家を売る際、多くの人が気になるのは、どれくらいの価格で売れるかということです。
特にハウスメーカーで建てた家を売却する場合、多くのポイントが考慮され、それによって価格が大きく左右されます。
ハウスメーカーで建てた家の特徴や、高く売れる理由を知ることで、適切な価格での売却を目指すことができます。
この記事を読むことで、ハウスメーカーで建てた家の売却に関する知識が深まり、成功した売却を目指すためのポイントを把握することができます。
- この記事のポイント
- ハウスメーカーで建てた家は条件によっては高く売れる
- ハウスメーカーで建てた家は、住宅性能が高い、デザイン性が高い、アフターメンテナンスが充実している点が評価される
- 大手ハウスメーカーが施工した、築年数が浅い、立地や周辺環境が良いなどの特徴を持つ家は高値での売却が期待できる
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ハウスメーカーで建てた家が高く売れる理由
ハウスメーカーで建てたことだけで売却価格が決まるわけではありません。ただし、住宅性能を示す資料やメンテナンス記録が残っている家は、建物の状態を確認しやすく、査定時の評価材料になることがあります。
ハウスメーカーで建てた家について、売却時に確認されやすい要素は次のとおりです。
- 住宅性能
- デザインや間取り
- アフターメンテナンスの履歴
理由①:住宅性能が高い
耐震性、断熱性、耐久性などの住宅性能は、購入検討者が確認する要素です。ハウスメーカーでは、設計・施工方法や使用部材を標準化し、品質管理や性能確認の仕組みを整えている場合が多いため、一般的に住宅性能を確保しやすく、性能を確認する資料もそろえやすい点が評価されます。
ただし、実際の性能や状態は、建築時期・商品・設計・施工・維持管理によって異なります。ハウスメーカーで建てたことだけで性能や売却価格が決まるわけではないため、住宅性能評価書、省エネ性能を示す資料、設計図書、点検・修繕記録などを査定時に提示しましょう。これらの資料は価格を保証するものではありませんが、建物の状態や性能を説明する材料になります。
理由②:デザイン性が高い
間取りやデザインが購入検討者の希望に合っていれば、評価される可能性があります。一方で、個性的な仕様がすべての買主に好まれるとは限りません。デザイン性だけで売却価格が上がると断定せず、立地や状態と併せて評価される要素として考えましょう。
理由③:アフターメンテナンスが充実している
定期点検、修繕、リフォームなどの履歴が残っていると、建物がどのように維持管理されてきたかを説明しやすくなります。保証書、点検結果、修繕記録などの住宅履歴情報を整理しておきましょう。
ハウスメーカーで建てた家が売却時に見られるポイント
家の売却価格は、立地や築年数だけでなく、工法・構造、建物の状態、メンテナンス履歴なども含めて個別に判断されます。査定時には、構造・状態・維持管理の履歴を確認できる資料を提示しましょう。
査定時には、例えば以下のようなポイントも考慮されます。
工法・構造
工法・構造は査定時の確認項目の一つです。ただし、下表の法定耐用年数は税務上の減価償却の基準であり、建物がその年数で使えなくなることや、売却価格がその年数だけで決まることを示すものではありません。
| 構造 | 住宅用建物の法定耐用年数 |
|---|---|
| 木造・合成樹脂造 | 22年 |
| 金属造(鉄骨) | 19〜34年(骨格材の肉厚等で異なる) |
| 鉄筋コンクリート造 | 47年 |
実際の査定では、構造に加えて築年数、施工状態、劣化状況、立地、維持管理の履歴などを確認します。
木造
木造は、木材を主に使用する建築構造です。設計の自由度が高く、建築費用を抑えやすい場合がある一方、状態を保つには適切な点検やメンテナンスが必要です。耐震性は構造だけで一律に決まるものではなく、設計・施工・耐震等級なども併せて確認しましょう。
鉄骨構造
鉄骨構造は、鉄骨を主に使用した建築構造です。耐火性や耐久性などが特徴として挙げられますが、仕様や状態は住宅ごとに異なります。設計図書や性能資料があれば査定時に提示しましょう。
鉄筋コンクリート構造(RC造)
鉄筋コンクリート構造は、主要構造部や基礎に鉄筋とコンクリートを使用した建築構造です。耐火性、耐震性、耐久性、遮音性などが特徴として挙げられますが、実際の評価は構造だけでなく、建物の状態や立地を含めて判断されます。
アフターメンテナンス
アフターメンテナンスの記録は、住宅をどのように維持管理してきたかを示す資料になります。定期点検・修繕・設備交換の記録、保証書、住宅履歴情報などを整理しておきましょう。
リフォーム
リフォームは、建物の状態や使い勝手を改善する場合があります。ただし、売却直前に行ったリフォーム費用をそのまま売却価格へ上乗せできるとは限りません。買主のニーズに合わない可能性もあるため、実施を迷ったら、まず現状のまま不動産会社に相談しましょう。
高く売れやすいハウスメーカーの家の特徴
高く売れやすい家には、立地や建物の状態など、複数の要素が関係します。ハウスメーカーの家では、次の特徴が評価材料になる可能性があります。
大手のハウスメーカーが建てた
大手ハウスメーカーの住宅は、施工会社や商品、保証・点検制度を確認しやすい場合があります。ただし、大手であることだけで品質や売却価格が保証されるわけではありません。施工会社名だけでなく、建築時の資料、保証内容、点検・修繕履歴を確認しましょう。
築年数が浅い
築年数が浅い家は、設備や内外装の劣化が少ない可能性があります。ただし、築年数だけでなく、適切に維持管理されているか、修繕が必要な箇所がないかも確認されます。
立地がよい
駅からの距離、通勤・通学の利便性、道路付けなどは、購入検討者が確認する要素です。立地の評価は地域の需要や市場環境によって異なります。「高く売れる」とは断定せず、物件ごとに確認しましょう。
周辺環境がよい
周辺の交通、買い物施設、病院、学校などは、生活の利便性に関わります。将来の開発計画や騒音・災害リスクなども含めて、物件ごとに確認します。
間取りやデザイン性がよい
生活しやすい間取りや、維持しやすい内外装は、購入検討者に評価される可能性があります。個人の好みに左右される部分もあるため、デザイン性だけを理由に価格を見込まないようにしましょう。
アフターメンテナンスがされている
定期点検や修繕の履歴が残っていると、建物の状態を説明しやすくなります。保証書、点検報告書、修繕内容・時期が分かる資料をまとめて査定時に提示しましょう。
まとめ
ハウスメーカーで建てた家は、性能資料や住宅履歴、メンテナンス記録が残っている場合、建物の状態を説明しやすくなります。ただし、ハウスメーカーで建てたことだけで高く売れるわけではありません。立地・築年数・構造・状態・市場環境などを踏まえて売却価格が判断されます。
売却を検討する場合は、保証書、設計図書、住宅性能評価書、点検・修繕記録などを整理し、複数の不動産会社に査定を依頼して見立てを比較しましょう。
- ハウスメーカーで建てたことだけで売却価格が決まるわけではない
- 住宅性能・住宅履歴・メンテナンス記録は、建物の状態を説明する材料になる
- 法定耐用年数は税務上の基準であり、売却価格や使用可能年数を直接示すものではない
- 査定額は物件条件や不動産会社の見立てで異なるため、複数社で比較する





