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マンション査定のポイントは?査定で見られる26か所を大公開!

  • 更新日:2024年4月15日
マンション査定のポイントは?査定で見られる26か所を大公開!

「マンションの査定で評価されるポイントは何だろう・・?」

マンションを売却する際に、査定時に不動産会社に見られているポイントを知っている方は少ないと思います。

リナビス
不動産会社が何をチェックするか知らずに査定を受けるのは心配。

この記事では、マンション査定で見られるポイントを余すところなく紹介していきます。

また、不動産会社が売主に行うヒアリングのポイントまで解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

マンション査定のポイント

マンションをできるだけ高く・スムーズに売却するには、不動産会社に正しい査定額を出してもらうことが大切です。

まずはマンション査定を受ける時にやっておくべきことについて見ていきましょう。

すまリス
売主ができる対策は限られているよ!以下の3つのポイントは押さえておこう。
  • 簡単な掃除・修繕はしておく
  • 複数の不動産会社に査定依頼する
  • 自分でも相場を調べておく

ポイント①簡単な掃除・修繕はしておく

マンション査定前は、簡単な掃除や修繕はできるだけ行っておくことをおすすめします。

基本的に、査定前の大がかりなリフォームは不要ですが、人に見せられる程度の掃除や片付けはしておきましょう。

掃除をしないまま不動産会社の担当者を迎えてしまうと、「だらしない」などと悪い印象を持たれる可能性があります。

掃除しているかどうかが査定額に大きく影響するわけではないものの、人が査定しにやってくる以上は心理的な部分も少なからず影響します。

他者を招くマナーとして、掃除や片付けは行っておくようにしましょう。

また、比較的に安価で実施できる簡易的な修繕はやっておくとよいでしょう。

すまリス
ホームセンターなどで売っているDIY用品を活用!
ただし、多額の費用をかける必要はなく、査定後にどこを修繕・リフォームすればよいかを不動産会社の担当者からアドバイスしてもらいましょう。

ポイント②複数の不動産会社に査定依頼する

正確な査定額を知るには、複数の不動産業者に査定依頼することが大切です。

不動産会社によって査定で見るポイントは同じだったとしても、査定方法が異なるので会社によって査定額にも差が生じます。

査定額の差額

不動産会社の中には、あなたのマンションを高い価格でも買いたいお客を抱えている場合もあります。
1社にしか査定をしていなければ、その会社が出した査定価格が高いか低いか判断できず、安い価格で売り出すことになりかねません。

複数の不動産会社から査定を受ければ、各社が提示する査定額を比較できるので、高い査定額を得やすく、結果的に高額売却できる可能性も高まります。

ポイント③自分でも相場を調べておく

マンション査定を受ける時、事前に売却相場を調べておきましょう。

いくらで売却できそうなのか目安を付けておくことで、不動産会社が提示する査定額が適正かどうか判断できます。

売却相場の調べ方には以下のような方法があります。

  • レインスマーケットインフォメーションを利用する
  • マンションマーケットを利用する
  • 査定シミュレーションする

マンションマーケットは「日本最大級のマンション相場サイト」というキャッチコピーの通り、100万件以上の価格データから算出した相場価格を確認できます。

マンションマーケット

マンション名を入力すると、相場価格を算出するだけでなく「過去の売買価格」「資産評価」、またマンション内に現在販売中の物件があると「現在販売中の中古物件」として表示されるので、自分のマンションの売り出し価格の相場を調べるにはうってつけです。

ただし、掲載されている価格は、実際に売買契約を結んだ価格(成約価格)ではありません

売り出し価格とは、売主側が「この金額で売りたい」という価格であり、必ずしも売り出し価格で成約するわけではないことに注意しましょう。

また、すまいステップの「マンション査定シミュレーション」もおすすめです。

以下のフォームにマンション情報を入力するだけで、その場で想定売却価格が表示されます。

すまリス
完全無料・匿名で利用できるからさっそくやってみよう!

