マンションの売却相場について解説します。
「築年数別の売却相場を知りたい!」
「東京都のマンション売却相場はどれくらい?」



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マンション売却相場は近年上昇し続けている
マンションの売却相場は近年上昇し続けています。
不動産の価値を測る不動産価格指数では、マンションの指数は2010年の「100」から2024年は「200.2」まで上昇しています。
つまり、単純にマンションの価値が2010年よりも約2倍上昇しているということです。「戸建て」は1.40倍、「土地」は1.18倍の上昇であるため、いかにマンションの価値が高騰しているかが分かるでしょう。
※引用:国土交通省「不動産価格指数」(画像の緑線がマンション、青線が戸建て、黄色線が土地、赤線が住宅総合の不動産価格指数を示している)
【エリア別】主要地域のマンション売却相場
ここでは、全国の主要地域の最新のマンション売却相場をご紹介します。
エリア | 平均売却価格 | 前年比 |
---|---|---|
東京都 | 6,156万円 | +7.8% |
神奈川県 | 4,016万円 | +8.4% |
埼玉県 | 2,852万円 | -1.3% |
千葉県 | 2,899万円 | +6.4% |
大阪府 | 3,236万円 | +12.5% |
愛知県 | 2,378万円 | -3.4% |
福岡県 | 2,534万円 | +20.0% |
北海道 | 2,266万円 | +4.8% |
(データ引用:公共財団法人東日本不動産流通機構「月例速報2024(令和6)年6月度Market Watch」)
東京都のマンション売却相場
2024年6月 成約価格(万円) | 2023年6月 成約価格(万円) | 前年比(%) |
---|---|---|
6,156 | 5,713 | +7.8% |
引用:公共財団法人東日本不動産流通機構「月例速報2024(令和6)年6月度Market Watch」
東京都全域の2024年6月のマンション売却相場は6,156万円です。
2023年6月の相場は5,713万円だったことから、前年から7.8%値上がりしています。
㎡単価の上昇や成約件数も増加しているため、東京都のマンションは前年と比べて売れやすい状況といえます。都内のマンションを売却しようとしている方は検討してみましょう。



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神奈川県のマンション売却相場
2024年6月 成約価格(万円) | 2023年6月 成約価格(万円) | 前年比(%) |
---|---|---|
4,016 | 3,705 | +8.4% |
引用:公共財団法人東日本不動産流通機構「月例速報2024(令和6)年6月度Market Watch」
神奈川県全域の2024年6月のマンション売却相場は4,016万円です。
2023年6月の相場は3,705万円だったことから、前年と比較して8.4%値上がりしています。
埼玉県のマンション売却相場
2024年6月 成約価格(万円) | 2023年6月 成約価格(万円) | 前年比(%) |
---|---|---|
2,852 | 2,890 | -1.3% |
引用:公共財団法人東日本不動産流通機構「月例速報2024(令和6)年6月度Market Watch」
埼玉県全域の2024年6月のマンション売却相場は2,852万円です。
2023年6月の相場は2,890万円だったことから、前年から1.3%値下がりしています。埼玉県に関してはほかの県よりも前年よりも売れにくく相場も安い傾向にあるといえます。
千葉県のマンション売却相場
2024年6月 成約価格(万円) | 2023年6月 成約価格(万円) | 前年比(%) |
---|---|---|
2,899 | 2,725 | +6.4% |
引用:公共財団法人東日本不動産流通機構「月例速報2024(令和6)年6月度Market Watch」
千葉県全域の2024年6月のマンション売却相場は2,899万円です。
2023年6月の相場は2,725万円だったことから、前年と比べて6.4%値上がりしています。このことから、千葉のマンション売却を検討している方は、今が売り時といえます。
大阪府のマンション売却相場
2024年6月 成約価格(万円) | 2023年6月 成約価格(万円) | 前年比(%) |
---|---|---|
3,236 | 2,877 | +12.5% |
引用:公共財団法人東日本不動産流通機構「月例速報2024(令和6)年6月度Market Watch」
大阪府全域の2024年6月のマンション売却相場は3,236万円です。
