幸せなマイホーム生活をしている方たちもいる中で、「後悔だらけになるならマイホームなんて買うんじゃなかった…」と感じている方もいます。
もしもマイホーム購入を検討しているのなら、実際の失敗談を聞いて失敗の原因を避けたいですね。
この記事では、後悔した原因を紹介しています。また後悔しないために押さえておきたいポイントや、マイホームの住み替えについても解説していますので、マイホーム購入時の参考にしてみてください。
マイホーム後悔だらけ①騒音がうるさくて耐えられない
マンションの場合、壁・天井・床などを隔てただけで隣人と接しています。隣の人の会話や音楽、上の階の住人の足音など、生活音を気にしたらキリがありません。
「少しくらいの音なら気にならない」という方もいますが、過去に騒音が原因で訴訟になったケースや傷害事件も起きています。
あくまで訴訟となったひどいケースですが、訴訟に発展しなくても騒音が原因で住人同士が揉めることはよくあります。
子供のいる家庭では、子供が走り回ったり大声で泣いたり、大きな音を立ててドアを開閉したりします。「泣き声や足音が下の階に響いて、迷惑をかけていないだろうか」など、自分自身の生活音が気になることもあるでしょう。
分譲マンションを購入しての後悔は。
上の階の家族がうるさいことだ。
何度も管理人を通して注意をしてもらっているが。
23時になっても、ドンドンと物音が聞こえる。
走り回る音も聞こえる。
私の唯一のストレスは上の階の騒音だ。子供は私にもいるが足音立てたら即叱るぞ‼️躾しっかりしてくれ💢— ちぃgu×chihuahua♪ (@kanakana777kana) January 24, 2021
わたしはマンションですが
地味に後悔…
上の部屋朝4時からうるさくて起きちゃって眠れないし
玄関のドアはちゃんと閉まらなくて隙間すごい空いてるけど
共用部分なので、勝手に変えられない😇ただ管理されてるので、いつも廊下とか綺麗だしゴミも出せるしそう言う部分ではいいかなぁ…
— 🔰投資初心者マークちゃん (@ayachan_x) February 4, 2024
コロナの影響で生活スタイルが変わり、外出を控えて室内に滞在している方も多くいます。
マンションを決めるときには、壁が厚く目覚まし時計くらいの音なら聞こえないか、近隣に騒音を出す方がいないかどうか確認するとよいでしょう。
マイホーム後悔だらけ②住まいに関わる月々の支払いが辛い
マンションを購入すると、毎月かかるのは住宅ローンの支払いだけではありません。
戸建てを購入した場合には発生しないような管理費、駐車場代、修繕積立金が毎月かかり、それ以外にも年に一度固定資産税を支払います。
マンションの長期修繕計画によって修繕積立金の金額は変わってきますが、マンションの入居者数により金額が増減します。
マンションの入居者数が少なければ、割り当てられる修繕積立金の負担も大きくなるので注意が必要です。不明な点があれば事前に確認しておきましょう。
マイホーム後悔だらけ③窓が少なくて風通しが悪く息苦しい
マンションは戸建てと比べると、窓の数が少なくて小さい傾向があります。
「窓が小さいとオシャレに見える」「窓破りが難しくて、防犯性が高い」「冬に暖かい」などのメリットがありますが、デメリットも多いので気を付けなければなりません。
窓が少ないデメリットには、「風通しが悪い」「部屋が狭く感じやすい」などが挙げられます。
窓が少なめでも、風が通り抜ける家ならよいですが、風が抜けずに空気がこもるようなら注意が必要です。日本の気候は、特に梅雨時から夏にかけて湿気と暑さがきつくなります。
梅雨時はじめじめした空気が抜けずに、カーテンや靴箱、クローゼットの中などがカビてしまう可能性があります。
また、夏は蒸し暑くなり、窓を開けたくらいでは暑さが部屋から抜けないでしょう。
窓が二つしかない中住戸でも、風が抜ければ問題ありません。内覧の際には窓を開けてもらって、風通しを確認しましょう。
マイホーム後悔だらけ④日当たりが悪く部屋が暗くて寒い
「日当たりのよい家に住みたい」と思う方は多いでしょう。
紫外線で家具が傷むかもしれませんが、それ以上に日当たりの良い部屋は「気持ちが明るくなる」「気分がいい」などのメリットがあります。
一方、日当たりが悪いことによるデメリットには「冬は寒く、部屋全体が暗くなり光熱費も上がる」「湿度が上がってカビが発生しやすい」ことなどがあります。
多少の日当たりの悪さならば、健康被害の心配はありません。
しかし、マンションの中住戸で窓なしの部屋やお風呂がある場合、光源が電気のみで風通しも悪いので注意が必要です。もしも引き戸でリビングと続きになるような部屋ならば、窓がなくてもリビング窓から光をとれるかもしれません。
気に入った家に窓のない部屋や日当たりの悪い部屋があった場合は、物置部屋や書斎(紫外線で本が傷まない)にするなど、用途を工夫しましょう。
マイホーム後悔だらけ⑤セキュリティが不十分で不安になる
