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戸建てを売却してマンション購入する魅力とは。方法や注意点も紹介

  • 更新日:2024年2月27日
戸建てを売却してマンション購入する魅力とは。方法や注意点も紹介

「今住んでいる戸建てを売却してマンションを購入したい!」

生活習慣やライフステージが変わることで、戸建てを売却してマンションを購入する(住み替え)ことを検討するケースは少なくありません。

マンションには戸建てとは違う魅力やメリットがあり、戸建てに住んでいて感じる不便や不満を解決できる可能性があります。

しかし、戸建てを売却してマンションを購入する計画があいまいだと、失敗につながる恐れがあります。

予定外の仮住まいへの引っ越しや、二重ローンの発生によって思わぬ出費を迫られたり、マンションならではの暮らしにくさにストレスを感じたりするからです。

この記事では、マンションへ住み替える魅力や住み替えの注意点について解説します。

戸建てを売却してマンションを購入する魅力とは

戸建てからマンションへ住み替えを検討する方は、戸建てに対して何らかの不便を感じている方も多いのではないでしょうか。

この章では、マンションに住み替えることで戸建てとはどのような点が異なるのか、その魅力やメリットについて解説します。

  • 利便性の高いエリアで生活しやすくなる
  • 維持や管理を管理会社に任せられる
  • バリアフリーで生活しやすい
  • セキュリティ対策がある

マンションへ住み替えるには、まずは戸建ての売却を成功させましょう。

戸建ての売却は、一括査定を利用して複数の不動産会社に査定依頼して、提示される査定額を比較することが大切です。

以下のフォームから申し込むと、最大4社までの査定結果を受け取れます。

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利便性の高いエリアで生活しやすくなる

マンションは生活環境が整ったエリア、つまり、駅や繁華街に近い場所に建てられていることが多いです。

そのため、車での移動が必要な郊外の戸建てよりも、利便性が高いエリアで生活できるというメリットがあります。

繁華街に近ければ商店街やスーパーへのアクセスもより便利になり、車を使わずに普段の買い物を済ませられることもあるでしょう。

また、年を重ねると病院に通う機会も増えます。利便性の高いエリアには病院も複数あることが多いため、自分が通いやすい病院を選べるといった、生活における便利な面が増えることもマンションで生活する1つのメリットと言えます。

すまリス
利便性が高いと便利なのはもちろん、老後も安心だね!

維持や管理を管理会社に任せられる

マンションの維持・管理は管理会社が手掛けるため、自分たちで庭の手入れやゴミ当番をする必要がなくなります。

エレベーターや玄関、廊下などの共用部は管理会社が掃除してくれることも多いため、常に綺麗な共用部が使えることはマンションならではの魅力です。

また、戸建ての場合は自分たちでリフォームの手配を行う必要があります。

すまリス
自分で手配するとなると、リフォーム会社選び、予算の算出、費用の捻出…意外と大変かも。

しかし、マンションの場合は修繕計画に基づき管理会社やオーナー側で工事を行います。修繕のための積立金が月々の出費としてかかるものの、設備や外壁などの修繕をお任せできるのは大きなメリットとなるでしょう。

バリアフリーで生活しやすい

マンションは、床の段差がほとんどないフラットな室内であることが多いため、高齢者や幼児が安全に暮らしやすいという魅力があります。

エレベーターやスロープが完備されたマンションをであれば、日常生活で階段の上り下りをする必要はほとんどありません。

また、段差がないことで将来的にバリアフリー化を行う際も、対応がより簡単です。平屋に近い感覚で暮らせるのも、マンションならではの魅力と言えるでしょう。

セキュリティ対策がある

マンションではオートロックや防犯カメラの設置、管理人の常駐など、戸建てよりもセキュリティ対策が充実しているという特徴があります。

また、マンションの場合、戸建てと比較しても高層にある階で生活できる点がメリットです。

以下のグラフは、警視庁の住まいる防犯110番が公表する「侵入窃盗の発生場所別の認知件数」です。

侵入窃盗の発生場所別認知件数

(参考:警視庁住まいる防犯110番「侵入窃盗データ」)

