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タワーマンションは売却しにくい?高く売るための3つのポイントを解説

  • 更新日:2024年1月31日
タワーマンションは売却しにくい?高く売るための3つのポイントを解説

高級なマンションの代名詞でもあるタワーマンションは、実は売却の難易度が高いです。高価なマンションであるため、売れると高額になりますが、そもそも売却自体が難しいことは覚えておかなければなりません。

スムーズにタワーマンションを売るには、覚えておくべきポイントがあります。高く売るためのポイントやコツを知り、タワーマンションの売却を成功させましょう。

タワーマンションを高く売るための3つのポイント

タワーマンションを少しでも高く売るためには、押さえておきたいポイントが3つあります。

  • 分譲主の不動産会社に仲介を依頼する
  • 信頼できる販売元であることをアピールする
  • 売れやすい時期を狙って売り出す

3つのポイントを踏まえて、タワーマンションを好条件で売却しましょう。

分譲主の不動産会社に仲介を依頼する

分譲主であるマンションのデベロッパーは、グループ傘下に不動産会社があることが多いです。グループの不動産会社に仲介を依頼することで、スムーズに中古のタワーマンションを買いたい人を紹介してもらえる可能性があり、交渉次第では高値での売却も期待できます。

信頼できる販売元であることをアピールする

タワーマンションの販売元のブランド力が高いなら、購入希望者に信頼できる販売元であることをアピールしましょう。マンションを購入する際に販売元が信頼できるかどうかは重要であり、信頼度の高さを示すことで、安心して購入してもらえます。

また、タワーマンションはブランドやステータスとしての側面もあるため、ブランド力の高さをアピールすることで、買主の購入意欲を高めやすいです。

売れやすい時期を狙って売り出す

タワーマンションを売るなら、売れやすい時期を狙って売り出すことも大切です。売れやすいのは春と秋であり、新生活が始まる年度前や異動の多い秋口が狙い目です。

また、同じマンションの売り出し状況も確認しておく必要があり、同じマンションから同時期に売り出しが多いと、競合が増えるため売りにくくなります。そのため、競合が多いなら売却を遅らせ、競合が少なくなったタイミングで売り出すと、スムーズに売却しやすいでしょう。

タワーマンションの売却を依頼する不動産会社選びのコツ

タワーマンションを売却するなら、仲介を依頼する不動産会社の選び方にコツがあります。

  • ホームステージングを利用する
  • 複数の業者に査定を依頼する

コツを把握して、スムーズにタワーマンションを売却できる不動産会社を見つけましょう。

ホームステージングを利用する

不動産会社によっては、内覧対応時にホームステージングを実施して、物件の魅力をアピールしてくれる場合があります。ホームステージングとはコンセプトに合わせて家具を設置し、モデルルームのように見せて売却する方法です。

ホームステージングのサービスを提供している不動産会社なら、タワーマンションの魅力を最大限にアピールできるため、購入希望者に好印象を与えて売却しやすくなります。

複数の業者に査定を依頼する

タワーマンションを売るには不動産会社から査定を受け、どれくらいの金額で売却できるのかを把握しておく必要があります。同じマンションでも不動産会社によって査定額は異なるため、複数社に依頼してそれぞれの結果を比較しておきましょう。

各社の査定額を比較することで、詳細な相場価格が判断できるだけではなく、より好条件で売却できる不動産会社を見つけやすくなります。

すまいステップを利用する

複数の不動産会社に効率的に査定を依頼するなら、すまいステップの利用がおすすめです。すまいステップは一度の登録で、同時に複数社から査定を受けられる点が魅力です。

また、厳選な審査を通過した優良業者のみが登録されており、エース級の担当者が対応してくれるため、信頼できる不動産会社を見つけやすいでしょう。

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タワーマンションが売却しにくい理由

そもそもなぜタワーマンションが売却しにくいのかですが、これには3つの理由があります。

  • 大規模修繕があるから
  • 住宅ローン金利上昇の可能性があるから
  • 売りにくい特徴を持っているから

売却しにくい理由を知り、タワーマンションならではの特徴を理解していきましょう。

以下のフォームから査定依頼すると、今住んでいるタワーマンションがいくらで売却できるか簡単にわかります。

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大規模修繕があるから

マンションには大規模修繕があり、タワーマンションも例外ではありません。タワーマンションは一般的なマンションよりも規模が大きく、大規模修繕にかかる費用も高額になりやすいです。

