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マンション売却期間の平均は4カ月!できるだけ早く売るコツ

  • 更新日:2024年4月1日
高橋 愛子
監修三上 隆太郎
株式会社MKM代表取締役。 大手ハウスメーカーにて注文住宅の受注営業、家業の建設会社では職人として従事。 個人向け不動産コンサルティング会社のコンサルタント・インスペクターを経験し 中古+リノベーションのボランタリーチェーン展開、資格の予備校にて宅地建物取引業法専属講師など、不動産業界に幅広く従事。 著書に「自然災害に備える!火災・地震保険とお金の本」(自由国民社:共著)など。
【保有資格】宅地建物取引士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士
【URL】株式会社MKM
マンション売却期間の平均は4カ月!できるだけ早く売るコツ

【「マンション売却期間」に関するよくある質問】

マンションの売却期間は?
マンションの売却期間は平均4ヶ月です。ただし、売り出し前の準備や引き渡し期間などを含めると6ヶ月程度かかる場合もあります。

家の売却期間は約6ヶ月!家の売却期間を長引かせないコツを徹底解説!

自分のマンションの売却期間はどうすれば分かる?
早く売れるかどうかは最初の1ヶ月で決まります。売り出し価格が適正だったり人気の物件であればすぐに買い手が現れるからです。その後は内覧や売買契約などを行い、最終的に3ヶ月前後で売却できます。
しかし、最初の1ヶ月で内覧申し込みが無い場合は長期化になる恐れがあります。
マンション売却期間を左右する要素は?
売却期間を左右するポイントは、「マンションの状態」「不動産会社」「売り出し条件」の3つです。
マンションの築年数や不動産会社の売却実績、売り出し価格などによって売却期間は大きく異なります。

【家の売却を成功させる6つのコツ】ポイントと注意点を知って上手に売却

マンションが売れない場合は?
マンションがどうしても売れない場合は「買取」がおすすめです。
買取とは、不動産会社に直接買取ってもらう方法であり、売主を探す手間がかからないため、早く売却できるメリットがあります。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

家の「買取」とは?仲介との違いや買取のメリット・デメリットを解説

マンション売却期間は平均4ヶ月!

マンションを売り出してから買い手が見つかり成約に至るまでの期間を「売却期間」とすると平均4ヶ月間と分かっています。

三井住友トラスト不動産のデータによると売却期間の平均は、首都圏では3.7ヶ月・大阪では3.4ヶ月・中部圏では3.4ヶ月となっています。

ただし、マンションを売り出す前の準備や成約後の引渡し期間などを含めると、全体で4カ月~6カ月程かかるのが実態です。

リナビス
4カ月ですぐ売れるってわけではないんだね・・!

売却ステップ毎に必要な期間

マンション売却の流れは大きく分けると以下の5つのステップに分かれます。

フェーズステップかかる期間
売り出し前①査定1週間
②媒介契約の締結1週間
売り出し中③売却活動3カ月
④申し込み~売買契約の締結1週間
売り出し後⑤売買契約~引渡し1カ月

マンションを売り出す前に必要な「①査定」や「②媒介契約」で2週間程度売り出してから成約するまでに3カ月程度、「④売買締結」して「⑤マンションを引き渡す」までに1カ月程度の期間がかかることになります。
ただ、売却期間には地域によって多少傾向が異なるので、主要地域ごとの売却期間を見てみましょう。

主要エリア別のマンション売却期間

東京都の売却期間の傾向

東京売却期間

(参照:三井住友トラスト不動産

東京都では2011年を境に、マンションの売却期間が3カ月以上かかる状態が続いており、4か月以上の期間がかかる年もあるほどです。

売却期間が長くなっている背景は「マンション価格の高騰」が考えられています。

近年、都市部を中心に新築マンションの価格が高騰しており、その影響で中古マンションの価格も上がっており、購入する側の意思決定に時間を要するようになっています。

大阪府の売却期間の傾向

大阪売却期間

(参照:三井住友トラスト不動産

大阪府では、マンションの売却期間が3カ月を切る年も複数回あり東京に比べて早く売買契約に至る傾向にあります。

ただし、2025年に大阪万博が開催されることが決まっているため、今後マンション価格が上がる可能性があります。

そのため、近い将来東京のようにマンションの売却期間が4カ月程度に伸びるかもしれません。

愛知県の売却期間の傾向

愛知売却期間

(参照:三井住友トラスト不動産

愛知県におけるマンションの売却期間は、先に紹介した大阪府よりもが長い傾向があります。

背景としては「中古マンションの需要が低い」ことがあります。

中部圏はマンションよりも戸建て志向が強いエリアということもあり、買い手としては選択肢が多い分購入判断に時間がかかっていることが予想されます。

以上がマンションの売却期間に関する解説でした。

自分のマンションの売却期間はどうすれば分かる?