マンション査定で見られるポイント

マンション査定では、大きく分けて「室内(専有部分)」「建物全体」「立地条件」「不動産会社によるヒアリング」「外的要因」の5つのポイントが査定額に影響します。

さらにこの5つのポイントの中で、不動産会社がよく見る項目を以下の表にまとめました。

マンション査定で見られるポイント
室内(専有部分)間取りや広さ
所在階
庭やバルコニー・設備
壁紙の状態
水回りの状態
部屋の清潔感
建物全体築年数
方角
耐震基準・構造
維持管理状況
管理費・修繕積立金
共有部分の状態
施工・販売会社
立地条件交通の便
生活利便性の高さ
周辺の騒音や景観
不動産会社によるヒアリング
マンションの購入理由
マンションの売却理由
過去のリフォーム・修繕履歴
故障や不具合(瑕疵)の有無
住宅ローンの残債の有無
周辺のエリアの治安
左右の部屋の隣人関係
外的要因周辺物件の価格
マンション周辺の開発予定
売却時の景気動向

マンション査定とは、売り出し価格を決めるために不動産会社が行う営業活動の1つで、以上のポイントからマンションの価値を算出します。

すまリス
マンションを売却するためには欠かせないステップだね!

マンション査定を行うことで、自分のマンションがいくらで売れそうなのかを知ることができ、売り出し価格の決定だけでなく資金計画を立てる時にも役立ちます。

マンション査定には以下の3種類あり、それぞれ特徴や知ることができる価格が異なるので、違いを理解しておきましょう。

  • 机上査定(簡易査定):面積や築年数、周辺での過去の売買取引や現在の市場動向、さらに売り出し中の物件価格などからおおよその査定額を算出する方法です。
  • 訪問査定:不動産会社の担当者が実際に不動産を見て査定額を算出する方法です。実物を見て評価するため、正確な市場価値を知ることができます。
  • 匿名・AI査定:Web上で住所や築年数・面積などの簡単な不動産情報を入力し、AIがおおよその査定額を自動算出する方法です。実際の物件状況や周辺環境などは加味されないことに注意が必要です。

すまいステップでは、匿名査定、AI査定、それぞれのコンテンツがあります。

マンションの場合は、それぞれのマンションの売却実績をもとにAIが売却価格を算出する「マンションAI査定」がおすすめです。

マンションAI査定は以下のボタンから体験できます。

マンション査定で見られるポイント①室内(専有部分)

不動産会社によるマンション査定では、実際に室内に入って「部屋の状態」「専有部分の状態」を確認します。

この章では、以下の7つのポイントについて紹介します。

  • 間取りや広さ
  • 所在階
  • 庭やバルコニー・設備
  • リフォーム履歴
  • 壁紙の状態
  • 水回りの状態
  • 部屋の清潔感

間取りや広さ

基本的には、専有面積が広いほど査定額も高くなる傾向ですが、間取りで重視されるのは生活動線や家事動線が確保しやすいか・収納が十分にあるかどうかです。

洗濯機からベランダ(物干し台)までの動線、水回りの配置、キッチンとダイニング・リビングの区切りなど。また、クローゼットだけでなく、靴箱やパントリーなどがあると高評価の傾向です。

マンションの間取りは、個性的なものよりも生活動線が取りやすい正方形や長方形が好まれるため、査定額も高くなります。

すまリス
査定で見られるポイントは暮らしやすいかどうか!

所在階

所在階は、高層マンションであれば階数が上がるほど高く評価され、査定額にも影響されます。

すまリス
防犯上、3階以上の部屋が人気が高く需要も高いよ!

以下のグラフでも、所在階による評価点の違いが如実に分かります。

 

所在階

(引用:公益財団法人不動産流通推進センター「査定価格マニュアルによる査定方法」)

3階建て程度のマンションであれば階数はそれほど影響しませんが、防犯面から見ると1階や2階は評価が低くなる傾向です。

庭やバルコニー・設備

マンション査定では、部屋の状態だけでなく、専用の庭やテラス・バルコニーといった専有部分も含まれます。

同じマンションでも、専有部分の有無で査定額が大きく変わることもあります。

すまリス
せっかく庭や広いバルコニーがあるなら、しっかり管理してプラスに繋げたいね!