修繕積立金が高額になるだけではなく、もし積立金が足りない場合は差額を請求されます。購入時のコストだけではなく、住んでからのランニングコストが高い点から、タワーマンションは売却が難しいといえます。

住宅ローン金利上昇の可能性があるから

住宅ローンは市場金利によって金利が変動し、将来的には金利が上昇する可能性があります。タワーマンションは高額な買い物になり、ローンを組む場合は借入額も大きくなります。

借入額が多い状態で金利が上昇すると、利息の支払いが増えるため、返済負担は大きくなりやすいです。つまり、購入してからの返済が苦しくなりやすい点からも、タワーマンションは売却しにくいといえます。

売りにくい特徴を持っているから

なかなか売れないタワーマンションは、売りにくい特徴を持っている可能性があります。

  • 日当たりが悪い
  • 低階層
  • 近隣の小中学校の定員数がオーバーしている
  • 立地条件が悪い
  • 建物の施工の質が悪い

上記の条件に当てはまるタワーマンションは、売りにくいだけではなく、売れたとしても高額売却が難しくなりやすいです。

高く売れるタワーマンションの特徴

タワーマンションの中でも、特に高く売れるものには共通した特徴があります。

  • 駅に近い
  • 日当たりがよい

上記2つの特徴に当てはまるタワーマンションなら、高額で売却しやすいです。

駅に近い

駅から近く、アクセスのよい好立地にあるタワーマンションだと、利便性の高さから好条件で売却しやすいです。最寄り駅までの距離が徒歩5分以内とアクセスに優れた場所なら、より高値で売却できる可能性が高いでしょう。

日当たりがよい

バルコニーが南向きであったり、角部屋だったりして日当たりがよいと、高く売れやすいです。日当たりは快適に暮らすためには重要なポイントであり、同じマンションでも日当たりが悪いと売りにくくなります。

タワーマンションは周囲の建物に視界を遮断されづらいですが、方角や階層によって日当たりは変わるため、日が入りやすく、明るい部屋のほうが高く売れる傾向にあります。

みんなの不動産売却体験談

北海道札幌市白石区 / 40代

査定価格2,480万円売却価格2,400万円

不動産会社の決め手
担当者の人柄で決めました。分からない事だらけで不安でしたが、なんでも相談出来たのと提案や説明が丁寧でした。すぐに売れて、お願いして良かったと思っています。
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京都府京都市伏見区 / 30代

査定価格3,000万円売却価格3,430万円

不動産会社の決め手
元々自分が購入した不動産であったため、手数料も安くしえもらい、極力赤字にならないように買い手を探してくれやはったので、安心して売却するのを頼めました。
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兵庫県伊丹市 / 30代

査定価格1,000万円売却価格1,000万円

不動産会社の決め手
担当者の人柄や会社のシステムが決め手になった。マメな連絡にもちゃんと答えてくれて対応してくれた。分からない人の立場に立ってくれる良い人たちだった。
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群馬県高崎市 / 50代

査定価格1,800万円売却価格1,800万円

不動産会社の決め手
元々、賃貸管理をお願いしておりました。今回、借り主退去にあたり室内修繕や清掃などをワンステップで受けて頂き、またその完成度も非常に高く信頼関係が構築されておりました。
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東京都港区 / 50代

査定価格4,200万円売却価格4,300万円

不動産会社の決め手
手数料の安さと豊富な売買実績。過去の慣習に囚われないWEBを最大限に生かしたムダの無い営業体制。もちろん、担当者の熱意と豊富な情報量に基づく親身なサポート体制が決めてになりました。
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タワーマンションを売却するタイミングは