データによれば、令和4年は戸建て住宅が33.0%と最も多くなっており、その他、一般事務所と続きます。

一方、共同住宅の場合は3階建て以下は8.1%4階建て以上は4.3%です。侵入窃盗が絶対に起こらないわけではありませんが、マンションは戸建てに比べると侵入経路が少ないとされます。

みんなの不動産売却体験談

茨城県つくばみらい市 / 30代

査定価格2,880万円売却価格2,800万円

不動産会社の決め手
担当者が知識豊富で、資料の作成なども事前に行っており長谷工リアルエステートの担当者なら安心して任せられると感じた。他社の不動産は事前の準備等もなくなんとなく話を聞いている感じで任せられる感じではなかった。
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福島県いわき市 / 40代

査定価格2,400万円売却価格2,600万円

不動産会社の決め手
売却物件の欠点や、売却の流れ、今後のリスクなど、ボカさずハッキリと教えてくれて、売却設定額でもチャレンジしてくれる会社。また、買主が現れた時に、いろいろ細かく助言してくれる会社です。そこは、お客様同士で…などは、決…
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滋賀県草津市 / 40代

査定価格2,550万円売却価格2,450万円

不動産会社の決め手
現実的な売却金額で提案してくれて、中長期的な計画を分かりやすく話してくれました。また、物件の良いとこだけではなく、不利な点もしっかり説明してくれて、リスク説明も、しっかりしてくださいました。
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岡山県岡山市東区 / 40代

査定価格900万円売却価格700万円

不動産会社の決め手
全国展開している大手に初めは依頼したが、売却する土地の性質上、取り扱う条件を満たしておらず、地元に強い業者に頼らざるを得ず、知名度のあった不動産会社を選んだ。
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神奈川県横浜市港北区 / 40代

査定価格4,700万円売却価格4,800万円

不動産会社の決め手
担当者が信頼できる人柄だったのが決め手になりました。他にもネット重視の販売戦略が自分に合ってたのと、言い値で売り出し価格を推してくれたことです。
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戸建てを売却してマンションを購入する時の注意点

戸建てでの生活に慣れている人にとっては、マンションならではの注意点につまずいてしまうことがあります。

住み替え前に知っておきたい注意点は以下の5つです。

  • マンションは管理費や修繕積立金などが必要
  • マンションには駐車場利用料がかかる
  • マンションは戸建てより収納場所が少ない
  • リフォーム・リノベーションには制限がある
  • 生活マナーを守る必要がある

どのように備えておけばよいのか、注意点ごとに解説します。

マンションは管理費や修繕積立金などが必要

管理費や修繕積立金といった、マンション特有の毎月の出費がいくらかかるのか調べておきましょう。

  • 管理費:管理組合と管理会社がマンションの維持管理をするため
  • 修繕積立金:将来的に行われる大規模修繕の費用に充てるため

国土交通省が行った平成30年度マンション総合調査結果によると、月当たりの修繕積立金の平均は11,243円です。

しかし、マンションによっては、建物の老朽化などを理由にさらに高額となる場合もあります。

戸建て住宅の場合は住宅ローンだけを月々の費用として計算すればよいため、これまで戸建て住宅で暮らしてきた人は見落としてしまいがちです。

管理費と修繕積立金がいくらかかりそうか事前に調べておき、毎月の出費に含めて、無理なく支払えるか計算しておきましょう。

マンションには駐車場利用料がかかる

駐車場を使う予定がある場合は、駐車場の月額利用料と住む部屋から駐車場までの距離・出庫しやすさも調べておきましょう。

マンションでは、敷地内に自由に駐車することができず、月額利用料を支払って駐車場を利用するケースがほとんどです。

敷地内に駐車場がなく、離れた位置に駐車場がある場合や、生活するマンションの部屋が高層階にあることで駐車場までの距離が遠くなる場合があります。

また、駐車場が複数階に分かれている立体駐車場だった場合、出庫まで時間がかかる可能性が高いです。

たとえば通勤に車を使う際はいつごろに出ればスムーズかなど、車を使う機会が多い場合は考えておくとよいでしょう。

すまリス
毎日車を使う家庭なら、部屋から駐車場までの距離・かかる時間は確認しておきたいね!