また、以下のような後から付けることが難しい設備や、設置に高額な費用がかかる設備があると査定額にプラスに働きます。

  • 浴室乾燥機
  • キッチンのディスポーザー
  • 床暖房
  • 追い炊き機能付きガスふろ給湯器
  • ガス式衣類乾燥機
  • カメラ付きインターホン

壁紙の状態

部屋に入ってまず見られるのが、壁紙やクロスの状態です。傷や汚れ、色褪せなどがないか確認されます。

著しく汚れていたり劣化している場合は、新しいものに取り替える必要があるため、交換が必要かどうかもチェックされています。

ペットによる過度な破れ、喫煙による黄ばみなど、築年数による劣化とは別の要因がある場合は注意が必要です。

水回りの状態

キッチン、お風呂場、洗面化粧台などの水回りの設備のグレードや保存状況も念入りにチェックされるポイントです。

高級システムキッチンや大型の給湯機があれば、査定額が上がる可能性は高いでしょう。

一方で、長年生活していれば水回り設備は劣化していきます。清潔が保たれにくい場所なので普段からのメンテナンスが大切です。

部屋の清潔感

直接査定につながるポイントではありませんが、査定時はできるだけ部屋をきれいにし、清潔感を出しておくことをおすすめします。

実際にマンションを売却するとなると、売り出すために部屋の写真を撮ることもあります。購入希望者が部屋を見た時に、「きれいな部屋だな」と思えるように、整理整頓しておきましょう。

すまリス
最低限の掃除はできるだけしておこう!

また、部屋の片付けだけでなく、カーテンを開けて採光することで、部屋全体を明るく見せることができます。

マンション査定で見られるポイント②建物全体

マンションの査定方法は不動産会社によって異なりますが、査定時に見ているポイントはどの不動産会社も大きく変わりません。

まずは、マンション査定で見られる「建物や管理のポイント」について見ていきましょう。

建物や管理に関するポイントは以下の8つです。

  • マンションの築年数
  • マンションの方角
  • 耐震基準・構造
  • 維持管理状況
  • 共用部分の状態
  • 管理費・修繕積立金
  • 施工・販売会社

マンションの築年数

立地条件と並んで査定額に大きく影響するポイントが「マンションの築年数」です。

築年数とは、マンションが建築された年月から査定年月までの日数のことをさします。築年数が査定に与える影響は大きく、築年数が古いほど査定額は低くなる傾向があります。

図表6-1中古マンションの築年帯別平均価格

(引用:東日本不動産流通機構「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2017年)」)

上記のグラフは中古マンションの築年数と平均価格の相関性を示したグラフになりますが、築年数が上がるほど価格が下がっていくことが分かると思います。

築年数㎡単価変化割合価格専有面積
築0~5年74.4万円100.0%4895万円65.91㎡
築6~10年61.2万円82.2%4243万円69.37㎡
築11~15年56.5万円75.9%3931万円69.63㎡
築16~20年46.7万円62.8%3159万円67.61㎡
築21~25年31.6万円42.4%1899万円60.19㎡
築26~30年30.0万円40.3%1670万円55.74㎡
築31年~29.8 万円40.1%1678万円56.33㎡

上の表はより詳細に築年数と売却額の相関性を示した表になりますが、築5年以内の「築浅マンション」の売却価格を100とした場合に、築10年経つと82.2%築20年を超えると42.4%と推移していきます。

内装に目立った傷がないマンションでも、目には見えない建物の構造部分は築年数の経過とともに劣化が進むため、自動的に査定額も低くなることを覚えておきましょう。

マンションの方角

窓などの開口部の方位によって、日当たりや風通りの良さは変化します。

開口部の方位は日当たりとも関係があり、角部屋など採光の取りやすい部屋が人気です。

例えば方位が南東か南西かだけの違いでも日の入り方が変わってくるので評価に大きな差が出ます。

すまリス
日が入りやすい南向きのマンションは高く評価されるよ!

