買ったばかりの家を売るのは損?理由と売却時の対策など解説

「家を買ったばかりだけど売りたい…」と考えている方は少なくないと思います。仕事や家族間など売りたい理由はさまざまです。

どうせ売るなら、購入時の金額と変わらず売りたいですよね。しかし現実は損してしまうケースが多いです。

この記事では、買ったばかりの家をなるべく損しないための対処法、損してしまう理由などを解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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買ったばかりの家を売るとき基本的に損をする

買ったばかりの家を売るとき、基本的に損をしてしまいます。損をしてしまう理由は以下の通りです。

中古になると価値が下がる

新築築年数相場

家の価値は、新築が一番高いです。そこから築年数が経つと家の価値は下がっていきます。一般的に築20年まで価値が一気に下がってしまうので、中古の家はそれまでに売却をしないと損をしてしまう可能性があります。

特に一戸建ては価値が急激に下がり、築30年以上経ってしまうと不動産市場において無価値になりやすいです。一方マンションの場合、一戸建てほどではありませんが、人が入居することによって、マンションの価値が低下していきます。

このように新築物件は「新築プレミア」が大きく影響しており、新築プレミアがなくなると、価値を大きく落としてしまいます。

すまリス
これは日本人特有の「新しい物」であることに高い価値を感じやすい傾向があります!

買ったばかりの家を売ると利益が出にくい

家を売って利益が出た場合、税金を支払わなければなりません。

売却の利益にかかる税金は、家を買ってから5年以上所有している「長期譲渡所得」家を買ってから所有期間が5年未満の「短期譲渡所得」によって税率が変わってきます。

名称所得税住民税
長期譲渡所得(5年以上)15%5%
短期譲渡所得(5年以内)30%9%

上記の表のように、買ったばかりの家を売って利益が出たとしても、短期譲渡所得の場合、税率が高く税金を多く払う必要があります。

ここに住宅ローンの返済が重なってくると、利益はほぼ0と言っても過言ではありません。

所有期間によって税率が異なってくるので、買ったばかりの家を売ると損しやすい傾向にあります。

買ったばかりの家を売るとき損しない場合もある

買ったばかりの家を売る時、損しないことがあります。それは中古物件を購入している場合です。

上記でも解説しました、損をしてしまう理由は「新築プレミアム」で価値に上乗せされているため、新築の物件を買った場合、損をしてしまう傾向にあります。

中古物件の場合、一定の条件を満たすと物件の価値が上がり、購入時の価格より高い価格で売れることも可能です。

以下では、買ったばかりの家を売るとき損しない場合を解説しています。

工事完了から1年以内は新築で売れる

1度も住まずに、工事完了から1年以内は「新築」として扱い、家を売ることができます。

この場合、売り出しでも新築なので、高い価格を設定をして、損するリスクを減らすことも可能です。

しかし短期間でも住んだ場合は、中古と扱われるので、注意しておきましょう。

似た物件が高額で売買された

周辺地域で似たような物件が高く売り出されていると、似た物件に沿うようにあなたの家も高く売り出されることもあり、売ったとしても損しない可能性があります。

戸建ての場合はそれぞれの個性が強く、不動産会社によっては似た物件でも異なる価格を提示してきます。その時には査定額が適正なのか、理由を聞いてみましょう。

一方マンションの場合は、似ている物件の価格を参考にしてくるので、同じくらいの価格が提示されます。

周辺地域が話題になる

メディアで「住みたい街」など取り上げられると、周辺地域に興味を持つ人が増えて、高めの価格を設定しても売れる可能性があります。

特に周辺地域の中でも、駅近などの立地の良い場所は売りやすいです。

周辺地域で新築の高級マンションが建った

新築の高級マンションが建った場合、周辺地域の不動産の価値やイメージが上がり、売れやすい傾向にあります。

その中で近くの中古物件に興味を持ち、中古物件の購入を検討する人も増えて価格を高めに設定しやすいです。

すまリス
中古物件を購入している方は、購入時と同じくらいの価格、もしくはそれ以上の価格で売れる可能性があります。
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家を売る際住宅ローンは完済できる?

買った時より高く売れるのは珍しく、損してしまうのがほとんどです。買ったばかりの家を売って損になってしまうと、購入時との差額がマイナスになる以外にも、住宅ローンの問題があります。

家を購入する時、住宅ローンを利用する方がほとんどです。フルローンの近い状態で家を購入している方は、オーバーローンになってしまうので注意が必要です。

以下では家を売る際の住宅ローンの返済方法や対策について解説しています。

住宅ローンの完済が必要

家を売却することは可能です。ただ、売却する際に気を付けなければいけないのは、売却時に住宅ローンの完済が必要です。

売却で得たお金でローンの返済資金に充てることができますが、売却してもローンの完済ができなければ、手持ちの資金で返済する必要があります。

住み替えローンの利用

買い替えを行う場合、住み替えローンを利用できることがあります。

住み替えローン…買い替えをする際、売却で返済しきれなかった住宅ローンを新たに購入する不動産のローンに上乗せして借りるローンのこと。

住み替えローンは、購入する物件の価格以上に新たなローンを借りるため、個人の信用度が高い人でないと利用することができません。

オーバーローンとなる場合は、ローンの返済方法をどうするか考え、早めに住宅ローンを借りている銀行に相談しに行くようにしましょう。

ローンを完済できる価格に設定する

住宅ローンを組んで家を買った場合、金融機関によって「抵当権」を設定されます。

抵当権…住宅ローンなどでお金を借りた際に、借りた人(債務者)が返済できない場合に土地や建物を担保とする権利のこと。

住宅ローンを完済するまでは、「抵当権」の抹消ができず、買主を見つけることは難しいです。

しかし、残りの住宅ローンの支払いは、買主から代金を受け取る時でも問題ありません。家を売る際、ローンを完済できる価格設定をしましょう。

すまリス
ローン返済ができる価格設定ができない場合、残りのローン残債は手持ち資金から支払うことになります。
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買ったばかりの家を売る時の対処方法