マンションは戸建てより収納場所が少ない

戸建てからマンションへ住み替えると、すべての荷物をマンションの部屋内に収納することができず、一部の荷物を処分しないと引っ越しできない可能性があります。

これは庭先や階段下、床下収納などを用意できる戸建てに比べると、マンションはあらかじめ備え付けられた収納スペースしか利用できないためです。

対策の1つに、収納スペースが多いマンションを選ぶことが挙げられます。部屋内にウォークインクローゼットやシューズインクロークが用意されているマンションや、住人専用のトランクルームが利用できるマンションを選んでみましょう。

また、大型家具はサイズを計測しておき、室内に置いた場合にどのくらいスペースを取るか知っておくことも大切です。

マンション内に運び込めない可能性が高い場合は、早めに処分の手配を行いましょう。

マンションのリフォーム・リノベーションには制限がある

中古マンションであっても、自由にリフォームやリノベーションを行えるとは限りません。理由として、次の3つが挙げられます。

  • マンションの構造上撤去できない壁や配管があるから
  • 管理規約上リフォーム・リノベーションを認めていないことがあるから
  • 専有部分以外のリフォーム・リノベーションが認められないことがあるから

築年数の高いマンションでは排水管の位置が住戸の床下にあり、簡単にずらすことができず、水回りやキッチンのリフォームが難しい場合があります。

マンションを建てる際の工法によっては、壁をずらすことで耐久性に影響が及んでしまうため、間取りの変更ができないことも珍しくありません。

マンションは多くの人が生活するため、管理規約が設けられています。

たとえば階下の住人へ騒音が響く可能性を考慮し、吸音性の高い床材のみが規約で認められている場合は、床をフローリングに取り換えるといった一般的なリフォームも難しいことがあります。

また、一般的にリフォーム・リノベーションが行えるのは専有部分に限られるため、共有部分となるドアやベランダ、窓などは変更できません。

中古マンションだからリフォーム・リノベーションを行える、とは考えずに、マンションごとに自分たちが想定するリフォーム・リノベーションを行えるのかどうか調べておくとよいでしょう。

生活マナーを守る必要がある

複数の世帯が同じ建物で生活するため、戸建てでの生活に比べると、マンションでは生活上守るべきルールが多いのも事実です。

国土交通省の平成30年度マンション総合調査によると、マンションが抱えるトラブルとして「居住者間のマナートラブル」が55.9%と最も多く、「生活音」「ペット飼育」「違法駐車や違法駐輪」「共有部分の使用方法」などのトラブルが発生しています。

すまリス
戸建てではできていたことがマンションではできなくなる可能性があるということをしっかり覚えておこう。

マンションの入居前に、管理規約をよく確認しておきましょう。

たとえばマンションの構造次第では、生活音が隣室や階下に響きやすくなってしまうことがあり、トラブルを未然に防ぐために規則が決められている場合があるためです。

戸建てを売却してマンションを購入する時のポイント

戸建てを売却してマンションを購入する時、どんなマンションを購入すればよいか迷う方もいると思います。

マンションの購入に迷ったら、以下の4つのポイントを押さえるとよいでしょう。

  • 駅や病院・利便施設が近いか
  • 部屋の数や間取りは適切か
  • 管理費や修繕費は安いか
  • 将来売却しやすいか

駅や病院・利便施設が近いか

先にも述べているように、マンションは立地が良い場所に建てられていることが多く、利便性が高いことが特徴です。

しかし、全てのマンションの利便性が高いわけではないので、購入するマンションは駅や病院が近いか、スーパーやコンビニ・商業施設が近くにあるかどうかを確認して選びましょう。

すまリス
たとえば、駅まで徒歩5分圏内のマンションなら車がなくても生活しやすいね!