2023年6月の相場は2,877万円だったことから、前年と比較して12.5%値上がりしています。大阪府のマンション需要はかなりの上昇傾向にあるといえます。
愛知県のマンション売却相場
2024年6月 成約価格(万円) | 2023年6月 成約価格(万円) | 前年比(%) |
---|---|---|
2,378 | 2,460 | -3.4% |
引用:公共財団法人東日本不動産流通機構「月例速報2024(令和6)年6月度Market Watch」
愛知県全域の2024年6月のマンション売却相場は2,378万円です。
2023年6月の相場は2,460万円だったことから、前年から3.4%値下がりしています。
福岡県のマンション売却相場
2024年6月 成約価格(万円) | 2023年6月 成約価格(万円) | 前年比(%) |
---|---|---|
2,534 | 2,112 | +20.0% |
引用:公共財団法人東日本不動産流通機構「月例速報2024(令和6)年6月度Market Watch」
福岡県全域の2024年6月のマンション売却相場は2,534万円です。
2023年6月の相場は2,112万円だったことから20.0%値上がりしています。他のエリアと比較して、売却相場の大幅な上昇がみられました。
北海道のマンション売却相場
2024年6月 成約価格(万円) | 2023年6月 成約価格(万円) | 前年比(%) |
---|---|---|
2,266 | 2,162 | +4.8% |
引用:公共財団法人東日本不動産流通機構「月例速報2024(令和6)年6月度Market Watch」
北海道全域の2024年6月のマンション売却相場は2,266万円です。
2023年6月の相場は2,162万円だったことから4.8%値上がりしています。
その他のエリアのマンション売却相場
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マンション売却相場の築年数による変化
エリア別の売却相場をお伝えしましたが、築年数によっても売却相場は異なります。築年数が経つにつれ、マンションの価値は下落するため売却相場も下がります。
REINSが公表している「首都圏マンションの築年数別の成約価格」を見ると、築0~5年は7,532万円ですが築6~10年で6,911万円、築11~15年で6,341万円と下降しています。
以下に、新築時の価格を100%とした時の築年数ごとの売却相場をまとめました。ご自身のマンションの場合いくらになるのか、参考程度に確認してみて下さい。
築年数 | 新築価格を100%とした時の売却相場 |
---|---|
築0~5年 | 85~90% |
築6~10年 | 75~85% |
築11~15年 | 65~75% |
築16~20年 | 57~65% |
築21~25年 | 50~57% |
築26~30年 | 40~50% |
築31年~ | ~40% |
築5年以内の売却相場
築5年以内のマンション売却相場は、3,000万円です。
築年数が浅いため、築0年から価値がほぼ下がっておらず、高い価格で売却しやすい傾向にあります。外観や室内状況も新築同様のケースが多いため、買い手からの需要も大きいです。
「マンションを高く売りたい!」と考えている方は早めに売るのがおすすめです。
▼【注意】築5年以内で売却するとかかる税金が高くなる
マンションを売却して売却益を得ると「譲渡所得を得た」という扱いになり、譲渡所得税がかかります。
譲渡所得税は所得税と住民税の2つに分かれており、不動産の所有期間によって以下のように税率が変わります。
短期譲渡所得 | 長期譲渡所得 | |
---|---|---|
所得税 | 15.315% | 30.63% |
住民税 | 5% | 9% |
合計 | 20.315% | 39.63% |
参考:国税庁「No.3211 短期譲渡所得の税額の計算」
所有期間が5年以下の場合は「短期譲渡所得」となり、5年を超える場合の「長期譲渡所得」と比べて税率が約2倍になるため、「税金を低くしたい!」という方は所有期間が5年を超えたタイミングで売却するのがおすすめです。
マンションを買った5年以内に売却すると税金が高くなる?早期売却がおすすめな理由
築6~10年の売却相場
築6~10年は築5年以内のときほどは新しくないため、新築時と比べて価格が9%ほど低下します。
外観や室内状況は綺麗でも見えない内側の劣化が始まっているため、高く売りだしていても値下げを交渉されることが増えてきます。
とはいえ、立地が良ければ高く売ることもまだまだ可能です。
また、成約率に関しても築31年以上の場合の次に高いので、ちゃんと売れる可能性が高いです。
築10年はマンション売却のチャンス?資産価値と高く売るコツを解説
築11~15年の売却相場