買ったばかりの家を売って後悔しない対処方法は以下の通りです。

早く売り始める

家の価値は築年数が経つごとに下がっていきます。新築の場合、売ると決めたら早く売却活動に乗り移ることをおすすめします。

1度も住まず、工事完了から1年以内は「新築」として売ることが可能です。この場合、高い価格設定で損するリスクを減らすことができるでしょう。

短期間でも住んだ場合、中古と扱われますが、築年数や周辺地域の条件が良ければ、比較的に高い価格設定で売ることができます。

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部屋を綺麗にしておくことも忘れずに

家を売る際、買い手が家を内覧することが一般的です。家を綺麗な状態にしておけば、好印象を与えられ、早期的に売ることが可能になるでしょう。

また掃除をしておかないと、査定額・売却額に影響してきます。

売却活動中に買い手がチェックするのは、立地条件や築年数はもちろんですが、水回りなど綺麗に保たれているかもチェックの対象となります。

他にも掃除をしておかないと、売却の値引き材料になり、本来売却したい価格よりも低い売却額になってしまいます。

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家の査定をする

買ったばかりの家を売るにあたって、まず最初に査定してみましょう。査定を行うことによって、今所有している家のある程度の価格を知ることができます。

査定自体は、所有している家の情報を入力するだけで簡単に申し込みができるので、ぜひ査定を受けてみてください。

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査定は複数社受けよう

売却を決めたら、次は査定依頼をしましょう。本来の売り出し価格とは異なるかもしれませんが、査定金額は重要な参考資料になります。

ただ不動産1社だけの査定金額だけでは、良いのか悪いのか判断が難しいと思います。不動産複数社の査定金額があれば、適切な査定額を判断しやすくなります。

一括査定はすまいステップ

複数の不動産会社に査定依頼するのは、手間と労力がかかってしまいます。「すまいステップ」の一括査定サイトを利用すれば、複数の不動産会社に一括査定を依頼することができます。

完全無料で査定ができるの、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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不動産会社を見極めよう

査定額がある程度わかり、売却の感じをつかんだら、次は不動産会社を選びましょう。不動産会社をしっかり選ばなければ、売却の失敗に繋がってしまいます。

不動産会社といっても「戸建て・マンションに強い」「あるエリアだけは強い」など特徴は様々です。その中でも、自分が所有している家を得意としている、周辺地域に強い不動産会社の見極めが大事になってきます。

査定額の根拠

不動産会社に対して査定額の根拠を聞くことで、不動産会社が得意な分野だから高い査定額なのか、「高預かり」なのかがわかります。

高預かり…明らかに相場より高い査定額を提示して、仲介の契約を得ようとすること

相場よりも高く売れる自信のある企業であれば、「似た条件の家を高値で売却したことがある」といった過去の売却実績などの根拠が必ずあります。

すまリス
査定額を算出した理由に説得感があるか否かで契約する会社を見極めましょう。

販売戦略の明確さ

不動産会社に、その家をどのように販売するのか、戦略や方針の質問をしてみましょう。質問することによって不動産会社として、売る家の売却が得意なのかどうかを図ることができます。

まとめ

今回は買ったばかりの家を売るとどうなるのかを解説していきました。

買ったばかりの家を売ると、基本的に損をしてしまいます。仕事や家庭間の理由などで売却したい気持ちがあると思いますが、利益的にも損をして、住宅ローンや税金もかかってしまいます。

売却する際は今一度よく考えてから売却をしていきましょう!

記事のおさらい

買ったばかりの家を売ると損をする?

買ったばかりの家を売るとき、基本的に損をしてしまいます。損をしてしまう理由は「中古になると価値が下がる」「買ったばかりだと利益が出にくい」です。詳しく知りたい方は買ったばかりの家を売るとき基本的に損をするをご覧ください。

買ったばかりの家を売って損しない場合は?

買ったばかりの家を売る時、損しないことがあります。それは中古物件を購入している場合です。中古物件の場合、一定の条件を満たすと物件の価値が上がり、購入時の価格より高い価格で売れることも可能です。詳しくは買ったばかりの家を売るとき損しない場合もあるをご覧ください。

買ったばかりの家を売る時の住宅ローンは?

買った時より高く売れるのは珍しく、損してしまうのがほとんどです。買ったばかりの家を売って損になってしまうと、購入時との差額がマイナスになる以外にも、住宅ローンの問題があります。家を購入する時、住宅ローンを利用する方がほとんどです。フルローンの近い状態で家を購入している方は、オーバーローンになってしまうので注意が必要です。詳しく知りたい方は家を売る際住宅ローンは完済できる?をご覧下さい。

買ったばかりの家を売る時の対処方法

買ったばかりの家を売って後悔しない対処方法は以下の通りです。「早く売り始める」「相場を把握しておく」「不動産会社を見極めよう」です。詳しくは買ったばかりの家を売る時の対処方法をご覧ください。

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これだけ査定額に差が出ると、複数の不動産会社に査定を依頼することが、不動産を高く売るために必須だと言えるでしょう。

少しでも不動産売却を検討しているなら、一括査定サイトで自分の不動産がいくらで売れるか調べてみましょう。

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