【専門家監修】不動産売却メディア「すまいステップ」

マンションのAI査定とは?利用時のデメリットも詳しく解説

  • 更新日:2024年1月18日
蔭山達也
監修蔭山 達也
大学卒業後、大手不動産流通会社に入社。売買仲介をメインに実務経験を積む。その後、株式会社ノヴェルに入社。著書に「条件難物件でも低予算で満室になるおもてなしビル管理経営」がある。
【保有資格】宅地建物取引士、ビル経営管理士、CPM(米国不動産経営管理士)、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター
【URL】株式会社ノヴェルYouTubeチャンネル
マンションのAI査定とは?利用時のデメリットも詳しく解説

マンションのAI査定とは、AI(人工知能)を活用して短時間で査定額を算出する査定ツールです。

査定額は、以下のデータをもとに算出しています。

  • 過去のマンションの取引データ
  • 公示地価
  • 基準地価

これらの公的な指標を参考にしているため、短時間でありながら精度の高い査定を受けられるのが特徴。

最近ではさまざまなAI査定ツールが登場しており、益々人気な査定方法となりつつあります。

この記事では、AI査定の仕組みやメリット・デメリットなどを詳しく解説しているので、マンション売却を検討している方はぜひ参考にご覧ください。

【シミュレーションあり】マンション査定とは?査定の種類や評価ポイント、流れを解説

マンションのAI査定とは?

マンションのAI査定について解説します。

「そもそもAI査定ってなに?」「どういう仕組み?」と思っている方は参考にしてみてください。

AIを使って自動で査定額を算出する

マンションのAI査定とは、中古マンションの取引に関するデータをAIに学習させ、査定額を瞬時に自動で算出させるサービスやツールのことです。

こんな人におすすめ
・手軽に査定額を知りたい人
・すぐに査定額を知りたい人
・不動産会社を経由せずに査定したい人

マンションのAI査定を利用することで、不動産会社などに相談することなくWeb上ですぐに査定額を算出できます。

ツールによって異なりますが、マンションのAI査定では以下のようなデータをもとに査定額が算出されます。

マンションのAI査定では室内の状況などが加味されないため、正確な査定額を知りたい方は不動産会社による査定と併せて利用することをおすすめします。
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マンションのAI査定の仕組み

マンション査定AIの仕組みは、決められた物件条件を入力し、今までの蓄積されたデータをもとに過去の似た物件条件と照らし合わせて査定額を算出します。

実際に入力する物件条件は以下の項目です。

入力する条件
  • 所在地
  • マンションの名称
  • 面積
  • 築年数
  • 構造
  • 方角

上記の条件を入力することで、過去に成約している似たような物件を参考にして、概算の査定額を算出してくれます。

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複数のサイトで比較しながら使えば相場感を掴みやすくなるよ!

マンションのAI査定のデメリット

AI査定はマンションの情報を入力するだけで、いつでも気軽に査定結果がわかるのが魅力的です。

しかし、AI査定にはいくつかのデメリットもあるので事前に確認しておくことが大切です。

AI査定のデメリット
  • 査定の精度が低い
  • 室内の状況が査定額に反映されない
  • 査定額の根拠が分からない
  • 不動産会社からメールや営業電話が来る可能性がある
  • 不動産会社探しには活かせない
  • 会員登録が必要な場合もある

デメリット①:査定の精度が低い

AI査定の精度は高くなってきているものの、まだまだ従来の査定方法に比べて精度は劣ります。

AI査定は、近隣エリアの過去の売買取引データなどをAIに学習させることで査定額を算出しますが、売買取引のデータが少ないと正確な査定額が出せません。

学習させるデータが最新のものでない場合は、最新の相場状況が反映されず査定額と実際の価格にズレがでてしまうこともあります。
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正確な査定額を知りたい方は不動産会社から査定を受けよう!

デメリット②:室内の状況が査定額に反映されない

マンションのAI査定では、室内の状況が査定額に反映されません。

そのため、不動産会社の担当者が室内の状況を確認して査定額を算出する「訪問査定」と比較して正しい査定結果が出ない可能性が高いです。

日当たり、眺望が良い、リフォームを行っている、などの部屋は訪問査定ではプラスの評価を受けますがAI査定では加味されないため実際よりも査定額が低くなる可能性があります。

きちんと管理が行き届いている部屋こそ不動産会社から査定を受けるべきと言えるでしょう。

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AI査定結果と実際の売却額では大きな差があることを理解しよう!

デメリット③:査定額の根拠が分からない

AI査定ではマンションの査定額の根拠が分かりません。

AI査定は過去の取引データなどを学習して査定額を算出しますが、どのようなロジックで査定額を算出しているかは誰にも説明ができないためです。

AI査定ではマンションのどんな点が評価され、どんな点がイマイチだったのか分析ができず対策が打てません。
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具体的な査定額を知りたいばあいは不動産会社に依頼しよう!
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デメリット④:不動産会社からメールや営業電話が来る可能性がある

AI査定サービスによっては、会員登録で個人情報の入力が必要な場合もあります。

AI査定を検討している方の中には、個人情報の入力が不要だからという理由で選んでいる方もいるでしょう。

AI査定では会員登録が必要になることが多く、査定結果はマイページで表示されます。

とは言え、会員登録で個人情報の入力が必要になるだけなので、査定を利用しても営業電話やメールなどが来る心配はありません。

デメリット⑤:不動産会社探しには活かせない

AI査定は匿名で行えるサイトも多いため、査定した後に不動産会社から連絡がくることはありません。

実際にマンション売却をしたい場合は自分で不動産会社を探さなければなりません。

もし、「匿名で査定したい」というわけでなければ一括査定サイトを利用することで、査定から不動産会社への依頼までスムーズに進められます。

すまいステップの一括査定では、4社へ一括して査定依頼できるので興味のある方はぜひお試しください。

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デメリット⑥:会員登録が必要な場合もある

査定サイトによっては匿名で利用できず、会員登録しないと利用できないサイトもあります。

会員登録には、氏名や電話番号、メールアドレスなどを入力することもあるため、査定後に不動産会社から連絡が来ることがあります。

匿名で査定したい方は会員登録不要の査定サイトを利用しましょう。

AI査定を利用することですぐに自分の物件の価値を知れる

AI査定は匿名で利用でき、すぐにマンションの価値を確かめられるのが特徴です。

おおよその価格を手早く知りたい人は、一度AI査定を試してみてはいかがでしょうか。

一方で、マンションを売ることを決めている方は、より精度の高い不動産一括査定を受けることをおすすめします。

マンションの査定額は不動産会社によって大きく異なります。そのため、必ず複数社から査定を受けましょう。

不動産一括査定サイト「すまいステップ」では、一度に最大4社の不動産会社から査定を受けられます。

無料で受けられ、査定額で納得できなければキャンセルもできるため、安心してお申込みください。

都道府県ごとの不動産売却情報

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