「家を売ってすぐに現金化したい」
「相場より安くてもいいからすぐに売却して現金が欲しい」
家の売却には手間と時間がかかるため、なかなか売却活動を進められない方もいるのではないでしょうか。
この記事では、家を即金で売却する方法について解説します。
すぐに現金が必要な方や売却活動に時間をかけられない方はぜひ参考にご覧ください。
家を即金で売却する方法
家を即金で売却する方法は、不動産会社に「直接買取ってもらう方法」と「買取保証を依頼する方法」の2つがあります。
それぞれ特徴が異なるため売却時の参考にしてください。
不動産会社に直接買取ってもらう
家を売却してすぐに現金化したい方におすすめの方法です。
- 現金がすぐに必要な人
- 売却活動に時間をかけられない人
- 仲介手数料などの費用をかけたくない人
不動産会社に直接買取ってもらえるため、交渉が完了次第すぐに現金を受け取れます。
一般的な売却の場合、不動産会社に仲介を依頼して買い手を見つけてもらう必要があります。
そのため、買い手が見つかるまで売却できずに売却時期が不透明なこともあります。
不動産会社に直接買取ってもらうことで、買い手を見つける手間が省け、売却までの期間が短く済みます。
また、仲介手数料も不要なため、売却までに予算をかけたくない人におすすめです。
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買取保証を不動産会社に依頼する
相場に近い価格で売りたい人におすすめです。
- すぐにではなないが、近いうちにまとまった現金が必要な人
- 確実に家を売りたい人
- 早期売却を目指しつつ、なるべく高値で売りたい人
買取保証とは、不動産会社に仲介を依頼したにもかかわらず、一定期間買い手が見つからない場合に不動産会社が買取りをする保証のことです。
万が一買い手が見つからなくても売却できるため、安心して売却活動ができます。
即金で売却するよりも売却までに時間がかかりますが、高値で売却できる可能性が高いです。
相場に近い金額で確実に売却したい方におすすめです。
家を即金で売却するメリット
家を即金で売るメリットは以下の5点です。
- すぐに現金化できる
- 仲介手数料が不要
- 契約不適合責任を負わない
- 周囲に知られない
- 内覧の準備が不要
すぐに現金化できる
約1ヶ月で現金を受け取れます。
不動産会社に仲介を依頼した場合だと約3~6ヶ月かかりますが、直接買取りであれば買い手を見つける必要がないため、早期売却を実現できます。
仲介手数料が不要
不動産会社に仲介を依頼せず直接買取ってもらうため、仲介手数料が発生しません。
本来、仲介手数料は、「売却価格×3%+6万円」を上限とした価格を支払う必要があります。
しかし、仲介手数料が発生しないため、売却までにかかる経費を抑えられます。
契約不適合責任を負わない
契約不適合責任とは、契約時に取り決めた品質や種類、数量などに関して契約内容に反した事態が発生した際に、売主が責任を負担することです。
売却後3ヶ月間の間に、その物件の設備不良が判明した場合は売主が修理や補修をしなければなりません。
しかし、直接買取りの場合は設備不良があっても不動産会社が負担するため、リスクを負わずに売却できます。
周囲に知られない
直接買取りは、不動産会社にのみ情報を開示するため、周囲に知られないメリットがあります。
仲介に依頼すると不動産会社が買い手を見つけるために売却活動をおこない、チラシやインターネットに物件情報として掲載されます。
周囲に知られずに売却したい方におすすめです。
内覧の準備が不要
不動産会社が買取りするため、内覧がありません。
部屋の掃除や補修などの手間を省けて、手軽に売却活動を進められます。
仲介に依頼すると買い手が購入前に内覧に来るため、部屋をキレイにするなどの準備をしなければなりません。
「売却に時間をかけられない」という方は効率よく時間を利用できます。
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家を即金で売却するデメリット
家を即金で売るデメリットは以下の3点です。
- 売却価格が安くなる
- 築浅物件は損をしやすい
- 家の状態によっては買取に応じてくれない
売却価格が安くなる
即金で売却した場合の売却価格は、相場の7~8割程度になることが多いです。
不動産会社が、所有権の移転登記の費用や建物の修繕費用などを負担するため、それらを考慮した金額で買取をします。
そのため、相場よりも安い価格で売却することになります。
築浅物件は損をしやすい
築浅物件は設備も新しく、経年劣化もしていないため、買い手がすぐに見つかることが多いです。
古い物件と違い、仲介で売却活動しても買い手が見つりやすく、相場と同等の価格で売却できる可能性が高いです。
どうしてもすぐに現金が必要ないのであれば、築浅物件は仲介で売却した方がお得です。
家の状態によっては買取に応じてくれない
築年数が40年や50年を超える物件や老朽化が進んでいる物件は、不動産会社が買取りしてくれない場合があります。
理由は、買取りをしても今後買い手が見つかる可能性が低いと判断されてしまうからです。
不動産会社によっては訳アリ物件が得意な会社もあるため、複数の不動産会社を確認してみましょう。
家を即金で売却する際の注意点
家を即金で早く売却する際の注意点はいくつかあります。
すぐに現金化したい方は確認しておきましょう。
売却価格が相場より安すぎていないか確認する
即金で売却しようと不動産会社に査定依頼すると、相場よりも安い金額で提示される場合があります。
売却活動は、本来数か月かけて売却することが多いです。
しかし、即金売却は短期間での売却になるため、不動産会社に足元を見られる可能性があります。
「どうしてもすぐに現金が欲しい」という場合でなければ、時間をかけて相場を把握することをおすすめします。
売却代金で住宅ローンを完済できるか確認する
ローンが残っている方は、売却代金でローンを完済できるか確認しておきましょう。
ローン残高、売却で得られる金額、売却時にかかる諸経費など、確認することは多くあります。
確認できていないと、売却代金でローン完済できずに新たなローンを組むことになる場合もあります。
信頼できる不動産会社に依頼する
売却を成功させるためには、信頼できる不動産会社に依頼することが重要です。
会社によっては、戸建て売却が得意だったり、マンション売却が得意だったりします。
依頼する不動産会社のホームページや口コミをみて、実績や評判などを確認しましょう。
複数の不動産会社に依頼する
不動産会社に売却依頼する際は3~4社ほどへ依頼してみましょう。
売却の前に査定額を提示されるのですが、1社のみだとその査定額が適正なのか判断できません。
複数社から査定額を提示されれば、ある程度の相場感がつかめ、より高値で売却できる不動産会社を選べます。
訳アリ物件は専門の不動産会社に依頼する
事故物件や再建不可物件などの訳アリ物件は、不動産会社に買い取ってもらえない場合があります。
そんなときは訳アリ物件を得意としている不動産会社に依頼してみましょう。
会社によっては高値で買い取ってもらえる場合もあります。
まとめ
家を即金で早く売却する方法を解説しました。
すぐにでも現金が必要であれば、不動産会社に直接買取りしてもらいましょう。
売却価格が相場より安くなる可能性が高いですが、仲介で売却するよりも手間がないのでスムーズに売却できます。
即金で売却する方法は、メリットとデメリットがありますので理解してから売却活動を始めましょう。