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家の売却相場の調べ方は?相場価格や相場に影響するポイントも解説

  • 更新日:2023年9月22日
家の売却相場の調べ方は?相場価格や相場に影響するポイントも解説

家の売却相場の調べ方はいくつかあります。

家の売却相場の調べ方
レインズ・マーケット・インフォメーション
土地総合情報システム
不動産物件情報サイト
固定資産税評価額から調べる
一括査定サイトで不動産会社へ査定する

「家を売りたいけど相場ってどこで調べるの?」

「相場どおりに売れるの?」

家の売却を検討している方でこのような疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。

家の売却相場を把握するのは、売却活動を成功させるために非常に重要な要素です。

この記事では、これから家の売却をする方に向けて、売却相場の調べ方や相場に影響するポイントなどを解説します。

家の売却でお悩みの方はぜひ参考にご覧ください。

家を売るにはどうする?高く売却するためのたった3つの注意点を分かりやすく解説

家売却相場の調べ方

家の売却相場の調べ方をご紹介します。

特徴がそれぞれで異なるため、確認しておきましょう。

相場の調べ方

  • レインズ・マーケット・インフォメーション
  • 土地総合情報システム
  • 不動産物件情報サイト
  • 固定資産税評価額から調べる
  • 一括査定サイトで不動産会社へ査定する

レインズ・マーケット・インフォメーション

レインズ・マーケット・インフォメーションは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営する不動産取引情報提供サイトです。

マンションや戸建てなどの直近一年の取引情報を調べられます。

間取り、築年数、駅からの距離などで条件を絞れるため、自分の家に似た物件の実際の成約価格を確認できます。

参考:レインズ・マーケット・インフォメーション

土地総合情報システム

土地総合情報システムは国土交通省が運営している、不動産の実際の取引価格、地価公示などを閲覧できるサイトです。

不動産取引価格、都道府県地価調査、不動産取引価格アンケートなどのサービスを提供しています。

毎年1月1日に最新の地価が更新され公開されるため、土地の価格も常に把握できます。

家や土地の売買を検討している方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:土地総合情報システム

固定資産税評価額から調べる

固定資産税評価額を調べることで売却相場も把握できます。

【固定資産税評価額とは】
固定資産税を算出するための基準とする固定資産の価値を評価した価額
固定資産税評価額は公示地価の7割程度の価額で、公示地価は実勢価格とほぼ同じです。
つまり、「公示地価=100%、固定資産税評価額=70%」ということです。
このことから、公示地価を求められれば実勢価格も把握できるため、以下の計算式で算出します。
固定資産税評価額÷0.7=公示地価(実勢価格)
実際に価格を入れると以下になります。
【例:固定資産税評価額2,100万円の家の場合】
2,100万円÷0.7=3,000万円
公示地価は3,000万円のため、3,000万円前後で売却できる可能性が高いと想定できます。

不動産物件情報サイト

不動産物件情報サイトでも相場をある程度把握できます。

方法としては、自分が売ろうとしている物件に似た物件を検索して、いくらで売り出されているか確認する方法です。

  • 築年数
  • 構造
  • 面積
  • 間取り
  • 階数
  • 最寄り駅

これらの条件を入力すれば、ある程度の相場を把握できます。

できる限り近い相場を把握するためにも、すべての項目を入力するようにしましょう。

一括査定サイトで不動産会社へ査定する

一括査定サイトを利用すれば一度に複数の不動産会社へ査定依頼できるため便利です。

以下の物件条件を入力するだけで自動で依頼してくれます。

  • 所在地
  • 物件種別
  • 築年数
  • 構造

不動産会社に査定してもらいたい場合は利用してみましょう。

なお、1社だけの査定だと、提示された査定額が適正かどうかが判断できないため、3~4社へ依頼するのをおすすめします。

すまいステップの一括査定サービスなら、簡単な物件条件を入力するだけで最大4社の不動産会社へ査定依頼できます。

効率的に相場を把握するためにも、ぜひこの機会にお試しください。

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家の売却相場を調べても相場どおりに売れるわけではない

家の売却相場の調べ方をお伝えしました。

しかし、相場どおりに必ず売れるわけではないことを理解しましょう。

ここでは、相場どおりに売れない理由について解説します。

間違った売却計画を立てないように確認しておきましょう。

相場は成約価格ではなく売り出し価格

不動産会社の査定や不動産サイトで提示される相場価格は成約価格ではなく、売り出し価格であることを理解しましょう。

成約価格は実際にその価額で売れる価額売り出し価格はその価格で売り出す価額の違いがあります。

これを理解していないと売り出し価格で売却計画を立ててしまい、実際には大幅に安い成約価額で売れる場合などがあるので注意が必要です。

相場を調べる際は、成約価格なのか売り出し価格なのかを明確にするようにしましょう。

購入希望者から値下げ交渉される

不動産取引の際は、購入希望者から値引き交渉されると考えておきましょう。

2,000~3,000万円の不動産であれば、おおよそ100~200万円が値引き相場といわれています。

したがって、成約価額を求めたとしても、実際にはさらに安い価額で取引する可能性があるのです。

このことから、売り出し価額を設定する際は、あらかじめ値引きされることを想定した価額にしておくことをおすすめします。

まとめ

家の売却相場の調べ方を解説しました。

調べ方には2種類あり、レインズ・マーケット・インフォメーションで確認したり、固定資産税評価額から算出できます。

ただし、実際の売却価額は相場どおりにならない場合もあることを理解しておきましょう。

また、相場は築年数や構造、立地などによって算定されるため、同じ構造や築年数の物件と比較しても大きく売却相場が異なる場合もあります。

より精度の高い相場を知りたい場合は、複数の不動産会社へ査定依頼しましょう。

すまいステップの一括査定サービスなら一度に4社で依頼できるので効率的に売却活動を進められます。

興味のある方はぜひこの機会にお試しください。

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