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マンションがなかなか売れない原因と対処法を詳しく解説

  • 更新日:2021年10月26日
マンションがなかなか売れない原因と対処法を詳しく解説

マンションの売却は、金額も大きいだけに人生においても重要なイベントです。それだけに、売り出してもなかなか売れなかった場合には、焦りも不安も大きくなってしまいます。ここでは、マンションを売却する流れを確認するとともに、マンションがなかなか売れないときの対処法を詳しく見ていきましょう。
目次
1.マンション売却の流れ
2.マンションの売却価格の相場
3.マンションをスムーズに売るコツ
4.マンションがなかなか売れない時にすべきこと
5.マンションが売れない時は不動産会社の変更も

1.マンション売却の流れ


STEP1:査定と準備
STEP2:不動産会社選び
STEP3:売却活動
STEP4:売買契約
STEP5:引き渡し

まず、マンションを売却する際の流れを確認します。複雑に感じられるかもしれませんが、この流れを覚えておくと、マンションの売却をする際にスムーズに進めていくことができます。ぜひこの機会にマンション売却の流れを覚えておきましょう。

1.1査定と準備(必要書類の入手・相場の調査)

マンションを売却するためには、権利済証という書類が必要です。この書類は、登記情報識別通知という名称で呼ばれることもあるもので、マンションを売却することを検討し始めたら、早めに用意しておくと良いでしょう。
それ以外にも、売買契約書や、住宅ローン支払いの明細なども用意しておくと、不動産会社とのやり取りがスムーズになります。基本的に、売却しようとしているマンションに関連する書類は用意しておいて損はありません。パンフレットなどもあるようでしたら、あわせて用意しておきましょう。
必要書類を用意するとともに、マンション売却価格の相場調査も行いましょう。相場の調査は、マンションをスムーズに売却するために必須と言っても過言ではありません。不動産会社に査定依頼する前に、まずは自分で相場をチェックしましょう。
相場は、駅からの距離、築年数、間取りなどから見積もることができます。多くの不動産情報が掲載されている大手不動産サイトなどで、自分の売却物件に条件が近い物件を探して、その売り出し価格をチェックしてみると良いでしょう。

1.2不動産会社選び・媒介契約

マンションの売却は、不動産会社を通して行います。不動産会社には、地域に密着していてその街にとても詳しい、インターネットに強い、などそれぞれの会社で得意分野が違います。そのため、不動産会社を選ぶ際には、それらも考慮して選ぶ必要があります。
不動産会社を選んだら、媒介契約を結びましょう。媒介契約とは、不動産の売却活動を依頼する際に不動産会社と締結する契約です。媒介契約には一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約などの種類があります。契約内容を確認して、自分に最適な媒介契約を結ぶようにしましょう。

1.3売却活動

不動産会社を選んで媒介契約を締結したら、いよいよ売却活動を開始します。マンションをいくらで売り出すか、宣伝、内覧の受付など、マンションを売却するために大切なプロモーション活動を行っていきます。
特に売り出す価格は、マンション売却の成否に大きく関わる部分です。強気な価格設定をすると、いつまでたっても買い手がつかず、ずっと売れないままということにもなりかねません。逆に、売出し価格が安過ぎると、売却しやすくはなりますが、利益が少なくなってしまいます。そのため、適切な売出し価格を設定するようにしましょう。

1.4買主との売買契約・決済

買主から購入申込書をいただいて、双方が条件に合意したら、遂に売買契約となります。買主の住宅ローン事前審査が通っていることを確認したうえで、売買契約書に必要事項を記入していきましょう。売買契約書は、仲介業者から送られてきます。
売買契約をする際には、本人確認書類、実印、印鑑証明書、登記済証、仲介手数料の半金が必要となります。印鑑証明書は、役所に行って取得する必要があるため、日にちに余裕を持って、事前に取得手続きを済ませておくと良いでしょう。最近では、コンビニで印鑑証明書を取得できる地域もあります。自分の地域がコンビニで印鑑証明書を取得できるかは役所に確認しましょう。

1.5引き渡し

無事に売買契約を締結したら、物件の引き渡し日を決めます。もし、売却する物件にまだ荷物が残っている場合は、引き渡し日までに必ず引越し作業を終了させておく必要があります。万が一、引き渡し日に荷物が残っていた場合は、契約違反となることもあります。物件を売却して、新しい家に住む予定でいる場合は、引き渡し日に猶予をもらう交渉を行う場合もあります。状況に応じて、適切な対応をしていくようにしましょう。
引き渡し日には、物件の鍵はもちろん、宅配ボックスの鍵なども忘れずに買主に渡しましょう。