耐震基準・構造

1981年6月1日以降に施工されたマンションは「新耐震基準」を満たしていますが、それ以前の古いマンションは「旧耐震基準」のため、地震が起きたときの不安や住宅ローンの組みにくさから評価が下がります。

 

耐震性

(引用:公益財団法人不動産流通推進センター「査定価格マニュアルによる査定方法」)

また、マンションの構造が「鉄筋コンクリート造」「鉄骨造」「木造」でも査定価格が変わってきます。

「鉄筋コンクリート造」のマンションは耐震性や遮音性に優れているため、査定価格が高く出やすいです。

維持管理状況

維持管理状況とは、マンション全体の維持管理状況のことを指し指します。

この項目は、さらに以下の3つに分けられます。

  • 修繕・管理状況
  • 保守・清掃状況
  • 管理員の勤務形態

修繕・管理k状況の項目は、マンションを修繕するための月額費用に焦点が当てられ、修繕積立金や管理費の住民負担額が高いと評価は悪くなります。

また、保守・清掃の状況は実際にマンションの共用部分がきれいに清掃されている状態かを見られています。

管理員の勤務形態は、勤務頻度を中心に評価が付けられ、週3~5日は管理人がいる日勤の状態は良い評点を得られます。

 

管理費・修繕積立金

マンションの住民が毎月支払う費用のうち、管理費は主に管理会社への委託費用、修繕積立金は共用部分の維持・修繕に充てられます。

この管理費や修繕積立金が高いマンションは、買主の負担になるため査定額が低くなります。

築年数が経つにつれて修繕工事が必要なるので管理費の負担が大きくなる傾向があります。

共有部分の状態

マンションの査定では、専有部分以外の箇所、つまり共有部分もチェックされるポイントです。

例えば、マンションの「エントランスの高級感」や、セキュリティ対策としてオートロック・監視カメラの有無」などがチェックされます。

その他にも、以下のようなポイントが見られます。

  • 壁が剥げていないか
  • エントランスが薄暗くないか
  • オートロックのみか
  • 二重鍵構造か
  • インターネットに対応しているか
  • 宅配ロッカーや歓談スペースがあるか
  • 駐車場があるか

施工・販売会社

マンションの施工会社も、査定の際にチェックされる場合があります。

マンションの施工を請け負った会社については、過去に施工実績が豊富な会社や大手企業がが施工していれば、それだけで査定額がプラスとなる可能性もあります。
仮にマンションに不具合があったとしても、信頼できる販売会社だと買い主である住人に補償をしてくれるため、施工会社の資金力の有無まで査定額に影響するのです。
一方、過去に施工不良などで問題となったことのある施工会社だと、マイナス査定となる可能性があります。

また、マンションの売却を検討しているなら簡易査定シミュレーションをご利用ください。匿名で自宅の売却価格をシミュレーションできるのでおすすめです。

マンション査定で見られるポイント③立地条件

続けて、マンションの「立地条件」に関する以下の3つのポイントを見ていきましょう。

  • 交通の便
  • 生活利便性の高さ
  • 周辺の騒音や景観

交通の便

交通の便とは、最寄り駅までの距離や、駅が徒歩圏にない場合はバス停までの距離のことを指します。

すまリス
交通の便の良さは査定に与える影響が大きく、駅に近ければ近いほど評価は高い傾向だよ!

