「住み替えで家が売れなかったらどうすればいいんだろう」という想いを抱える方はいるでしょう。
家の状態や周辺環境によっては売れるまでに時間がかかったり、なかなか売れないということも少なくありません。
家が売れなかったら住み替え自体を諦めないとならない場合もあるので、家が売れなかったらどうしようという不安は大きいですよね。
そこで本記事では、家の住み替えを検討している方に向けて、住み替え前にできる対策と家が売れなかった時のための対策を解説します。
「住み替えで家が売れなかったらどうしよう」に備えるための2つの事前対策
住み替える時、「家が売れなかったらどうしよう」と不安に思う方に向けて、住み替え前にするべき2つの事前対策を紹介します。
それぞれ詳しく解説していきます。
- 買取保証を付ける
- 業者買取を検討する
事前対策①買取保証を付ける
買取保証とは、不動産会社が一定期間内に買い取る保証を付けるサービスです。
基本的には定められた売却期限があり、定められた期限内に売却できなかった場合にあらかじめ決めていた価格で買い取ってもらうことができます。
不動産会社の買取価格は仲介で売却するよりも価格は低くなりますが、売却が確定しているものなので、売れなかったら不安という方におすすめです。
売却を始める前に、仲介での想定売却価格と不動産会社の買取価格を算出してもらい、資金計画と照らし合わせて利用を検討しましょう。
ただし、買取保証には以下のような条件があります。
- 買取保証期間内でも他の不動産会社を介して売却が成立した場合は保証対象外になる
- 下限価格を下回ると保証が受けられないことがある
各不動産会社によってサービス内容が異なる場合があります。
注意点や条件などの確認も忘れず行いましょう。
事前対策②業者買取を検討する
仲介での売却で「売れなかったらどうしよう」と不安なら、初めから不動産会社に買い取ってもらう方法もあります。
業者買取の大きなメリットは、「売却活動をしなくていいこと」と「確実に売却できること」であり、早い場合は数日後には売却代金を得られます。
しかし、業者買取も買取保証と同じように、仲介で売却する場合の約7~8割程度の売却価格になるので注意が必要です。
まずは仲介で売り出してみて、売れなかった時の最終手段として視野に入れておくと良いでしょう。
売却のきっかけ
これから老後に向かい、生活環境の不便な所からの住み替えを考えるなか、リフォームもしていない築年数の古い物件が売却できるのか?とても不安でした。
不動産会社を選んだ際の決め手
住み替え後の住居が決まってる中、住み替え前の住まいが売却できないと、2軒の住宅を維持しなくてはならないので、それは避けたかった。カチタスは買取をしてくれたので即決で決めました。
埼玉県行田市 / 60代 / 住み替え / 一戸建て / 築31年~35年 / 4LDK
査定額150万円→売却価格150万円
不動産会社 | カチタス熊谷(担当者:加生さん、) |
---|---|
不動産会社の決め手 | 地元に強いと感じた |
担当者の特徴 | 返信が早かった |
満足度 | 4.7 |
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住み替えで家が売れなかった時の対処法
住み替え時、仲介で家が売れなかった時は、以下の対処法で売却できる可能性が高まります。
- 売り出し価格を見直す
- 内覧方法を見直す
売り出し価格を見直す
住み替えで家が売れなかった時、まず検討すると良いのが売り出し価格を見直すことです。
住み替える時、誰もが家を高く売りたいと思うでしょう。
しかし、売却相場よりもあまりに高い価格で売り出してしまうと最初から購入の候補から外されてしまう可能性があります。
住み替えで家が売れなかった時は、家の広さや築年数、相場などから、売却価格が適正なものであるか再検討してみましょう。
内覧方法を見直す
内覧者にとっては売主が信頼できる相手かどうかも大切です。
自身で内覧対応を行っている場合は、内覧者の質問に適切に答えられているか、じっくり内覧できる環境を作ることができているかもう一度見直しましょう。
内覧可能日を増やしたり内覧可能時間を延ばすことも検討すると、より多くの内覧者が訪れる可能性が高まります。
もし全て自分でやるのが難しい場合は、内覧対応を不動産会社に依頼することも1つの方法です。
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住み替えで売れなかったら不動産会社を変えてみる
売り出し価格の適正性や物件情報の伝達など、不動産会社の営業力によっては売却できないことがあります。
価格が適正であるか、広告出稿が十分であるか見直し、3~6か月経っても売却できない場合は不動産会社の変更を検討しましょう。
査定や販売の手法によっては他の不動産会社に依頼すると売却できることがあります。
しかし、不動産会社を変更するには、契約期間が残っていると解約金や手数料が発生することがあります。
不動産会社と結ぶ契約は以下の3つがあり、それぞれの契約変更のタイミングを解説します。
一般媒介契約 | 専任媒介契約 | 専属専任媒介契約 | |
---|---|---|---|
複数社との契約 | 〇 | × | × |
買主を自分で見つけて直接取引 | 〇 | 〇 | × |
他社への通知義務 | 〇 | × | × |
契約期間 | 指定なし | 3か月以内 | 3か月以内 |
レインズへの登録義務 | 任意 | 契約から7日以内 | 契約から5日以内 |
業務状況の報告義務 | 任意 | 2週間に1回以上 | 1週間に1回以上 |
一般媒介契約の場合
一般媒介契約の場合は複数の不動産会社と契約できるので、いつでも不動産会社の変更や追加が可能です。
しかし、一般媒介契約には「明示型」と「非明示型」があるので、明示型の場合は不動産会社を新たに追加した旨を他の不動産会社に知らせる必要があります。
専任媒介・専属専任媒介契約の場合
専任媒介・専属専任媒介契約の場合は契約期間があるので、契約期間が終了するまでは不動産会社の変更はできません。
専属媒介・専属専属専任媒介契約のどちらも最長契約期間は3か月で、契約終了時に解除すればこれまでの売却活動にかかった費用を請求されることもありません。
契約期間中でも、不動産会社が報告義務を果たさないなどの違反や不正があった場合は契約を解除できます。
住み替えで家が売れなかったら対処法を実施してみよう【まとめ】
家は売り出してから3~6か月以内に売却するのが望ましいとされており、1年を超えると様々な弊害が出てくる可能性があります。
ただし、家の状態や立地条件によってはそれ以上の期間が必要となることもあります。
家が売れない場合は原因を追求して各対処法を実施してみましょう。
また、家の売却には不動産会社選びがとても重要です。
不動産会社選びに迷ったら、4社までの査定を無料で受けられるすまいステップの活用をおすすめします。
記事のおさらい
住み替える前にできることは?
住み替えで家が売れなかったらどうしようと不安に思う人は多いです。事前準備で備えましょう。詳しく知りたい方は「住み替えで家が売れなかったらどうしよう」に備えるための準備をご覧ください。
住み替えで家が売れなかったら?
売り出し価格を見直すなどの対処法で売却できる可能性が高まります。詳しくは住み替えで家が売れなかった時の対処法をご覧ください。