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不動産査定AIとは?仕組みやメリットデメリットなどを解説

  • 更新日:2023年1月19日
不動産査定AIとは?仕組みやメリットデメリットなどを解説

不動産の売却について調べていると頻繁に登場する言葉が「不動産査定AI」です。

しかし存在自体を把握していても、まだ使った経験がないという人も多いでしょう。売却の予定があるのでしたら、不動産査定AIを試してみるのもおすすめの方法です。

そこで本記事では不動産査定AIについて内容を解説していきます。

不動産の売却を予定しているのなら、ぜひ参考として記事の内容をお役立てください。

不動産査定とは?おすすめの査定方法の選び方から手順・事前準備など基礎知識を完全解説

不動産査定AIとは?

不動産査定AIとは、文字通り不動産の査定額を出すためのAI(人工知能)です。即座に必要となる情報を出せるのが不動産AIの持つ大きな特徴となります。

厳密な査定価格まではわからないものの、不動産査定AIを使うと概算の把握が可能です。

ただしオリジナルのデータが違っていることから、使うサービスによって結果も変わってきます。利用者には判別しづらいポイントであるため、不動産会社による査定との併用が良いでしょう。

不動産査定AIの仕組み

AIとは「artificial intelligence」の略で、人工知能を意味する言葉です。

不動産の査定だけでなく、医学・心理学・科学など多くの業界で活用されています。不動産査定AIは過去の膨大な取引データを学習した人工知能です。

建物の名前・種類・広さ・方角などから売却額の目安を調べられます。取引データなら不動産会社でもチェックが可能です。

不動産会社でも、知識や経験が豊富な担当者は多くの事例を把握しています。しかし人間の記憶力には限りがあり、すべてを覚えられるわけではありません。

そこで不動産会社の一部では、AIを活用した査定を導入しています。実際の売却価格とは誤差が出てしまいますが、興味があるなら試してみるのも良いでしょう。

不動産査定の種類

不動産査定には、机上査定と訪問査定の2種類があります。査定をおこなうのは不動産会社で、どちらも無料です。

机上査定では不動産の築年数・面積・市場の動向などをもとに査定額を算出していきます。書類の準備は不要であるため、机上査定は手軽です。

結果が出るまでの時間は査定の種類によって違います。

  • 机上査定……数時間~3日前後
  • 訪問査定……1週間前後

不動産査定AIは、過去の取引データを参照する机上査定とも近いと考えられます。しかし机上査定よりも短時間で結果を得ることが可能です。

訪問査定では人間が実際に現地に赴いて不動産を査定します。

立地や不動産の状況を細かくするため、訪問査定は実際の売却金額と近くなるのが特徴です。概算を知るなら机上査定、実際に近い金額を知るなら訪問査定を活用しましょう。

不動産査定AI査定のメリット

不動産の売却でAIを参照するメリットを紹介します。代表的な不動産AI査定のメリットは次の4つです。

  • すぐに査定結果がわかる
  • データを根拠にした査定結果が出る
  • 匿名で利用できる
  • 気軽に査定結果を調べられる

それぞれについて解説しますので、参考として内容をご確認ください。

すぐに査定結果がわかる

すぐに査定結果がわかるのが不動産査定AIでの大きなメリットです。机上査定・訪問査定とも、不動産会社に依頼すると利用すると時間がかかります。

しかしAIを活用すると人間が対応する必要がないため、24時間いつでも瞬時に結果を得ることが可能です。

何らかの理由で「取り急ぎ目安となる金額が知りたい」と考えている人も多いでしょう。そんなときは不動産査定AIも役に立ちます。

ただし過去の事例をもとにした目安の数字であるため、詳細な金額の確認には使えません。手軽ではあるものの、精度は机上査定・訪問査定よりも下がります。

数百万円単位で違う可能性もありますので、利用時は気をつけましょう。

データを根拠にした査定結果が出る

不動産査定AIはデータを根拠にした査定結果を得られるのもメリットです。不動産の訪問査定では担当者が実際の状況を見て査定をおこないます。

そのため立地やリフォームの有無などを考慮してもらうことも可能です。

しかし人間による査定だと、相場より高い金額が提示される可能性もあるでしょう。AIを使った査定なら、根拠となるのは過去のデータです。

そのため担当者の主観に左右されない査定結果が確認できるでしょう。相場を確認するためにも不動産査定AIは役立てられます。

匿名でも利用できる

サービスによっては匿名で利用できるのも不動産査定AIで得られるメリットです。名前・電話番号・メールアドレスなど、個人情報を入力するのに抵抗を持つ人もいます。

「相場は知りたいものの今は訪問査定を依頼する段階ではない」という人もいるでしょう。机上査定や訪問査定を依頼する段階でないのなら、匿名で使える不動産査定AIの活用も便利です。