基本的には会社や学校が密集している中心街に近いエリアほど査定額が高くなります。

物件の売り込み文句などで「駅チカ」という言葉を聞くことがあると思いますが、特に駅から10分以内にあるマンションは需要が高いです。

逆にアクセスが悪く、人口も減少しているエリアは利便性が低いとみなされて査定額が下がります。

もし駅から遠く車が必須の立地であれば、駐車場の有無も査定額に影響します。

生活利便性の高さ

マンション周辺にスーパーや病院など、生活するために必要な施設がある方が高く評価されます。

一般的にはこれらの施設から徒歩10分(800m)が相場の目安となり、それ以上近いとプラス、遠いとマイナスになります。

▼近くにあると評価が高くなりやすいもの

  • 駅(複数の路線が通っている・最寄り駅が2つ以上ある)
  • バス停
  • スーパー・コンビニ・商店街
  • 学校・幼稚園・保育園・公園
  • 病院・郵便局
  • 大きな商業施設・ショッピングモール

周辺の騒音や景観

周辺の施設などから騒音がないか・景観として問題ないかもチェックされます。

振動の項目は近くに高速道路や新幹線があると窓を閉めていても騒音や振動を生じると判断され大きく評価を落とします。
逆に、近くに工場などもないような閑散とした住宅街などは高い評価を得ます。

眺望や景観の項目は周囲を見渡せるような高地にあるか、自然に囲まれているかなどが高評価に繋がります。

マンション査定で不動産会社に聞かれるポイント

マンション査定では、不動産会社の担当者が室内や建物を見るだけではなく、売主へのヒアリングも行われます。

ヒアリングでは、住んでいるからこそ分かる情報を聞き出そうと、マンションについて様々な質問がされます。

また、売主にしか分からないようなパーソナルな情報を知りたいため、込み入った質問をされることもあります。

この章では、不動産会社からヒアリングされるポイントを以下の7つ紹介します。

  • マンションの購入理由
  • マンションの売却理由
  • 過去のリフォーム・修繕履歴
  • 故障や不具合(瑕疵)の有無
  • 住宅ローンの残債の有無
  • 周辺のエリアの治安
  • 左右の部屋の隣人関係
すまリス
正しい査定額を算出してもらうためにできるだけ正直に話そう!

マンションの購入理由

まず聞かれることが「マンションの購入理由」です。

なぜこのマンションを購入したのかを聞くことで、買主目線のマンションの魅力が分かり、売り出す時のアピールポイントになります。

「収納の多さが決め手だった」「景観がいいので気持ち良く暮らせそうだった」という理由が、そのまま次の買主へのアピールポイントとして売り出すことができます。

差支えのない範囲で正直に答えましょう。

マンションの売却理由

購入理由に続いてよく聞かれることが「マンションの売却理由」です。

マンション売却では、なぜ売却したいのかによって売却方法や進め方が変わるからです。

一刻も早く売却したいなら「買取」、できるだけ高く売却したいなら「仲介」など、提案する売却方法も変わります。
また、買主側からすれば、せっかく購入したマンションを売却するとなると、それなりの理由があるだろうと考えます。
そんな買主の不安を拭うためにも、売却する理由はできるだけ正直に伝えておき、上手にアプローチできる方法を考えてもらいましょう。
すまリス
不動産会社から適切なアドバイスを受けるためには大切なこと!

過去のリフォーム・修繕履歴

これまでにリフォームや修繕した履歴があれば、査定額がプラスになることがあります。

すまリス
こまめにリフォームしていると「マンションを大切に扱っている」「傷みが少ない」ことから高評価をもらえるかも!
リフォームや修繕した箇所があれば、査定前に時系列に沿ってまとめておくとよいでしょう。
ただし、リフォームしていても査定額に必ず影響するわけではないので、履歴がないからといって査定前(売却前)にリフォームすることはおすすめしません。

