「マンション売却は大変なの?」
「マンション売却で失敗しないためにブログを参考にしたい…!」
はじめてのマンション売却では、分からないことが多く不安がいっぱいですよね。
この記事では、マンション売却についての記事を年間100本以上読む作者がおすすめのブログを5つに厳選して紹介します。
おすすめのブログは下記の5つです。
- 買い先行で住み替えをしてみた話~マンション売却から狭小一戸建て購入の記録~
- 憧れの住友林業で35平米のお家つくり
- 我が家の暮らしノート
- ~分譲マンションから注文住宅へ~いえづくりの野望
- スムログ
それぞれのブログのおすすめエピソードやマンション売却のコツを分かりやすく書いているのでぜひ参考にしてくださいね。
マンションを売るための基礎知識!流れや費用、高く売るコツを徹底解説
マンション売却ブログ①:買い先行で住み替えをしてみた話~マンション売却から狭小一戸建て購入の記録~
「買い先行で住み替えをしてみた話~マンション売却から狭小一戸建て購入の記録~」は、東京都在住のきなころさんがマンションから戸建への住み替え体験談を綴っているブログです。
ブログURL | 著者 |
---|---|
https://ameblo.jp/sumikae0113/ | きなころさん |
こちらのブログでは、今住んでいるマンションを売って新居に引っ越す「住み替え」に関する出来事が、トラブルなどを踏まえながら詳しく書かれています。
印象的なエピソードは下記の2つです。
- 売り先行から買い先行に変えた
- 囲い込みを疑った
エピソード①:売り先行から買い先行に変えた
住み替えでは、下記の2つの方法のうちどちらかを選択します。
- 売り先行
今住んでいるマンションを売却してから新居を購入する - 買い先行
新居を購入してから新居を購入する
もともとは、マンションの残債がまだあることを理由に売り先行で住み替えを進めていたきなころさん。
売却活動がある程度進んだため新居を探していたところ運命の新居に出会い、マンションの売却先が決まっていない状態で急遽新居を購入することに。
買い先行から売り先行に方針を転換しました。
住み替えを考えていて、「売り先行」「買い先行」どちらにしようか迷っている人にはおすすめのブログです。
エピソード②:囲い込みを疑った
きなころさんは大手不動産会社に不動産の仲介を依頼することを決め、「専属専任媒介契約」を結びました。
しかし、1カ月半たってもきなころさんのマンションへの問い合わせ数は0件。
そんな中、インターネットで大手不動産会社は「囲い込み」という方法を取る可能性があることを知りました。
囲い込みとは
不動産会社が他社から問い合わせがあった顧客を取り次がないこと。
売却契約を結んでいる物件を自社に来店した顧客が購入すると、不動産会社は売主・買主両方から仲介手数料が貰える。(これを両手仲介と言う。)
他社からの顧客を取り次ぐ場合(=片手仲介)の場合と比較して2倍の仲介手数料が貰える。そのため不動産会社は囲い込みを行い他社からの顧客を取り次がないようにする。
囲い込みをされると、売主にとってはマンションが売れづらくなるというデメリットがあります。
きなころさんもマンションがなかなか売れないことから囲い込みを疑い、セカンドオピニオンなどを経た上で媒介契約を結ぶ不動産会社を切り替えました。
必ずしも大手不動産会社に依頼すれば安心という訳ではないので、地元密着型の中小企業など複数の会社から話を聞いて不動産会社を選びましょう。
マンション売却ブログ②:憧れの住友林業で35平米のお家つくり
「憧れの住友林業で35平米のお家つくり」は、フルタイム勤務をしながら子育てをするみこりんさんによる家づくりブログです。
ブログURL | 著者 |
---|---|
https://ameblo.jp/pandasentou0215/ | みこりんさん |
みこりんさんは、お子様が生まれたことを機に今のマンションでは手狭だと家探しをはじめました。
こちらのブログで印象的だったポイントは、下記の2つです
- 売却実績を参考に不動産会社を選んだ
- 訪問査定で見られるポイント
エピソード①:売却実績を参考に不動産会社を選んだ
みこりんさんは、2社からマンションの査定を受けています。
最初の査定を受けた際に、過去に行われたそのマンションでの売買実績を見せてもらったところ、過去の売買のほとんどをとある不動産会社が担当していたことを知りました。
そこでみこりんさんは、売買実績の多い不動産会社からも査定を受けることにしました。査定額は購入時よりも400万円も高くついたそうです。
不動産会社を選ぶ際には、あなたのマンションの売買で実績豊富な不動産会社を依頼しましょう。
すまいステップの「マンション売却データベース」では、あなたのマンションの売却を実績した実績のある不動産会社を調べられます。
エピソード②:訪問査定で見られるポイント
マンションを売り出す前には、不動産会社の担当者がマンションの室内の状況を見て査定額を算出する「訪問査定」が行われます。
みこりんさんによると、訪問査定で不動産会社の担当者に見られたポイントは例えば以下のようなものです。
- ドアの開け閉めに不具合がないか
- 電気を消してカーテンを開けた状態での各部屋の明るさ
- キッチンの設備やガス給湯器などに不具合がないか
- フローリングや畳・ふすまの状態
フローリングや壁紙の小さな傷程度では査定額への影響は限定的ですが、きちんと維持管理されている物件のほうが査定額が高くなります。
訪問査定前には壊れている箇所は簡単に修繕し、必要最低限の掃除をしましょう。
マンション売却ブログ③:我が家の暮らしノート
「我が家の暮らしノート」は、マンション売却の体験談をまとめた個人ブログです。
URL | 著者 |
---|---|
https://swtdrmss.exblog.jp/ | sweet-dreamssさん |