ただしサイトによっては匿名での利用ができず、会員登録が必要になります。

会員登録が必要でも連絡は来ないといったサイトもあるので、利用前は確認が必要です。個人情報の入力を避けたいなら、会員登録が不要な不動産査定AIで試してみましょう。

気軽に査定結果を調べられる

不動産査定AIは、気軽に査定結果を調べられるのも独自のメリットです。次のようなケースなら不動産査定AIが使えます。

  • 所有している不動産の価値が知りたい
  • 不動産の購入にあたって相場を把握しておきたい
  • 不動産査定AIが使えるのは、不動産の売却希望者だけではありません。
  • 「相場を把握して検討したい」と考えている購入希望者でも使えます。

気軽に使えるので、興味があったら試してみましょう。

不動産AI査定のデメリット

どんなサービスでも、利用するのならメリットだけでなくデメリットを把握しておくのが大切です。
デメリットを知っておくと「自分の予想と違っていた」という事態が避けられます。

  • 代表的なデメリットは次の4つです。
  • 成約価格とのギャップが大きい
  • 個別の事情を加味できない
  • レインズと連携していない
  • 信頼できる不動産会社選びまではできない

デメリットについても紹介しますので、内容をチェックしてみましょう。

成約価格との違いが大きい

不動産査定AIは、成約価格との違いが大きいのもデメリットです。AIは過去の売却実績・不動産の状況といった情報をもとに査定結果を出してくれます。

しかし不動産の価格は、次のような要素で変動するものです。

  • 不動産の劣化状況
  • 購入希望者の需要
  • 景気

AIでは考慮されていない要素が多いため、どうしても成約価格とギャップが出ます。特に地方の物件は全体的に見ると取引件数も少ないため、価格との差は大きくなってしまうでしょう。

そのため不動産査定AIでわかる金額はあくまでも目安です。なるべく正確な金額を知りたいのなら、訪問査定を利用してください。

個別の事情を加味できない

不動産査定AIは不動産ごとの個別の事情を加味できないのもデメリットとなります。なぜならAIは、過去の取引データだけを参照して査定額を出すからです。

そのためプラス・マイナスどちらの事情も反映されません。

  • 築年数は長いもののリフォーム・リノベーションをしている
  • 売れやすくするために価格を抑えたい

上記のような事情を持つ人も多いでしょう。

しかしAIは人間と違って、個別の状況を加味した査定はできません。個別の事情を加味した査定額が知りたいときは、訪問査定をしてもらうのがベストです。

レインズと連携していない

レインズと連携していないのも、不動産査定AIを利用するうえでのデメリットとして挙げられます。

国土交通省の指定を受けた「不動産流通機構」が運営しているシステムが「レインズ(REINS)」です。会員となっている不動産会社は、売主や買主の依頼にもとづいて情報を登録します。