せっかくリフォームしても買主のニーズに合わなければ無駄になり、かえって売却しにくくなることがあります。

マンション売却にリフォームについては、以下の記事を参考にしてみてください。

故障や不具合(瑕疵)の有無

マンション査定では、マンションの室内で故障している箇所や不具合などの瑕疵が無いかどうかはよく聞かれます。

故障や不具合があれば、隠さずに必ず不動産会社に伝えましょう。

瑕疵を隠したまま売却してしまうと、売主は契約不適合責任に問われることになってしまいます。

契約不適合責任とは、引き渡した物件が契約内容に適合していないと発覚した時、買主に対して売主が負う責任のこと。売却後に「瑕疵がある」分かれば、売主は損害賠償や代金の減額などを買主から請求されます。

後から瑕疵が見つかれば大きなトラブルへと発展するため、把握している瑕疵がある場合は隠さずに全て伝えましょう。

瑕疵には以下のようなものがあります。

  • 物理的瑕疵:住むことに影響の出る要因。雨漏り、シロアリ被害、耐震性など。
  • 心理的瑕疵:住むには問題はないが、心理的に住むことがためらわれる要因。殺人事件、住人の自殺や孤独死など。
  • 環境的瑕疵:マンションそのもの以外の周辺環境による要因。近隣に暴力団施設や廃棄物処理場などの嫌悪施設があるなど。

住宅ローンの残債の有無

売主の財務状況も、不動産会社にとっては聞いておきたいポイントです。

特に住宅ローンの残債があるような場合は、マンションの売却代金で返済できるかどうかに関わります。

マンションの売却代金だけで住宅ローンを返済できなければ、自己資金を用意する必要があります。また、自己資金がなければ住宅ローンを返済できず、売却もできません。

今すぐ売却すべきかどうかの判断や、マンションの販売戦略にも影響するので、包み隠さず伝えておきましょう。

周辺のエリアの治安

周辺環境の1つとして、エリアの治安も確認されることが多いです。

すまリス
周辺エリアの治安は実際に住んでみないと分からない部分が大きいね。

治安が悪いエリアは一般的に需要が低くなるため、需要に合わせて物件の評価が下がる可能性があります。
例えば、子育て世帯は、購入予定のマンションがどの学校の校区内にあるのか、その学校の治安はどうなのかまで見ていることが多いです。

反対に、治安が良いエリアであれば評価が上がることを期待できます。

左右の部屋の隣人関係

不動産会社にとっても買主にとっても、隣人がどんな人なのか、関係性については気になるポイントです。

しかし、隣人関係に関しては調べて分かる情報ではないので、売主に聞く他はありません。

これまでトラブルが多かったなどと聞けば、購入したいと考える人も少ないので、対策を考える必要があります。

また、隣人トラブルがあって売却を考えているような場合は、心理的瑕疵に該当する可能性があるので、こちらもできるだけ正直に伝えるようにしましょう。

マンション査定に影響する外的ポイント

マンションの査定額を決めるのは、マンション本体の要因だけではなく、周辺の売り出し状況や経済的要因にも左右します。

以下の外部要因の代表的な項目を解説します。

  • 周辺物件の価格
  • マンション周辺の開発予定
  • 売却時の景気動向

周辺物件の価格

周辺のマンションの売り出し状況、特にあなたの住んでいるマンションと似た条件の物件は競合として見られ、査定価格が左右されます。

いくらあなたのマンションの状態が良くても、競合のマンションが極端に安く売りだされている場合は査定価格が安くなる場合が多いです。

大規模マンションの場合は、同じマンションの別の部屋で売りに出ていることもあります。

同じマンションであれば部屋の状態はそれほど変わらないので、競合物件の売り出し価格が査定額の基準になります。

マンション周辺の開発予定

駅や新路線の誕生、大型スーパーなの商業施設の建設予定、公園など、今後人口が集中しそうな都市や地域のマンションは査定価格が上がる可能性が高いです。

例えば、2027年に開通が予定されているリニア中央新幹線によって、名古屋駅周辺のマンション価格が5年後には大幅に上昇すると予想されています。

(参考記事:PRESIDENT Online「AIが選ぶ物件価格が上がる町下がる町」)