築6~10年から4%ほどしか価格が低下しておらず、依然として高額売却に期待できる築年数です。
築11年を超えると建物の劣化や損傷が増えるため、設備の状態も悪化しがちです。
丁寧に管理できていれば綺麗な外観・室内状態を保つことができるので、購入したいと思う買い手を見つけることは可能な時期だと言えます。
築16~20年の売却相場
築15年を超えると、外観や室内状況に劣化が生じているケースが多くなり、築浅物件よりも大きく価格が低下する場合があります。
実際、新築のときよりも価格が35~43%もほど低下するため、ほとんどのケースで買った価格よりも安くなってしまいます。
築10年はマンション売却のチャンス?資産価値と高く売るコツを解説
築21~25年の売却相場
値下がり率は築16~20年とあまり変わらず、まだ売却できる時期です。
築年数が25年を超えると更に価値が下がるため、売却を検討している方は早めに準備を進めましょう。
築26~30年の売却相場
この築年数から価格が大きく下落し、新築時と比べて40~50%の価値しかありません。
また、建物の状態も悪くなっていることが多く、マンションを探している人から避けられることが増えてきます。そのため、必要であればリフォームをしたり、安いマンションを買いたい人に焦点を絞って売り出したりするなど、工夫が必要です。ただ、リフォームをすれば売れるようになるというわけでもないので、本当に必要なのか?は吟味して検討しましょう。
築30年マンションの売却相場はいくら?価格や成約率、上手に売るための方法やコツを紹介!
築31年~の売却相場
築31年を超えるとさらに価格が低下し、40%を切る価格帯になってしまいます。この時期は建物自体の価値も無いため、土地の価格のみで売ることになります。
売却したい場合はリフォームして売り出したり、相場よりも安く売り出したりするなどの工夫が必要になります。
買い手の需要も少ないですが、「家は要らないが土地だけ欲しい」と思っている人からの需要は多いので、売り出し方を工夫してみましょう。
築40年マンションの売却相場は約2000万円!売却しづらい理由も解説
築50年の築古マンションは売れる?売却相場と高く売るためのポイント
自分のマンション売却相場の調べ方
エリアごとのマンション売却相場や市況を見て「いま自分のマンションを売るとしたらいくらで売れるのか?」と気になる方もいらっしゃるでしょう。
個別のマンションの売却予想価格を知りたい場合は、不動産会社に査定してもらうのが1番正確性が高く、おすすめです。しかしながら、まずはもっと手軽に相場を調べたい方も少なくないはずです。
そこで、この章では手軽に自分のマンション売却相場を調べる方法をご紹介します。
すまいステップの「マンション査定シミュレーション」で調べる
以下のシミュレーターは、すまいステップが過去のマンション売却データ等を元にして作成した、簡易的に売却相場がシミュレーションできるものです。
完全無料・匿名で利用できるので、ぜひご活用ください。
レインズマーケットインフォメーションで調べる
Reins Market Information(レインズマーケットインフォメーション)は、公益財団法人の東日本不動産流通機構が運営しているマンション・戸建ての成約情報や売り出し情報をまとめたデータベースサイトです。
サイトでは、過去1年間の売却事例に基づいた相場データを閲覧できます。
具体的なマンション名などは匿名化されているためわかりませんが、類似物件の売買事例から調べられる㎡単価を元に、自分のマンションがいくらで売れるのかを大まかに算出できます。
なお、運営元が公益財団法人なので、情報の信頼性を重視する方にもおすすめです。
紹介してきた方法でわかるマンションの相場は、あくまでもおおよその金額です。
マンションの室内の状況などを加味した、より正確な売却相場を知りたい方は不動産会社から査定を受けましょう。
不動産ポータルサイトを使って調べる
マンションの売却相場は不動産ポータルサイトで自分のマンションの条件と類似した。
以下のような不動産ポータルサイトを利用すると便利です。
SUUMO(スーモ):幅広い物件情報を網羅しており、売却相場を調べやすい。
HOME’S(ホームズ):地域別の物件情報が豊富で、検索機能も充実。
アットホーム:詳細な条件での検索が可能で、価格帯の把握に便利。
不動産ジャパン:公的な不動産情報を基にした信頼性の高いデータを提供。
以下の条件の合致するマンションを絞り込むと売却予定のマンションに近い物件の相場を調べることができます。
- 物件種別:中古マンション
- 築年数:売却予定のマンションの築年数に近いもの
- 広さ(専有面積):マンションの専有面積に近い範囲を設定
- 駅徒歩分数:売却予定の物件のアクセス条件に近いもの
売却相場から見るマンションの売り時は?
