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マンション売却で管理組合にいつ連絡すればいいの?手続きを忘れるとどうなるのか

  • 更新日:2023年4月4日
マンション売却で管理組合にいつ連絡すればいいの?手続きを忘れるとどうなるのか

マンション売却をしてる際に、「管理組合にいつ連絡すればいいのか分からない」や「管理組合の手続きはどうすれば…」と悩んでる方がいるのではないのでしょうか。

実はマンション売却で管理組合に連絡するタイミングは決まっており、手続きの方法もあります。

そこでこの記事では、マンション売却で管理組合にいつ連絡をすればいいのか、連絡後の手続きについて解説しています。

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管理組合にはマンションを売り出してから連絡しよう

管理組合への連絡はマンションを売り出してからすぐに連絡をしましょう。

マンションを売却する場合、組合脱退しなければなりません。

管理組合に報告する際に、管理組合を抜ける書面による届け出が必要です。
売却することを事前に管理組合へ連絡しておき、必要書類など確認しておくとスムーズに手続きが進みます。

以下の国土交通省「マンション標準管理規約」では次のように記されています。

第30条:組合員の資格は、区分所有者となったときに取得し、区分所有者でなくなったときに喪失する。

第31条:新たに組合員の資格を取得し又は喪失した者は、直ちにその旨を書面により管理組合に届け出なければならない。

引用:国土交通省「マンション標準管理規約(単棟型)」

上記では「マンションを売却して所有権が買主に変わったら、組合員としての資格が喪失したことを管理組合に報告が必要」ということになります。

マンション売却の決済日に「組合員資格喪失届」を提出する

マンション売却で管理組合に提出する届け出があります。それは「組合員資格喪失届」です。

「組合員喪失届」は以下のような書類です。

マンション売却管理組合

参考:管理組合加入ならびに資格喪失届

マンションを所有している時は管理組合に加入しています。
ですが売却をして買主に所有権が移った際に「組合員資格喪失届」を管理組合に提出して、組合を抜けなければいけません。

組合員資格喪失届の入手方法は?

基本的には、マンションの購入者が決まった時点で不動産会社が管理組合(管理会社)から取得してくれます。

自分で取得したい場合、購入者が決まった時点で管理組合(管理会社)に連絡をして書類を取得しましょう。
また、書類を取得する際の費用はかからないので安心してください。

組合員資格喪失届の提出方法

組合員喪失届は、不動産会社の担当者がマンションの管理組合(管理会社)に資格喪失届を提出するのが一般的です。

自分で資格喪失届を提出する場合、マンションの管理会社または管理組合の理事長に直接提出しましょう。

すまリス
理事長に提出するケースは少なく、管理会社に提出するのが一般的です!

組合員喪失届はいつ提出すればいいのか

提出するタイミングは決済後になります。

管理組合員としての資格は、売買契約の「決済」の際に所有権が買主に移転することで組合員の資格を喪失します。

マンション売却の登記について詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。

マンション売却で管理組合に資格喪失届の提出が遅れたら?

マンション売却後に資格喪失届を提出が遅れていたり提出し忘れているとどうなるのでしょうか。結論は、売却をしても管理費や修繕積立金が口座から引き落とされてしまう可能性があります。

なぜマンション売却をしても引き落とされてしまうのでしょうか。

それは、マンションを売却しても管理会社は所有権が買主に移転してることを把握していない場合があるので、売却後も口座から管理費などが引き落とされてしまいます。

売却しても口座から引き落とされたくないですよね。そのようなトラブルを防ぐためにも、マンション売却の決済後に資格喪失届の提出を忘れないようにしましょう。

引き渡し後の管理費はどう清算する?

管理費の支払いは、基本的に前払いです。

例えば、3月31日に引き渡しが完了した場合、4月1日以降は買主が所有者になり買主が管理費を負担しなければいけません。

ですが、管理費は前払い制なので売主がすでに4月分を支払っていることになっています。

このようなケースが起こらないように、マンション売却時に管理費を日割りで清算するのです。生産する際に1か月分の管理費を日割り計算して買主に請求できます。

管理組合の役員でもマンション売却は可能か

マンションの管理組合の役員は持ち回りのことが多く、長い間住み続けていれば役員になることもあります。
役員に任命されたタイミングで売却が決まる事もあるでしょう。

この場合、「何か問題が発生するのでは…」と考える方もいるのではないでしょうか。
ですが、管理組合の役員であっても問題なくマンション売却ができます。

役員がマンションを売却して組合員資格を喪失した場合、別の住人が代わりに役員に任命されます。

記事のおさらい

管理組合に連絡するタイミングは?

マンションを売却する場合、組合脱退しなければなりません。マンション売却の際に、組合員の「資格損失届」を管理組合から取り寄せる必要があるので事前に連絡しておきましょう。管理組合に報告する際に、書面による届け出が必要です。売却することを事前に管理組合へ連絡しておき、必要書類など確認しておくとスムーズに手続きが進みます。
詳しく知りたい方はマンション売却することを管理組合へ事前に連絡しようをご覧ください。

組合員資格喪失届はいつ提出すればいいの?

マンション売却で管理組合に提出する届け出があります。それは「組合員資格喪失届」です。マンションを所有している時は管理組合に加入しています。ですが売却をして買主に所有権が移った際に「組合員資格喪失届」を管理組合に提出して、組合を抜けなければいけません。基本的には、不動産会社の担当者がマンションの管理会社に資格喪失届を提出してくれます。
詳しくはマンション売却の「組合員資格喪失届」を決済後に提出をご覧ください。

マンション売却で資格喪失届を管理組合に提出しなかったら?

マンション売却後に資格喪失届を提出していなかったら、売却をしても管理費や修繕積立金が口座から引き落とされてしまう可能性があります。
詳しく知りたい方はマンション売却で資格喪失届を管理組合に提出しなかったら?をご覧下さい。

管理組合の役員でもマンション売却は可能?

マンションの管理組合の役員は持ち回りのことが多く、長い間住み続けていれば役員になることもあります。役員に任命されたタイミングで売却が決まる事もあるでしょう。この場合、「何か問題が発生するのでは…」と考える方もいるのではないでしょうか。ですが、管理組合の役員であっても問題なくマンション売却ができます。役員がマンションを売却して組合員資格を喪失した場合、別の住人が代わりに役員に任命されます。
詳しくは管理組合の役員でもマンション売却は可能かをご覧ください。

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