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離婚時の家査定は必要?どこに依頼するべきか状況に合わせた査定方法を紹介

  • 更新日:2024年2月26日
離婚時の家査定は必要?どこに依頼するべきか状況に合わせた査定方法を紹介

離婚時はいろいろな手続きや新しい生活に向けての準備など、やらなければいけないことがたくさんあります。

その中でも、今まで住んでいた家の査定について悩む方は多いのではないでしょうか。

離婚時の家査定の方法は不動産会社に依頼する」「不動産鑑定士に依頼する」の2つの方法があります。

しかし、離婚時の財産分与のための家査定では、不動産会社による査定と不動産鑑定士による査定のどちらの方法が適しているのでしょうか?

この記事では、離婚時に家の査定が必要な理由査定はどこに依頼したら良いのかを解説します。

それぞれの違いを理解して、自分に合った方法で査定依頼しましょう。

離婚時の家査定の依頼先でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

こんな人に見てほしい!
  • 離婚時の家の査定をどこに依頼すればよいか分からない
  • 家を財産分与したい

離婚時に家の査定が必要な理由

離婚時の財産分与では、結婚後に築いた家などの共有財産を、夫婦で2分の1ずつ分け合うことが一般的です。

そのためには、家の価値を明確にする必要があるので、離婚時は家の査定が必要です。

すまリス
家の価値が分からないと公平な財産分与が行えないんだね!

家の財産分与には、以下の2つのパターンがあります。

  • 家を売却する場合:売却代金を分け合って財産分与する
  • 家を売却しない場合(夫婦のどちらかが住み続ける):家の査定額の半分を片方へ支払って財産分与する

家を売却する場合は現金で分け、売却せずにどちらかが住み続ける場合は査定額をもとに財産分与が可能です。

家を売却する場合と売却しない場合のそれぞれに適した家の査定方法を選ぶことが大切です。

家の正確な査定額を把握したい方は、複数の不動産会社の査定額を比較しましょう。

家の査定額は不動産会社が直近その家がいくらで売れそうかを周辺の事例などから算出した金額です。

しかし、高すぎる査定額を信じ込んでしまうと査定額どおりに家が売れず事前に立てた資金計画が狂ってしまうかもしれません。

すまいステップ』なら、厳選されたエース級の不動産会社から、無料で精度の高い査定を受けられます。

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離婚時の家査定①家を売却するなら「不動産会社」に依頼する

離婚時に家を売却して財産分与する場合は、不動産会社に査定依頼しましょう。

不動産鑑定士に査定を依頼すれば正確な査定額を提示してもらえますが、いざ家を売るとなった時は不動産会社にも依頼が必要になってきます。

家を売ることを決めている場合は訪問査定、まだ売ることを決めていない場合は、まずは机上査定を依頼することをおすすめします。

ただし、不動産会社によって査定基準が異なり、査定額に差が出ることがあります。

必ず複数の不動産会社に査定依頼して査定額を比較しましょう。

すまリス
不動産会社への査定依頼は無料でできるよ!迷ったらまずは不動産会社に相談してみることがおすすめ。

不動産会社による家の査定は、「机上査定」と「訪問査定」の2種類の方法で分かれます。

机上査定とは、実際の物件に訪問しないで行う査定方法で、おおよその査定額を算出してくれます。査定額の算出には、類似物件の過去の売買実績や市場状況を考慮して算出されます。

訪問査定とは、不動産会社の担当者が実際に物件を訪問して査定する方法です。
物件の築年数、劣化状況、日照、眺望、周辺環境などを考慮するため、机上査定より精度が高いところが特徴です。

不動産会社への査定依頼は、一括査定を利用すると便利です。

以下のフォームから必要事項を入力すれば、一度の申し込みで複数の不動産会社へ査定依頼できます。

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みんなの不動産売却体験談

茨城県古河市 / 20代

査定価格1,900万円売却価格1,700万円

不動産会社の決め手
元々はセンチュリーで専任媒介をお願いした。その際は、1番連絡の早かった不動産会社としてお願いしたが手際が悪く反応も悪かった為、次の不動産に変更した。その後はスムーズに話が進み購入者もすぐに見つかった
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島根県出雲市 / 60代

査定価格750万円売却価格750万円

不動産会社の決め手
3社に見積もりを依頼したが、1社は約束の日時になっても現れず、もう1社にはコマーシャルでどんなに古い家屋でも買いますと言いながら全く相手にもされず、最後の1社だけは親身に接してくれ、売却の戦略も丁寧に説明してくれ…
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神奈川県横浜市港北区 / 50代

査定価格2,300万円売却価格2,150万円

不動産会社の決め手
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東京都葛飾区 / 40代

査定価格2,400万円売却価格2,300万円

不動産会社の決め手
初めから担当者の対応が早く、説明も解りやすく適確で人柄も良く尚且つ他の不動産会社よりメリットの多い価格設定やサービスが多かったのが決め手となりました。
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福岡県福岡市中央区 / 50代

査定価格1,100万円売却価格1,100万円

不動産会社の決め手
先ずは信頼のあるところが必要と感じます、そのためには担当者の誠意を感じる対応が大切と思います、その地元の環境に精通していて、自社の立場だけではなくライバル社の良いところ等選択肢を提示してくれたりすると信頼して任せ…
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離婚時の家査定②家を売却しないなら「不動産鑑定士」に依頼する

