「内覧時はどこを掃除すればいいの?」
「そもそも内覧時に掃除は必要なの?」
また、掃除箇所としては、以下の水回りを掃除しておくと効果的です。
- トイレ
- お風呂
- キッチン
これらの水回りは内覧者が特に気にする箇所であり、購買意欲に大きく影響する箇所でもあります。
この記事では、上記以外の必要な掃除箇所や内覧者に好印象を与えるコツも紹介します。
どこを掃除したらよいかわからない方、売却を確実に成功させたい方はぜひ最後までご覧ください。
マンション売却の内覧までに掃除すべき重要な8か所
内覧までに掃除する箇所は以下のとおりです。
- トイレ
- お風呂
- キッチン
- 玄関
- リビング
- 窓
- ベランダ・バルコニー
- 押し入れ・クローゼット
掃除箇所はいくつもあるため、「特にどこを掃除すればいいかわからない」「掃除方法がわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、内覧まで時間がない方や時間に余裕のある方向けに状況別での掃除箇所をご紹介します。
それぞれを重要度別で解説しますので参考にしてみてください。
【最重要】マンション売却の内覧時までに掃除すべき箇所
掃除箇所のなかでも特に内覧者が気になる箇所であり、購入意欲につながりやすいポイントです。
「掃除する時間があまりない」という方はこのポイントだけでもしっかり掃除しておきましょう。
- トイレ
- お風呂
- キッチン
トイレ
トイレは内覧者が特に気になる箇所のため、しっかりと掃除しておきましょう。
- ほかの箇所と比べて汚れやすくて臭いが発生しやすい
- 直前に掃除しても臭いまでは取りきれないことがある
- 頑固な汚れには重曹を使って掃除する
トイレは、ほかの箇所と比べて汚れやすく、臭いが発生しやすい箇所です。
直前に掃除しても、見た目上はきれいになっていても、臭いまでは取りきれていない場合があります。
頑固な汚れや臭いが消えない場合は、重曹を使って掃除すると取れることが多いので試してみましょう。
お風呂
お風呂は特に汚れが目立ったり頑固だったりするため、十分に掃除する必要があります。
- クエン酸、消毒用エタノール、重曹を使う
- 鏡や蛇口、椅子なども掃除する
- ハウスクリーニングを利用する
お風呂はほかの水回りの箇所と比べても汚れが発生しやすい箇所です。
主な汚れとして、浴槽の汚れや湿気による壁のカビや鏡のサビなどがあります。
掃除の際は市販のお風呂用洗剤でもよいですが、頑固な汚れは落ちないことが多いです。
そんなときは、クエン酸や消毒用エタノール、重曹などを使って掃除しましょう。
また、蛇口やシャワー、椅子なども掃除しておきましょう。
キッチン
キッチンは油汚れやシンクの水垢などが目立つのでしっかりと掃除しておきましょう。
- コンロ周り、レンジフード、換気扇は油汚れが多い
- シンクはクエン酸を使って掃除
- キッチン周りの不用品処分、整理
キッチンは料理をする場所のため、どうしても油汚れやシンクが汚れやすくなります。
【重要】マンション売却の内覧時までに掃除すべき箇所
内覧者の多くが気になるポイントであり、水回りの次に掃除しておくべき箇所です。
- 玄関
- リビング
- 窓
玄関
玄関は内覧者が最初に目にする場所であり、第一印象を決める重要な場所のため、しっかりと掃除しておきましょう。
玄関がきれいだと清潔感が増して内覧者に好印象を持ってもらえます。
掃除の際は以下を参考に行ってみましょう。
- 奥の室内の方から玄関に向かって掃き掃除
- 廊下や玄関付近を拭き掃除
- ドアノブや靴棚などの細部も掃除
まずは玄関から最も遠い部屋から玄関に向かって掃き掃除をしましょう。
そのあとに拭き掃除をして、掃き掃除で取りきれなかったほこりや砂などを拭きとります。
これである程度はきれいにできますが、内覧者によっては細部までチェックする方もいるため、ドアノブや靴棚も掃除しておきます。
リビング
リビングは家のなかで最も広い空間であり、内覧者が特に注目している場所です。
- 不要なものは処分や整理しておく
- エアコンや天井などの高い所から掃除する
- タバコを吸っている場合は壁に付いたヤニをきれいにしておく
リビングには、家具や家電などのさまざまな物が置かれている家庭が多いです。
そのため、掃除をしていても物が多いだけで散らかっている印象になります。
まずは、不要な家具や家電を処分するか収納して、スッキリとした印象にしておきましょう。
