しく建てるためにかかる費用)」を基準に決定しています。

つまり、その家を建築するためのコストが高いほど、固定資産税評価額も高くなる傾向にあります。

例えば、同じ床面積でも、木造よりも鉄筋コンクリート造のほうが建材がより高額となるため評価額は高くなる傾向にあります。また、床面積や構造が同じでも、キッチンやシステムバス、トイレなど設備が高品質であるかで固定資産税評価額は決まります。

戸建てよりマンションの方が高い

購入価格や土地の評価額が概ね等しいマンションと戸建ての場合、マンションのほうが固定資産税が高い傾向にあります。

理由として、固定資産税は土地よりも建物に多くかかるのが一般的であるためです。

マンションは購入価格の内訳として建物の占める割合が大きいため、木造の一戸建てよりも固定資産税が高くなります。

土地には4種類の価格がある

土地には固定資産税評価額を含めて4種類の価格があります。

土地の価値を知るために固定資産税評価額を調べようとしている方は、その他の固定資産税評価額も参考にしてください。

▼4種類の評価額

種類概要
時価(実勢価格)実際に取引された売買取引価格。国土交通省が管轄する地価情右方サイト「土地総合情報システム」で閲覧できる。
公示価格(公示地価)国土交通省が公表する標準値の価格。毎年1月1日時点の地価を調査し、公表。国土交通省が管轄する地価情右方サイト「土地総合情報システム」で閲覧できる。
相続税評価額(路線価)相続税や贈与税の課税基準となる価格。国税庁で選んだ標準値から土地の価格が算出される。国税庁が管轄するサイト「路線価図」で閲覧できる。
固定資産税評価額固定資産税、都市計画税、登録免許税の基準となる。市区町村が決定する。納税通知書で確認できる。

固定資産税評価額を理解して土地の価値を調べよう

固定資産税評価額は、所有する土地や建物の評価を示す金額であり、固定資産税などの税金の基準となります。

不動産を取得すると、毎年4月頃に納税通知書と明細書が届くので、内容をよく確認しましょう。

固定資産税評価額についてわからないことがあれば、ハウスメーカーや不動産会社の担当者、司法書士や税理士などの専門家に相談することがおススメです。

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