離婚時に家を売らずに査定額をもとに財産分与する場合は、不動産鑑定士に査定依頼しましょう。

離婚後も夫婦のどちらかが家に住み続ける場合は、家に住み続ける側が家を譲渡する側に家の査定額の半分を支払うことで財産分与が可能です。

そのためには、不動産鑑定士による精度が高く正確な査定額の算出が必要です。

また、不動産鑑定士の査定は法的効力を持つので、離婚時の家の査定に適していると言えます。

不動産鑑定士とは、不動産の価値や評価を鑑定できる国家資格を保有している専門家です。

不動産会社に依頼すると担当者によって査定額が数百万円異なることもあります。

しかし、不動産鑑定士は、「不動産鑑定評価基準」という法律に基づいた基準で査定額を算出します。

そのため、査定の精度は非常に高く、信頼できる点が特徴です。

不動産鑑定士が出す査定額は売却想定価格ではないので、家を売却する目的では利用できないことに注意しましょう。
すまリス
不動産会社への査定依頼と違って高い費用がかかるよ!離婚や相続、裁判が伴うような特殊な場面で利用されることが一般的。

離婚時に家を査定する時に確認すること

離婚時に家を査定する時は、以下の3つを確認しておきましょう。

  • 家の名義人
  • 住宅ローンの残債額
  • 特有財産の有無

家の名義人

まずは、家の名義人が誰なのか確認しましょう。

家の名義人が誰なのかは、法務局で登記簿謄本を申請して確認しましょう。

離婚後に家を売却することになった場合、名義人の同意がなければ売却できません。

そのため、スムーズに手続きを行えるように、事前に家の名義人を確認しておくことが大切です。

すまリス
抵当権が設定されているかどうかも合わせて確認しておこう!

住宅ローンの残債額

家の名義人誰なのか確認できたら、住宅ローンの残債がいくら残っているかも確認しましょう。

住宅ローンが残っていると、残債を全て返済しなければ家を売却することはできません。

そのため、家の売却代金で住宅ローンの残債を返済しきれない場合は、追加で自己資金を用意したり、任意売却を検討する必要があります。

また、家を売却しない場合でも、今後誰がどのように残債を支払っていくのかも考えなければいけません。

すまリス
家をどうするかの方針を決めるためにも、残債がいくらあるのかはしっかり把握しておこう。
住宅ローンのい残債額と合わせて、住宅ローンの名義人連帯保証人が誰なのかも確認しておきましょう。

特有財産の有無

特有財産の有無も確認しておきましょう。

特有財産とは、夫婦のどちらかが独身時代に築いた貯蓄や取得した不動産、親から譲り受けた財産などがあり、特有財産は財産分与の対象外とされる。
特有財産は離婚時の財産分与の対象外なので、事前に確認しておきましょう。

離婚時に家を査定する時の注意点

離婚時に家の査定を受ける時は、以下の3つの注意点に気を付けましょう。

  • 複数の不動産会社に査定依頼する
  • 査定額で売却できるとは限らない
  • 共有名義は双方の同意がないと売却できない

それぞれ解説します。

複数の不動産会社に査定依頼する

家を売却する場合、査定は必ず複数の不動産会社に依頼しましょう。

不動産会社によって査定方法や基準が異なるため、提示される査定額に差が出ることがあります。

たとえば、A社が提示した査定額は2,100万円でも、B社は2,300万円C社は2,450万円を提示することがあります。

そのため、複数の不動産会社に査定依頼して、提示される査定額を比較することが大切です。

また、正確な査定額を知るためには、不動産会社による訪問査定がおすすめです。

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査定額で売却できるとは限らない

査定額とは、あくまでも売却できそうな価格を不動産会社が予想したものです。

そのため、必ず査定額通りに売却できるわけではありません。

高い査定額を提示されても鵜呑みにしないようにしましょう。

すまリス
担当者に「どうしてこの査定額になったのか」「具体的な販売戦略はあるのか」を聞いて、信頼できるかどうか確認しよう!

共有名義は双方の同意がないと売却できない

家が夫婦の共有名義の場合、双方の同意がなければ売却できません。

どちらかの意見だけで勝手に売却を進めることはできないため、査定を受ける前にしっかり話し合い、夫婦の意見をまとめておきましょう。

離婚時は査定して家の価値を知ることが大切

離婚時の家の査定は、家の価値を正確に知るために必要です。

家の査定の依頼先は、「不動産会社」と「不動産鑑定士」の2つがあり、それぞれ依頼するのに適した場面があります。

離婚時の家査定は、以下のように状況に合わせて依頼先を選ぶことがおすすめです。

  • 家を売却する場合:不動産会社に査定依頼する
  • 家を売却しない場合(夫婦のどちらかが住み続ける):不動産鑑定士に査定依頼する

家を売却せずに夫婦のどちらかが住み続けるなら不動産鑑定士、家を売却するなら不動産会社に査定依頼しましょう。

不動産会社へ査定依頼する時は、「すまいステップ」の一括査定がおすすめです。

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