マンションやアパートに住む場合、「防犯面が心配だから2階以上に住もう」と考える方は多いでしょう。
マンションの場合は階数が高いほど侵入が難しく、人の目も複数あるので窃盗に入る難易度は上がります。防犯カメラやオートロックが設置してあるマンションなら、さらに侵入が難しくなります。
セキュリティを高めるために工事を行うと多額の費用がかかるので、多くの家がセキュリティ面を強化していないのです。
マイホーム後悔だらけ⑥外からうちの中が丸見えで恥ずかしい
マイホームを購入する前は、どうしても間取りや内装、外観などが気になってしまいがちです。
「リビングの窓は大きめの掃き出し窓にして南向きがいい」「日当たりを良くしたいから窓は多め」「玄関は広く取りたい」などの希望を叶え、いざ住んでみると家の中が丸見えだったというのはよくあります。
快適な家に住みたいと思ったら、プライバシーの問題はとても重要です。
せっかく芝生の庭を整えて友人とバーベキューパーティーを開こうと思っても、通行人から丸見えだったら人目が気になって楽しめません。
また、隣家と接している場合、窓を開けたら隣の家が丸見えというケースもあり、せっかく窓を付けても一日中カーテンを閉めっぱなしということもあるでしょう。
マイホーム購入後でも、外構工事をしてプライバシーを保護することはできますが、外構工事の費用は数十万から数百万円かかる可能性があります。
マイホーム後悔だらけ⑦駅から遠く何をするにも不便を感じる
駅近のマンションやアパートで暮らしていた方が駅から離れた戸建てに移り住むと、不便さを感じることが多いでしょう。
通勤で電車を利用するなら、駅までの通勤手段を考えなければなりません。徒歩や自転車で駅まで行けるならよいですが、梅雨の時期や台風の際などには通勤が困難になります。
また、バスを利用する場合、なかなか時刻表通りに来なくて困ることがあります。特に雨の日はバスが満員になることも多いため、毎日の通勤で苦労することになるでしょう。
駅まで徒歩20分の戸建買ったことあるんですけど…毎日の通勤がキツくなって結局引越しました🤣普段の生活に合う場所にしたら良かったと思った次第です(アホでした笑)🤣
— エマ☺︎/夫婦で育休/1y/同居嫁 (@wikukyu2023) September 29, 2023
郊外に住むデメリットは他にもあり、都内へ出るための道路状況が悪いなどがあります。
船橋に戸建てを買って最高に後悔してる真っ最中。マジで渋滞、毎日渋滞。ここまで渋滞するとは思わんかった。都内出るのになんで湾岸しかないん?アホほどトラックいるのに下道1本しかないってアホなん?税金余ってるなら道路増やせー🛣️#湾岸あと2本追加して
— ぼーの@軽貨物ドライバー (@bono50) November 10, 2023
今はよくても、老後に体が弱った時、生活利便性の悪い場所だと買い物や病院に行くのに苦労します。
いつかは免許証を返納する日が訪れるため、老後も日常生活に困らず生活できるか、マイホームを持つ時には考えておきたい問題です。
マイホーム後悔だらけ⑧庭のメンテナンスが想像以上に大変だった
マイホームの購入前は新居の中での生活ばかりをイメージしてしまい、庭に意識が向きにくくなります。しかし、多くの戸建て所有者は庭のことで悩みを抱えています。
「雑草の生える時期になったね、いい除草剤知らない?」「猫がふんをして困っている」「ムカデやアリが大量発生した」などの会話は、隣人同士やママ友の間でよく話される内容です。
庭をコンクリートなどで固めていない限り、土があれば自然に雑草は生えてくるため、きれいな庭を維持するためには定期的なメンテナンスは欠かせません。
広さも、10年、20年先まで考え部屋数考える
外壁は白だとコケや汚が断然目立つ(白にして後悔)
庭は広いと手入れが大変、お金もかかる(広すぎて後悔)
駐車場1台だと子供が成長した時足りる?
自治体の財政力は高いに限る(ゴミ袋無料、バス子供無料、ペイペイ還元何度もあり助かってる)
— マヨ@ブログ収益6桁&10万PV (@tameroutine) October 21, 2023
もちろん、土いじりや庭仕事が趣味であれば、きれいな花が咲いたり、家庭菜園が楽しめることはメリットです。しかしそうでないなら、庭のメンテナンスが大変なことを知った上で、庭の広さやタイプを決めましょう。
マイホーム選びは後悔だらけにならないように慎重に行う
人生にあるかないかの不動産購入は、ライフイベントの中でも重要です。自分だけではなく家族の幸せにもかかわるため、後悔したくありません。
実際に家を購入した方たちが、どのような点を後悔したか知れば、同様の失敗を避けられます。マンション、戸建てなど家のタイプによってメリット・デメリットも変わってくるので、自分や家族の向き不向きを考えたうえで、慎重にマイホームを選択するとよいでしょう。
またすでに購入したマイホームに対して後悔をしている場合は、住み替えという選択肢もあります。