タワーマンションを売却するのに適したタイミングは、次の通りです。

  • 所有期間が5年を超えたとき
  • 所有期間が10年を超えたとき
  • 空室になったとき

適切なタイミングで売り出すことによって、好条件で売却しやすくなります。

所有期間が5年を超えたとき

所有期間が5年を超えてから売却することで、売却時に出た利益に対してかかる、所得税や住民税の負担を減らせます。不動産は所有期間によって売却時の区分が変わり、5年以下のものが短期譲渡所得、5年を超えるものが長期譲渡所得です。

所得税(復興特別所得税を含む)と住民税を合計すると短期譲渡所得は39.63%、長期譲渡所得は20.315%となり、2倍近くの差があります。

所有期間によって課税される税率は大きく異なるため、少しでも税負担を減らすには長期譲渡所得になるのを待ってから売却することがおすすめです。

所有期間が10年を超えたとき

居住用に使用しているタワーマンションで、所有期間が10年を超えて売却すると譲渡所得の軽減税率の特例が受けられます。

譲渡所得が6,000万円以下の場合、所得税は10%で住民税は4%になります。譲渡所得が6,000万円を超える場合、所得税は15%で住民税は5%です。

譲渡所得が6,000万円以下の部分については、長期譲渡所得よりも税率が下がるため、さらに節税を図れます。??

空室になったとき

タワーマンションの1室を賃貸として利用しているなら、空室になったタイミングで居住用として売却することがおすすめです。居住用で売ると、買主が現れた際にまとまった現金を得られます。

賃貸契約の場合は、基本的に入居者が退去するまで売却はできないため、退去したタイミングを狙って売却するか、賃貸経営を継続するかを検討しましょう。

タワーマンションを売却するときの注意点

タワーマンションを売却するときには、注意すべきポイントがいくつかあります。

  • 税金や手数料がかかる
  • 3ヶ月以上売れない場合は方針を変える

注意点を把握して、失敗のないようにタワーマンションを売却しましょう。

税金や手数料がかかる

不動産を売却する際には、さまざまな税金や手数料がかかります。

  • 印紙税
  • 登録免許税
  • 譲渡所得税
  • 仲介手数料

売買契約書に記載した契約金額に応じて貼り付ける収入印紙の費用が、印紙税です。登録免許税は抵当権の抹消や所有権の移転登記など、登記手続きにかかる費用です。

タワーマンションの売却によって利益が出ている場合は、利益に対して譲渡所得税がかかります。また、不動産会社に仲介を依頼して売却する場合は、成功報酬として仲介手数料を支払わなければなりません。

税金や手数料などは、売却価格の1割程度を目安として費用がかかります。さらに印紙税や登録免許税、仲介手数料などは売却による代金が手元に入る前に支払う費用であるため、売却時にはある程度の資金を用意しておく必要があります。

3ヶ月以上売れない場合は方針を変える

タワーマンションを売り出して3ヶ月以上経過している場合は、そのまま売り出し続けても売却できない可能性があります。もし3ヶ月以上売れない場合は、売り出し価格を下げたり、仲介ではなく買取による売却を検討したりするなど、方針を変えるようにしましょう。

3ヶ月以上売れない場合は、売り出し方に問題があるケースが多いです。同じ方法で続けてもいつまでも売れ残ってしまうリスクがあるため、売れないと判断したなら素早く方向転換を図ることが大切です。

タワーマンションの売却を成功させよう

タワーマンションの売却を成功させるには、高く売るためのポイントを覚えておく必要があります。タワーマンションは物件の特徴によっては売れにくいことも多く、売れても条件が悪くなることもあります。

売却で失敗しないためには、売り方を工夫したり、失敗しない方法を考えたりすることが大切です。売却のポイントを押さえて売り出しを開始し、損なくタワーマンションを売りましょう。

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