しかし不動産査定AIは自社の情報で学習する仕組みです。レインズとの連携がないためデータの参照ができず、相場との差が生じがちです。

本格的な査定額を知るためには、不動産会社まで依頼してみましょう。

信頼できる不動産会社選びまではできない

不動産査定AIだけでは、信頼できる不動産会社選びができないのもデメリットです。

不動産を実際売却するにあたっては、不動産会社への依頼が必要です。しかし不動産査定AIでは、目安の金額しかわかりません。

不動産会社の実績や対応などは、別途調査が必要です。価格・実績・対応を知るのなら、不動産の一括査定を利用する方法があります。

一括査定なら複数の会社に査定を依頼して金額を知り、対応を比較することが可能です。

不動産査定AIの精度

不動産査定AIを使うにあたって気になるのは精度です。たとえ便利だとしても、査定の精度が低いのなら参考にするのは難しいでしょう。

そこで一戸建て・マンションのAI査定について精度を紹介します。サービスを利用するにあたっての参考としてチェックしてみてください。

一戸建ての場合

一戸建ての場合はAIによる査定の精度が悪くなるので、参考として使えない可能性があります。

なぜなら一戸建ては、部屋数・庭の広さなどの条件がそれぞれ大きく違っているからです。同じ状況での販売実績がないと、精度はどうしても悪くなってしまいます。

現実との隔たりが大きくなってしまうため、一戸建てについては対象外としている不動産査定AIも多めです。

実際の査定価格とでは2~3割違うこともあります。信憑性が低いため、不動産査定AIの結果は過信せず参考としておきましょう。

マンションの場合

マンションの場合は査定の精度が一戸建てよりも高い傾向にあります。

ただしマンションでも精度が高くなるのは、次の条件を満たす場合です。

  • 築10年を過ぎている
  • 大規模マンションである
  • リフォームをしていない

一定以上の築年数で大規模マンションなら、AIが同じマンションの取引事例を学習している可能性があります。

そのためAIの精度が高くなり、実際の価格に近づくでしょう。

リフォームの内容は、実際に人間が確認してみないと判別できません。そのため、リフォームをしていないマンションなら、AIの査定結果が売却価格に近いものとなります。

条件に該当するマンションがあるのなら不動産査定AIを試してみてください。

不動産査定AIの利用方法

参考として、不動産査定AIの利用方法もチェックしてみましょう。利用方法は簡単で表示された項目に入力していくだけです。

使用するサービスにもよりますが一般的な利用方法は次の通りです。

  1. マンションの名前を入力する
  2. 専有面積を選択する
  3. 間取りを選択する
  4. 階数を入力する
  5. 方角を選択する
  6. 査定結果を見る

それぞれの手順について確認してみましょう。

1.マンションの名前を入力する

AIを利用するのならマンションの名前を入力します。

プルダウンで候補が出てきたら、該当のマンションを探してクリックしてみましょう。マンション名を選択するときは、似たような名前に注意が必要です。

間違えないよう必ず住所を確認してください。

2.専有面積を選択する

名前を入力したら、マンションの専有面積を選択します。ただし通常は細かな数字までは入力できません。

あくまでも概算を出すものなので、おおまかな数字で問題ないです。手元の書類を確認し、実際に近い数字を選択してください。

3.間取りを選択する

不動産査定AIでは、間取りを選択する必要もあります。間取りも査定の結果に影響を及ぼすものだからです。

プルダウンを使うのなら選択間違いに気をつけましょう。なるべく誤差が出ないよう、正しい間取りを選択してください。

4.階数を選択する

AIによる査定では、所有しているマンションの階数も選択します。マンション名を入力していると、表示されるのは最上階までです。

金額に影響しますので、階数も間取りと同様に、選び間違えないよう気をつけましょう。

5.方角を選択する

不動産AI査定では、方角を選択する必要もあります。マンション選びでは、方角も多くの人が気にするポイントだからです。

選択後は入力内容に間違いがないか確認をおこなってください。

6.査定結果を見る

表示されているすべての項目を選択したら、査定結果を確認してみましょう。画面の表示にしたがって「査定結果を見る」などをクリックすればOKです。

AIにもよるものの1分もあれば結果がわかります。

売却予定があるなら無料一括査定もおすすめ

不動産査定AIは便利なサービスではあるものの、一戸建ての査定には適していないので注意が必要です。

マンションでも、リフォーム済みであればAIの精度が下がってしまう可能性があります。不動産の売却にあたって価格を知りたいのなら、すまいステップの一括査定を試してみましょう。

すまいステップとは、厳選した優良企業が掲載された一括査定サイトです。厳しい審査基準を満たした担当者が紹介されるため、安心して売却の相談ができます。

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利用時には複数の不動産会社に査定を依頼して価格を比較してみましょう。

査定前に不動産会社の口コミ評判がわかるのも、すまいステップを利用するうえでの大きなメリットです。初めての不動産売却であれば、わからないことも多く不安に感じるかもしれません。

そんなときはすまいステップの一括査定で、信頼できる不動産会社を見つけてくださいね。

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