戸建てからマンションへの住み替えは、老後に向けて検討する方も多いです。

将来車を手放すことを考えると、周辺環境が整った場所を選ぶべきだと言えます。

部屋の数や間取りは適切か

マンションを購入する時は、必要最低限の部屋数と間取りを選択しましょう。

子供がいる家庭では、子供が実家を離れるタイミングでマンションへの住み替えを検討する方もいるでしょう。

間取りや部屋の数は、住む人数によって適切なものに変えることで日々の掃除の手間や電気代を減らせるなどのメリットがあります。
戸建てでは広すぎるという問題も、必要に応じた部屋数のマンションへ住み替えれば解決します。

夫婦2人で住むなら、2DKや広めの1LDKがおすすめです。

すまリス
必要最低限の間取りなら、必然と面積が小さくなるから購入費用も抑えられるかも。

管理費や修繕費は安いか

マンションを購入すると、管理費や修繕費を支払っていくことになります。

購入するマンションの管理費や修繕費はいくらなのか確認しましょう。

すまリス
これから毎月支払う費用だから、できるだけ安い費用で済むマンションを選びたいね!

以下のようなマンションは、管理費や修繕費が比較的安いとされています。

  • 戸数が多い
  • 築年数が浅い
  • タワーマンション(高層マンション)ではない

将来売却しやすいか

マンションの購入は、将来売却しやすいマンションかどうかも視野に入れておくようにしましょう。

というのも、マンションは相続放棄されるケースが増えているからです。

マンションは、戸建てと違って簡単に建て替えたり更地にして土地活用できません。

いずれ相続する子供の立場からすると、売却も選択できるマンションであれば相続することも検討できます。

そのため、マンションを購入する時は、将来的に売却することになることも考えておく必要があります。

売却しやすいマンションの条件には以下のようなものがあります。

  • 駅から徒歩5分圏内
  • 周辺に利便施設が多い
  • 開発が予定されているエリア
  • 管理費や修繕費が安い
すまリス
この章で紹介しているようなマンションを選べば相続対策にもなるってことか!自分が住みやすいマンションは他の人にとっても住みやすいはず。

戸建てを売却してマンションを購入した人の体験談

戸建てを売却してマンションを購入した人は、どのくらいの期間をかけて住み替えているのでしょうか?

すまリス
きっかけやどんなことに注意したのかも気になるね!

この章では、以下の2つの体験談を紹介します。

  • 老後を考えてマンションに住み替えた
  • 先にマンションを購入したのでスピード重視した

老後を考えてマンションに住み替えた

不動産売却のきっかけや不安
老後はマンションに住む予定で住み替えと思い、戸建て売却しようと思い売り出したけど、敷地が広過ぎ、庭の手入れがネックになるかなと言う不安がありました。

プロフィール詳細

佐賀県三養基郡みやき町 / 60代 / 住み替え / 一戸建て / 築26年~30年 / 4LDK

査定額2,000万円→売却価格1,600万円

不動産会社株式会社ミヤタタッケン(担当者:佐藤)
不動産会社の決め手信頼できる担当者だった
担当者の特徴積極的に販売活動を実施
満足度
4.3
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先にマンションを購入したのでスピード重視した

価格に対する満足度
うちの場合、次に越すマンションが既に決まっていた為、スピード重視でお願いしました。

難しい条件にも、こちらが納得のいく価格を出して頂き満足のいくお取引が出来たと思います。

プロフィール詳細

東京都世田谷区 / 40代 / 住み替え / 一戸建て / 築1年~5年 / 3LDK

査定額8,000万円→売却価格8,910万円

不動産会社住友不動産販売三軒茶屋(担当者:田村様)
不動産会社の決め手対応が早かった
担当者の特徴こまめに連絡をもらえた
満足度
5
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戸建ての売却とマンションの購入は計画的に進めよう

戸建てを売却しマンションへ住み替えをスムーズに完了させるには、計画的に進めていくことが重要です。売却まで半年以上の時間がかかるだけでなく、マンションならではのランニングコストの発生や、戸建て売却時に依頼する不動産会社を調べておくなど、さまざまな用意が必要となります。

住み替えを具体的に考えるために、いくらくらいで戸建てを売却できそうか、信頼できる不動産会社探しから始めるのもおすすめです。戸建てからマンションへの住み替えを後悔することがないよう、注意点をおさえ、計画的な住み替えを目指しましょう。

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