逆に近隣に別のマンションが建てられたり、ビルの建設で日当たりが悪くなる可能性があれば査定にマイナスの影響が出るでしょう。

売却時の景気動向

景気もマンションの査定価格に深く影響を与えます。

日経平均株価が下がっているなど、日本経済が低迷しているときはマンション含む不動産の購買需要も減り、価格も減少していきます。

以下のグラフでも日経平均株価とマンションの売却額(成約価格)との相関性が分かると思います。

マンション成約価格と株価の相関性

他にも、金融緩和による住宅ローン金利の引き下げや東京オリンピックによる新築・中古マンションの価格高騰など、外部の要因を挙げるとキリがありません。

みんなの不動産売却体験談

山梨県甲府市 / 60代

査定価格2,780万円売却価格2,780万円

不動産会社の決め手
より具体的に、どう売るかの戦略が明確であること。不要撤去物の無料処分。無料クリーニングサービス。地元の他物件や現物件への知識や売却実績があること。
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佐賀県佐賀市 / 50代

査定価格2,150万円売却価格2,170万円

不動産会社の決め手
査定額の高さ、対応の速さ、会社内の情報共有の正確さ、対応が柔軟であること、真摯に丁寧に対応してくれること、サービスがあることなどが求められると思います。
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埼玉県鴻巣市 / 50代

査定価格650万円売却価格690万円

不動産会社の決め手
大手だったし熱意もあったしどんな質問にも丁寧に対応して頂き信用出来ました。とても良い取引きが出来たと思ってます。不安なくやれました。担当者の方の熱意が特に良かったかなと。
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静岡県静岡市清水区 / 90代

査定価格1,310万円売却価格1,310万円

不動産会社の決め手
①買取価格。②担当者の丁寧・迅速・親切な対応。③売却後のアフターフォロー。(納税相談等。)今回は、①と②を重視しました。①は業者間で500万円も変わりました。
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岡山県岡山市東区 / 40代

査定価格900万円売却価格700万円

不動産会社の決め手
一括査定を複数の不動産業者に依頼して、その際の見積金額が最も高額であったこと。また不動産売却の流れを懇切丁寧に説明頂き、初めての売却であったため、不安が和らいだこと。
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まとめ

マンション査定では、どこを見られるのかポイントを把握し、簡単な掃除や片付けなどの事前準備を行って臨みましょう。

マンション査定で見られるポイントは以下の通りです。

▼室内(専有部分)

  1. 間取りや広さ
  2. 所在階
  3. 庭やバルコニー・設備
  4. 壁紙の状態
  5. 水回りの状態
  6. 部屋の清潔感

▼建物全体

  1. マンションの築年数
  2. マンションの方角
  3. 耐震基準・構造
  4. 維持管理状況
  5. 管理費・修繕積立金
  6. 共有部分の状態
  7. 施工・販売会社

▼立地条件

  1. 交通の便
  2. 生活利便性の高さ
  3. 周辺の騒音や景観

▼ヒアリングポイント

  1. マンションの購入理由
  2. マンションの売却理由
  3. 過去のリフォーム・修繕履歴
  4. 故障や不具合(瑕疵)の有無
  5. 住宅ローンの残債の有無
  6. 周辺エリアの治安
  7. 左右の部屋の隣人関係

▼外的ポイント

  1. 周辺物件の価格
  2. マンション周辺の開発予定
  3. 売却時の景気動向

マンション査定で見られるポイントは、後から変えられない要因がほとんどです。

しかし、どんなポイントが査定額に影響するのか知ることで、査定額に納得感を得やすくなったり、事前に対策できそうな部分が見えてくるでしょう。

すまリス
室内をきれいに見せられるような工夫はできそう!簡単な掃除や片付けはしておいたほうがいいね。

これからマンション査定を検討している人や不動産会社選びに迷っている人は、すまいステップ」の不動産一括査定がおすすめです。

すまいステップでは、一度の申し込みで最大4社までの査定結果を受け取ることができ、手間なく査定額を比較できて便利です。

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