マンションの売却期間は、平均で4カ月程度と解説しました。

しかし、これはあくまで平均の値です。実際にあなたのマンションがどのくらいで売れるのかには、多くの要素が関係してきます。

実際にどのくらいで売れそうなのかは、売り出し後の買主からの反応によって予想できます。ここでは、どんな時にどのくらいで売れるのかを解説していきます。

早く売れるかどうかは初動の1カ月で決まる

結論、早く売れるか遅く売れるかは売り出し後1ヵ月で決まります。なぜなら、意欲の高い買主はこの期間に内覧申し込みをするからです。

また意欲の高い買主は、元々マンションに興味があった人たちです。そのような人たちはもうその地域のマンションを買うことが決まっているので、早めに動くのです。

マンションを売り出し始めると、不動産会社は物件情報を全国に公開します。そのため、1ヵ月もあれば意欲の高い人たちには情報が渡るため、この期間で早く売れるかどうかが決まります。

買主の反応が良ければ2~3カ月で売れる

売り出し後1カ月で内覧申し込みが複数来るなど、買い主からの反応が良かった場合は、多くの場合2~3カ月で売却できるでしょう。

売り出し後1ヵ月~1ヵ月半で買主が決まり、後は売買契約と引っ越しを済ませるのみです。マンションの売却で最も時間がかかるのが「買主を探すための販売活動」なので、これがすぐに決まると平均売却期間である4カ月よりも早く売れます。

内覧申し込みがなければ長期戦になる可能性大

上記とは反対に、売り出し後1ヵ月経っても内覧申し込みがない場合は、長期戦を覚悟した方が良いでしょう。

そのマンションに住みたいという人が現在いない状態なので、買主が現れるのを待つしかありません。また売り出しから長期間(1年以上など)経ってしまうと、買主には「何か問題を抱えているのかな」と思われてしまう可能性があり、そうなると望まない値下げをすることになるかもしれません。

買主からの反応がない場合は、一旦売り出しを取り下げる、不動産会社を変える、契約内容を変えるなど、適切な手を打つ必要があります。

マンション売却期間を左右する3つの要素

前章ではマンションの平均売却期間について解説していきましたが、最短1カ月以内で売却できるマンションがあるのも事実です。

リナビス
どんなマンションなら早く売れるんだろう・・?

この章ではマンションの売却期間を左右する要素を紹介していきます。

マンションの状態に関する要素

需要が高いマンションほど早く成約に至る傾向にあります。

需要が高まるマンションの要素として「築年数」「立地」「専有面積」の3つがあげられます。

  • 築年数が5年以内
  • 最寄り駅まで徒歩6分以内
  • 専有面積が40㎡~70㎡

築年数が5年以内

マンション売却において築年数は、価格に大きな影響を与えるだけではなく売却期間にも影響を与えます。

築年数を一つの基準として「築〇年以内のマンション」という条件を設定している買主も多く、同じエリアに属するマンションでも築年数が違うだけで購入希望者の数は大きく変わってきます。

2015年に発表された近畿圏を対象とした西日本レインズのデータによると、マンションの築年数が浅いほど売却までの期間が短く、築年数が古くなるにつれ売却期間は伸びることが分かります。
実際に、築5年以下の中古マンションであれば45.6日・築21~25年の中古マンションであれば63日と最大で半月もの期間の差が生じています。

※築年数ごとのマンション売却のコツは以下の記事をご覧ください。

マンションの売却価格と築年数の関係は?築年数別の売却価格を解説

最寄り駅まで徒歩6分以内

マンションの売却期間は、立地によっても大きく左右されます。

マンションの購入を検討するときに「どこに住みたいか」を重視することは当然のように多く、首都圏や都市部などの人気エリアにあるマンションは郊外や地方のマンションに比べ需要が高くなります。
ただ、同じ人気エリアのなかでも交通利便性を重視する人は多く、最寄り駅からの所要時間が売却期間に及ぼす影響は特に高いと言えます。

