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家の寿命は何年?住宅構造ごとの家の寿命と長く住み続ける方法

  • 更新日:2023年8月15日
家の寿命は何年?住宅構造ごとの家の寿命と長く住み続ける方法

「この家結構古いけど、あと何年住むことが出来るのだろう?」

「築30年ほどの家に住んでいるけれど、もう寿命なのかな?」

家の寿命がわからないことで、このような悩みを抱えていることはありませんか。

今住んでいる家の寿命をしっかり把握して、できれば長く住み続けられる方法を知れたらいいですよね。

この記事では、住宅構造ごとの家の寿命をご紹介した後、寿命を伸ばして長く住み続ける方法や、寿命が近づいた時に家を手放す方法を徹底解説します。

この記事を読めば、今住んでいる家に住み続けられる期間を把握できます。

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日本の木造住宅の寿命は約30年

日本でよく使われる木造住宅の寿命は、30年といわれます。

この数字は、解体された木造住宅の築年数から算出されています。

実際には築80年まで住める家もあります。住まいとして使える状態にも関わらず解体されている中古住宅が多いのが日本の現状です。

家の寿命を気にしていて、自宅の売却を考えているなら、不動産会社に査定依頼してもらうとよいでしょう。早めに不動産会社に相談することで、家が売れ残るリスクを抑えることもできます。

また、家を確実に売るためには、売却したい【家】の状態に合った不動産会社を選ぶ必要があります。

需要が低い立地にあり、売却が難しい【家】などは、不動産会社に対応してもらえないケースがあります。

すまいステップ』では、物件情報に合わせて、最大4社の優良不動産会社を無料で紹介しています。

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住宅構造ごとの寿命比較

実際に住まいとして使える家の寿命は、住宅構造によって異なります。

一戸建てによく使われる木造は30年~80年鉄骨構造は30年~60年、そしてマンションによく使われる鉄筋コンクリート構造(RC造)は40年~90年です

住宅構造寿命
木造30年~80年
鉄骨構造30年~60年
鉄筋コンクリート構造40年~90年

(参考:国土交通省「期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新による価値向上について」)

これらの数値を見ると、どの構造体でも寿命の幅が非常に広いことが分かると思います。

実際に、築30年以上でも住まいとして利用され続けている家もあれば、築30年前後で解体されて住宅としての役割を終えた短命の家も存在します。

長期優良認定住宅は100年以上住める

長期優良認定住宅は、100年以上住み続けれらます

長期優良認定住宅とは?
長期にわたり良好な状態で使用するために措置を講じられた住宅です。

以下の5つの基準を満たすことで、認定されます。

  • 長期に使用するための構造及び設備を有していること
  • 居住環境等への配慮を行っていること
  • 自然災害等への配慮を行っていること
  • 一定以上の住戸面積を有していること
  • 維持保全の期間、方法を定めていること
    参考:東京都住宅政策本部「長期優良住宅」

これらの長く住み続けられるための基準を満たしていて、性能の高い住宅です。

今住んでいる家が、長期優良住宅かどうか、詳しく知りたい方は、国土交通省の「長期優良住宅のページ」を見てみてください。

家の寿命が近づいた時の2つの選択肢

長期間住むことで慣れ親しんだ家だとしても、リフォームでは修繕できない欠陥が見つかり解体しなけばならないなどの状況が出てくると思います。

そのような場合に備えて、家の寿命が近づいた時の2つの方法を確認していきましょう。

  • 建て替え
  • リフォーム

①:建て替え

建て替えでは、構造体も含めすべてを解体し、ゼロから新築のように建て直します。

築30年前後の住宅にお住まいの方は、部分的なリフォームでは足りず、大規模な修繕が必要になる可能性が高いです。

建て替えの費用

費用の目安は、約2,200~3,500万円です。以下のような費用がかかります。

  • 解体費用
  • 新築工事費用
  • 仮住まい費用
  • 2回分の引っ越し費用(仮住まいとの往復分)

大規模な修繕には多大な費用がかかるため、リフォームで寿命を伸ばすより、建て替えてしまった方が、費用が抑えられる場合が多いです。

建て替えのメリット・デメリット

建て替えのメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

メリットデメリット
・間取りに対する不満を解決できる
・基礎や構造部分が全て新しくなる
・耐震性・断熱性などが最新基準で建築
・新築建設に伴い各種税金がかかる
・リフォームの約2倍の費用がかかる
・工期(約6ヶ月以上)が長い
・仮住まいや引越しが必要となる
資金にある程度余裕がある方は、建て替えをおすすめします。

②:全面リフォーム

既存の基礎部分(柱などの構造体)を残した状態で、改修工事を行う全面リフォームも検討してください。

全面リフォームの費用

費用の目安は、約500~2,500万円(参考:国土交通省「リフォームの内容と価格について」)です。その他の費用がかからず、約1~2か月間で終えられます。

かかる費用の幅が広いので、予算に応じて、リフォームする場所の優先順位をつけて絞るのがポイントになります。

全面リフォームのメリット・デメリット

リフォームのメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

メリットデメリット
・必要な部分だけ安い価格で改修できる
・短い期間で工事が完了する
・予算に応じた工事内容を選択できる
・愛着のある建物を生かせる
・間取りを大きな変更が難しい
・建物状況により耐震性・断熱性を高める費用が発生する可能性がある
コスト重視で現状の間取りなどを変えずに住み続けたい方は、全面リフォームをおすすめします
その他の手段として、家を売却をして、新居に住み替える方法もあります。
まずは、今お持ちの家はどのくらいで売却できるのか、不動産会社で査定をして確かめてみましょう。

手軽に家の査定額を知りたい方は、不動産一括査定サイトを利用してみてください。

不動産一括査定サイトは、パソコンやスマートフォンで家の物件情報を入力するだけで、複数の不動産会社にまとめて査定を依頼できます。

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記事のおさらい

家の寿命ってどれくらい?

木造は30年~80年、鉄骨構造は30年~60年、鉄筋コンクリート構造(RC造)は40年~90年です。

詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

家の寿命を延ばして長く住み続けるコツってあるの?

4つの方法で、長持ちしやすい家の状態を作れます

日頃から掃除や手入れを行う、専門家に依頼して点検を行う、必要中h祖に絞ってメンテナンス・リフォームを行う、天災から守る保険へ加入することが挙げられます

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