マンションの売却を検討しているものの、「本当に今売るべきなのか」「もっと得するタイミングはないのか」と気になる方も多いでしょう。この章では、マンションの売却に適したタイミングを紹介します。
周辺物件の動向
周辺の競合物件の動向は、売却すべきどうかのタイミングに関わる重要なポイントです。
例えば、構造や階数などが似ている近くのマンションが売り出されている場合、その売り出し価格に注目してみましょう。相場よりも高く売り出されていれば、自分のマンションを相場通りの価格で売り出すことで価格の差別化ができ、売却しやすい状況にできます。
反対に、競合物件が相場より安い価格で売り出していれば、自分のマンションも値下げする必要がでてきます。
このように、売却相場だけでなく実際に売り出されている周辺物件の動向も売却タイミングを計る指標となります。
築年数
前述のとおり、築年数は売却価格に大きく影響する要素です。また、築年数が経過するほど価値も減少していくことが一般的です。
REINSが公表している首都圏の築年数別成約価格では、築0年と築6年では売却価格に500万円以上もの差があります。築年数が経過すればさらに差が広がっていき、築26年を超えると、築0年の43%程度の価格まで下がります。参照元:全国宅地建物取引業協会連合会、全 国 宅 地 建 物 取 引 業 保 証 協 会「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2022年)」
このように、築年数は成約価格に大きく影響するため、売却時はできるだけ早い段階で売るのがよいでしょう。
季節
季節も売却相場に関わるポイントです。
そもそも不動産は1年のなかで繁忙期と閑散期があり、売却する時期によって成約できる確率も異なります。
REINSが公表している「月別成約数」のデータによると2月は1,824件、3月は2,221件と、1年のなかでも特に成約数が多いことがわかります。一方で8月は1,275件、12月は1,521件と成約数が少なくなります。参照元:REINS_TOWER(東日本不動産流通機構):月例マーケットウォッチ(2021年度)
2、3月は4月からの新生活に向けて引っ越しや住み替えをする時期であり、不動産市場が活発になる時期です。一方で8月はお盆で帰省し、12月は年度末であり不動産売買が少なくなる傾向にあります。
このように、月によって成約できる確率が異なるため、できれば2~3月に成約できるように計画を立てるとよいでしょう。
所有期間
マンションの所有期間も重要なポイントです。
売却によって得た利益(譲渡所得)には所得税や住民税などが課せられますが、所有期間によって税率が大きく異なります。
所有期間が5年以下であれば「短期譲渡所得」が適用され、譲渡所得に対して39.63%の税率がかかります。一方で5年を超える期間所有した場合の「長期譲渡所得」であれば20.315%であり、約半分の税率に抑えられます。参照:国税庁
このように、所有期間によって税率が大きく異なるため、できれば5年を超える期間所有してから売却するのがよいでしょう。
マンション売却時に相場より安くならないための注意点
マンション売却相場の好調を受けて「マンションを売却しよう」と思い立っても、「本当にこの価格で売却できるのか」不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
この章では、相場よりも実際の価格が安くなってしまう事態を避けるための注意点を4つご紹介します。
注意点①:複数社から査定を受ける
マンションを売却するにあたって査定を受ける時は、最低でも3社以上に査定を申し込みましょう。
不動産の査定額は、査定する不動産会社や担当者によってバラつきが生じることが少なくありません。そのため1社からしか査定を受けなければ、その査定額よりも高く売れる可能性を逃してしまったり、反対にその査定額が本来の相場よりも高すぎたために売却に失敗してしまう恐れがあります。
より正確に相場を見極めるためには、複数の不動産会社の査定を受けて、各社の査定額を比較しましょう。
また、査定を受けた時にそれぞれ査定額の根拠を説明してもらうことで、各社の査定の信ぴょう性を測ることもできます。
実績のある会社に査定を頼みたいけど、会社探しに不安がある…。という方は一括で複数社に依頼ができる一括査定サービスをご利用ください!