最寄り駅からの所要時間別で首都圏マンションの売却期間を示した下図の水色のグラフをみると、基本的に所要時間の増加に伴い売却期間が伸びる傾向にあります。
特に、徒歩3分以内や徒歩6分以内などは首都圏平均よりも15日ほど短い売却期間であることが分かります。
なお、徒歩21分以上は傾向に反して売却期間が短くなっているが、これは事例数が少ないうえに住宅地として人気の高い駅が対象となった結果といえます。

(参考:東京カンテイ2017年プレスリリース)

専有面積が40㎡~70㎡

マンションの売却期間はマンションの専有面積によっても少し影響があります。

専有面積とは、玄関前のポーチやアルコーブ、バルコニーなどを除いた所有者が自分個人の所有物として扱える部屋の内側の面積を指します。需要が高い専有面積のマンションは平均売却期間が短い傾向があります。

専有面積帯別で首都圏マンションの売却期間を示した下図の水色のグラフをみると、居住用としても投資用としても需要が高い専有面積が「40㎡~70㎡」のマンションは首都圏平均より売却期間は短くなっています。一方で、80㎡以上のマンションでは売却が長期化する傾向にあり、専有面積が極端に広く需要が少ない100㎡のマンションは3.99ヶ月と約1ヶ月ほど長く成約までの期間を要していることが分かります。

(参考:東京カンテイ2017年プレスリリース)

不動産会社に関する要素

不動産会社の力量

不動産会社はマンションの買い手を探し、売却手続きのサポートなど売却に関する業務を担ってくれるため、不動産会社の力量が売却期間に影響します。

前述した早く売れやすいマンションの状態でも、すぐに売れない場合は仲介を担当している不動産会社に問題がある可能性があります。

媒介契約の種類

不動産会社と締結する媒介契約の種類によっても売却期間が左右される場合があります。

媒介契約には一般媒介契約と専任媒介契約、専属専任媒介契約の3つがあります。

大きな違いとして、一般媒介契約は同時に複数の不動産会社と媒介契約を締結でき、専任媒介契約や専属専任媒介契約は1つの不動産会社としか媒介契約を締結できません。

どの媒介契約だと売却期間が短くなると一概に言えることではないので、各媒介契約の特徴を知って自分に最適な契約を選びましょう。

媒介契約とは?契約の種類や手数料、注意点までわかりやすく解説

売り出し条件に関する要素

相場と売り出し価格の関係

マンションの売り出し価格が相場よりも高く設定すれば売れづらく、安く設定すれば早く売れる傾向にあります。

良い条件のマンションでも周辺相場よりも高い価格だと、なかなか買い手が見つかりません。

基本的に「高く売ること」と「早く売る」ことを両立するのは難しいため、早く売ることを優先したい場合は売り出し価格を下げる必要があります。

周辺の競合物件の存在

周辺に競合物件が多くなると、売却期間が長引く傾向にあります。

マンションは同じ建物内で複数の部屋が売りに出されていることもあります。この場合売り出し価格勝負となるので、価格が高い部屋は売れるまでに時間がかかることがあります。

マンションをすぐ売りたいなら「買取」を検討しよう

すぐにでもマンションの売却を完了させるには、「買取」という方法もあります。

買取とは、不動産会社に直接物件を買取ってもらう売却方法になります。

通常の売却方法である仲介は、個人の買い手を探すまでに時間がかかり売却期間が読めないという大きな欠点があります。

しかし買取だと、売却価格は相場価格の7~8割になってしまいますが、買主を探す手間もなく約2週間~1ヵ月ほどで不動産会社が買い取ってくれるため、スピード重視で売却を完了させたい方は最終手段として考えてみても良いかもしれません。

買取対応をしていない不動産会社もあるため事前に確認しておきましょう。

また、売却期限までに少し期間に余裕がある場合は「買取保証」がある不動産会社に依頼するとよいでしょう。

買取保証とは、仲介で一定期間売れなかった際にあらかじめ取り決めていた額で不動産会社が買取をする売却方法のことです。

住み替えやあらかじめ決まっている転勤などの場合は検討してみるとよいでしょう。

売却期限が迫り、出来るだけ短い売却期間でマンション売却を完了させたいという方には最終手段として買取を選択することをお勧めします。

売却を短期間で済ませる必要がある方で、まだ売却を進めていない方や、現在仲介を依頼している不動産会社が買取対応をしていない場合は査定を通じて再度不動産会社を選び直しましょう。

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