掃除の際には、天井から床に向かって掃除することで効率よく掃除できます。
窓
窓は部屋全体をきれいに見せるため掃除しておきましょう。
- アルカリ電解水を使用する
- スクイージーで水を切る
- マイクロファイバークロスで仕上げる
掃除の際は、できれば「アルカリ電解水」を使うようにしましょう。
窓全体を磨けたら、スクイージーで水を切りましょう。
最後にマイクファイバークロスで窓全体を拭きあげましょう。
マンション売却の内覧時までに余裕があれば掃除しておくべき箇所
内覧までに時間がある場合に掃除しておくべき箇所です。
内覧者によっては見られない場合もありますが、念のため掃除しておきましょう。
- ベランダ・バルコニー
- 押し入れ・クローゼット
ベランダ・バルコニー
ベランダやバルコニーは部屋の外にあるため、掃除を忘れてしまう方もいます。
内覧時にチェックされるため掃除しておきましょう。
- ベランダに置いてある植物などを整理しておく
- 室外機も掃除しておく
- 洗濯物に使用する小物は端に寄せておく
ベランダやバルコニーの掃除は、落ち葉やほこりなどを掃き掃除しておきましょう。
室外機は普段掃除せず、汚れていることが多いので併せて掃除します。
また、洗濯物で使用する洗濯用ハンガーや洗濯ばさみなどは、収納するか端に寄せておきましょう。
押し入れ・クローゼット
内覧者によっては、押し入れやクローゼット内まで見ることもあるため、掃除しておきましょう。
- 不用品は処分しておく
- きれいに収納しておく
押し入れやクローゼットの掃除の際は、まずは不用品を処分することから行いましょう。
物が多いと掃除しづらく、もし内覧者が見た際に詰め込まれている印象を持たれてしまいます。
そのため、まずは不用品を処分して、そのあとにきれいに収納しましょう。
マンション売却の内覧当日に好印象を持ってもらうコツ
掃除が終わったら内覧者を出迎えます。
その際により好印象を持ってもらうコツをご紹介します。
- 部屋を明るくしておく
- 臭い対策しておく
- スリッパを用意しておく
- マンションのアピールポイントを答えられるようにしておく
部屋を明るくしておく
部屋を明るくしておくことで内覧者に好印象を持ってもらえます。
- 玄関を明るくする
- カーテンは最大限開けておく
- 採光を妨げる物は片づけておく
第一印象となる玄関の電気をつけておくと内覧者に良い印象を与えられます。
また、部屋のカーテンは最大限まで開けておきましょう。
少しでも採光をよくするために部屋の不用品は片づけるか置く場所を変更しておくこともポイントです。
臭い対策をしておく
臭いは自分では気が付かないことが多いです。
普段の住み慣れた環境の臭いは慣れてしまうため、自分ではなにも臭わないと思っていても内覧者はそうとは限りません。
- 玄関や靴棚
- リビング
- トイレ
玄関やトイレには芳香剤を、リビングにはアロマなどを置いて臭い対策しておきましょう。
同じ空間でもよい香りがするだけで印象は大きく変わります。
難しいことではないため、忘れずに準備しておきましょう。
スリッパを用意しておく
内覧は家のなかを見て周るため、内覧者用のスリッパを用意しておきましょう。
スリッパが用意されていないと「気が利かない」とマイナスのイメージを持たれてしまいます。
購入希望者は「家」だけでなく「人」を見て購入するか判断する方もいます。
「スリッパがないだけで購入意欲が落ちる」ということはあまりないですが、少しでも良い印象を持ってもらうように準備しておきましょう。
マンションのアピールポイントを答えられるようにしておく
内覧者によっては、建物の状況や設備などについていろいろと質問してくる場合があります。
その際に答えられないと、せっかくのアピールチャンスを逃すことになります。
物件の設備、周辺環境、利便性、治安などの状況を不動産仲介会社の担当者と話し合って整理しておきましょう。
まとめ
マンション売却における内覧時の掃除について解説しました。
掃除をすることで内覧者に好印象を持ってもらえて売却につながりやすくなります。
掃除だけでなく、不用品の処分や臭い対策も同時に行うようにしましょう。
内覧当日は部屋を明るくしたり、スリッパを用意したりして少しでも内覧者に良いイメージを持ってもらう工夫をしておくとよいです。
また、内覧者によっては質問をしてくる場合があるため、騒音や近隣状況、部屋の設備などについて答えられるようにしておきましょう。
少しでも高く売却できるように余裕をもって進めてみましょう。