すまいステップは、全国で実績のある優良不動産会社のみに厳選した一括査定サービスで、「いい会社だけに査定依頼したい」、「いい会社の中から自分で選んで査定依頼をしたい」という方にピッタリの査定サービスです。
査定を依頼する不動産会社は、会社の実績や口コミをみながらご自身で選ぶことができるのが特徴です。
きになる方はぜひ以下のフォームから査定依頼をお試しください!



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注意点②:囲い込みに気をつける
囲い込みとは、専任媒介契約や専属専任媒介契約で売却を依頼された物件の売買を自社の顧客同士で成立させるために、他社を通じた申し込みを断ったり、情報の公開を買主に無断で制限する行為です。
囲い込みは、不動産会社にとっては1つの取引で買主からも売主からも手数料を得られるため「効率的な営業手法」である一方で、売主にとっては「広く買主を募集する」という仲介のメリットがなくなってしまいます。
本来はもっと早く・高く売れたかもしれないマンションが、囲い込みによって売却が長引いてしまったり、値下げせざるを得なくなってしまう恐れがあります。
売却を依頼してから最初の1ヶ月で問い合わせがないようであれば、別の不動産会社を通して物件がきちんと売り出されているのか確認してみるのも手です。
注意点③:売却期間にゆとりを持つ
マンションを高く売るためには、売り急がないことが鉄則です。
売却期限が短いと、期限までに売り切ることを優先して大幅に値下げせざるを得なくなってしまったり、買取での売却に切り替えることで価格が安くなってしまうという事態に陥りやすいです。
すまいステップ編集部が「マンションを売却した経験がある方95名に行ったアンケート調査(調査期間:2023年12月28日~2024年1月11日)」では、マンション売却にかかる期間の平均は4~5ヶ月でした。
しかしアンケートの回答の詳細を見ると、売却に1~3ヶ月かかった方の次に4~6ヶ月かかった方が多いという結果になっています。
万全を期すなら、マンションを損せずに売却したい方は最低でも半年以上のスケジュールを見込んでおきましょう。
注意点④:相場より少し高めに売り出す
マンションを売りに出すときに、相場よりも少し高い金額で売り出し価格を設定することも、相場より安く売らない秘訣です。
不動産売買においては、マンションの購入申し込みの際に、買主から価格交渉を受けることがよくあります。売り出し価格からおおよそ5~10%の値引きされた金額が、最終的な売却価格になることが一般的です。
すまいステップ編集部が「マンションを売却した経験がある方95名に行ったアンケート調査(調査期間:2023年12月28日~2024年1月11日)」でも、マンションの売り出し価格と成約価格の乖離率が10%以下だった方の割合が全体の約75%を占めていました。
したがって、あらかじめ値引き金額分を見積もって、相場より1割程度高い価格で売りに出すことで、相場を下回る価格での売却を回避できます。
実際の価格設定については、売却を依頼した不動産会社の担当者と相談した上で判断しましょう。
まとめ
この記事では、各主要都市のマンションの売却相場や、自分のマンションの売却相場の調べ方、マンションの売り時や売却時の注意点について解説してきました。
マンション売却を成功させるためには、相場の動向を把握しておくことが欠かせません。
売却時期を決める際にはエリアの相場を参考にして、いざ具体的に売却の準備を進める際には、複数の不動産会社から査定を受けて、ご自身のマンションの相場をできる限り正確に見極めましょう。