著者のsweet-dreamssさんはご自身がマンションを売却するにあたって、売却についてのブログがほとんどないことを課題に感じてブログを開設しました。
「我が家の暮らしノート」で印象的だったエピソードは下記の2つです。
- 同じマンションから売りが出ていて価格を下げた
- 内覧時の注意点
エピソード①:同じマンションから売りが出ていて価格を下げた
マンションの査定額はあくまでも目安で、いくらで売り出すかは売主が決めることができます。
しかし高すぎる売り出し価格をつけると、マンションが売れずに苦戦する原因になります。
しかし、このマンションでは同じ時期に4件も売り出しがありました。
マンションの売却相場は下記のような条件などで決まります。
- 立地(最寄り駅や駅からの徒歩距離など)
- 築年数
しかし同じマンションではこれらの条件の多くが同じです。先に売りに出しているマンションより高値を付けると、購入希望者にとっては割高に映ってしまいます。
そのため、泣く泣く先に売り出していたマンションの価格で売り出したということでした。
マンションを売り出す前には自社のマンションからの売り出し状況もチェックしましょう。
エピソード②:内覧時の注意点
マンションの買主は、2件目で内覧に来たご夫婦に決まりました。
内覧時も、キッチンや収納を見たご夫婦の反応から好感触を得られたとのことでした。
sweet-dreamssさんは内覧時に気をつけたことも記事としてまとめていらっしゃいました。例えば以下のようなものです。
- なるべく片付けておく
- 押し入れなども掃除し、なるべくNG箇所を作らない
- 蛇口・鏡・ガラスなど光るところを磨く
- 電気は点けられるものをすべて点ける
- 換気しておく
- スリッパを用意する
内覧時の印象は非常に重要であるため、しっかり準備して内覧に臨みましょう。
マンション売却ブログ④:~分譲マンションから注文住宅へ~いえづくりの野望
「~分譲マンションから注文住宅へ~いえづくりの野望」は、MIYUさんによるマンション売却ブログです。
URL | 著者 |
---|---|
https://ameblo.jp/miyu-house-record/ | MIYUさん |
MIYUさんは2人目のお子様が生まれることを機にマンションの売却を決意しました。
こちらのブログで印象的だった印象を紹介します。
- マンションが売れずに値下げする
- 引き渡し後のトラブル
エピソード①:マンションが売れずに値下げをする
2021年5月にマンションを売り出したものの、半年がたっても売却の目途がつかないMIYUさん。
SUUMOやホームズの見出しや写真を変えても、11月に入り2週間も新規の問い合わせがない状況だったと言います。
そこで、マンションの売り出し価格を3,580万円から3,490万円に90万円ほど値下げをしたとのことでした。さらに買主と交渉し、最終的に3,400万円で成約。
マンションの売却までに約1年、内覧23件に対応したということでした。
マンションは必ずしも査定額通りに売却できるとは限らない点に注意しましょう。
エピソード②:引き渡し後のトラブル
無事にマンションが売却でき、引き渡しが終わったMIYUさん。
しかし、引き渡しから2週間後に不動産会社から電話がかかってきます。
マンションの買主から「玄関のタイルにひびが入っている」と苦情が入ったとのことでした。
不動産会社に間に入ってもらい買主に伝えたところ、買主側がなんとか引き下がってくれました。
気持ちよく取引をするために、部屋の状態に何か気付いていることがあれば不動産会社を通して必ず買主に伝えることが重要です。
マンション売却ブログ⑤:スムログ
「スムログ」は不動産コンサルや不動産会社に勤務されている方など、人気マンションブロガーによるブログです。
URL | 著者 |
---|---|
https://www.sumu-log.com/ |
|
スムログでは不動産に詳しいブロガーが、読者からの質問に答えるコーナーがあります。
その中で特にためになった2つの記事を紹介します。
- おすすめの媒介契約の種類
- マンションが売れない要因
エピソード①:おすすめの媒介契約の種類は?
マンションを売却することを決めると、不動産会社に仲介を依頼する「媒介契約」を結びます。
媒介契約には、下記の3つの種類があります。
- 一般媒介契約
複数の不動産会社と媒介契約を結べる契約形態 - 専任媒介契約
1つの不動産会社とのみ媒介契約を結ぶが、売主が自ら買主を見つけることはできる。 - 専属専任媒介契約
1つの不動産会社とのみ媒介契約を結び、売主が自ら買主を見つけることもできない
一般媒介契約は複数の不動産会社と媒介契約を結ぶので不動産会社の競争意欲を掻き立てられると考える方もいるかもしれませんが、記事の筆者によるとそれは間違いだとのこと。
むしろ不動産会社にとっては、営業活動を行っても自社で成約しない可能性があるため広告費などの費用をかけにくくなるそうです。
信頼できる不動産会社を探して、専任媒介もしくは専任媒介契約を結ぶことがおすすめです。
エピソード②:マンションが売れない要因
マンションがなかなか売れない人に向けて、不動産仲介を10年以上経験された筆者が語る要因も読みごたえがあります。
筆者が上げていたマンションが売れない要因は下記の4つです。
- 価格が高い
- 部屋が汚い
- 荷物が多い
- 広告が弱い
4つの要因に注意してマンション売却を成功させましょう。
ブログを活用してマンション売却を成功させよう
マンション売却の経験者のブログを読むと、マンションの売却の実情について知ることができます。
ブログの筆者の体験を通じて、売却に関する基礎知識や注意点、現場の空気感に触れられるでしょう。
ただし、物件の状態や経済状況は人によって異なるため、ブログと同じ方法で売却したからといって成功するとは限りません。
まずは、自分で物件の相場や売却に関する知識を学び、自分に合った方法を模索した上で、ブログの体験談を上手く利用しマンション売却を成功させましょう。