また、マンション売却の流れを高く早く売るコツと一緒に詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

2.マンションの売却価格の相場

次に、マンションの売却価格の相場を見ていきましょう。マンションを売却する場合、売り出し価格を決めなければなりません。高過ぎず安過ぎず、適切な売り出し価格を設定するためには、他のマンションの売却価格の相場を知っておく必要があります。ここでは、マンションの売却価格の相場を調べる方法について、詳しく見ていきましょう。

2.1相場算出サイトを利用する

インターネットの相場算出サイトを利用して、マンションの売却価格の相場を知ることができます。このようなサイトは、いつでも無料で使用することができます。いつでも自宅にいながら、相場を調べることができるというメリットがありますが、このようなサイトで算出することができる相場は、あくまで目安となる価格であることに注意しましょう。
相場算出サイトでの価格は、目安として利用する分には問題ありませんが、頼りにし過ぎるのは危険です。より確実な査定を出すためには、不動産会社の査定を受ける必要があります。

2.2不動産会社の査定を受ける

不動産会社の査定を受けて、マンションの売却価格を算出するという方法もあります。マンションの売却価格を知るうえでは、この方法がもっとも確実です。マンションを売却に出す場合は、必ず不動産会社に査定してもらうようにしましょう。
また、不動産会社の査定を受ける際には、1社だけではなく複数の不動産会社に査定してもらうことが大切です。なぜならば、不動産会社によって査定額に違いがあるからです。より高い価格で売却するためにも、必ず複数の不動産会社に査定をしてもらいましょう。
複数の不動産会社に査定をしてもらう際には、すまいステップなどの一括査定サイトを利用するのがおすすめです。すまいステップを利用すれば、厳選された1,500もの優良不動産会社とやり取りができるため、自分でイチから不動産会社を探す手間も省けて、安心して査定を依頼することができます。

・相場算出サイトは目安
・不動産会社選びは重要
・不動産会社の査定を受ける

3.マンションをスムーズに売るコツ

マンションをスムーズに売るにもコツがあります。ここでは、そのコツについて見ていきましょう。

3.1一括査定の活用

マンションの査定は、複数の不動産会社に依頼する必要があることは前述の通りですが、一社ずつ査定依頼をしていくのは時間も手間もかかって大変です。そのため、複数の不動産に査定依頼する場合は、複数の不動産会社に一括で査定依頼ができる一括査定を活用しましょう。
マンションの一括査定でしたら、厳選された不動産会社のみを掲載しているすまいステップがおすすめです。マンションの売却において、不動産会社選びは非常に重要です。すまいステップでしたら、優良な不動産会社のみが掲載されているため、その点でも安心感があります。

3.2内覧時の印象を良くする

マンションをスムーズに売却するためには、内覧時の印象が非常に重要です。交渉や手続きがスムーズに進んでいても、内覧時の印象が悪かったら台無しとなってしまいます。内覧した人に「買いたい!」と思わせるような印象を持たせることができるようにしましょう。そのためには、物件がより魅力的に見えるように、部屋はなるべくキレイな状態にしておくことが大切です。
また、意外に効果的なのが、部屋を明るく見せるために、全部屋の照明をつけた状態で内覧をしてもらうことです。誰しも、暗い印象の部屋よりは、明るい印象の部屋を好みます。そのため、昼間の内覧でも、全部屋の照明は点灯した上体で内覧をしてもらうようにしましょう。

・一括査定を活用する
・不動産選びは重要
・内覧時の印象は大切

4.マンションがなかなか売れない時にすべきこと

ここまで、マンション売却の流れと、マンションをスムーズに売却するためのコツについて見てきました。これらを踏まえてマンションを売り出しても、なかなか売れないことがあるかもしれません。ここでは、マンションがなかなか売れないときに考えられる原因と対処法について、詳しく見ていきましょう。

内覧が少ない時の対処法

内覧の申し込みが少ない場合、売り出し価格が高すぎる可能性があります。そのため、まずは売り出し価格の見直しを検討してみましょう。同じマンションの部屋で売却に出ているものがあれば、その価格と差がないかを確認してみると良いです。また近隣周辺のマンション売却物件の価格もチェックして、自分が売り出しているマンションの価格が適正な価格かどうかを確認しましょう。
売り出し価格が適正な価格でも内覧の申込みが少ない場合は、宣伝不足の可能性があります。どんなに魅力的な売却物件も、まず知ってもらわなければ購入してもらえません。
宣伝のポイントとして、不動産情報がたくさん掲載されているサイトに広告が出されているかをチェックしてみましょう。なぜならば、不動産情報もインターネットで探す人が多くいるからです。このようなサイトに自分の売却物件が掲載されていないということは、他の売却物件よりもかなり宣伝力が弱いということになってしまいます。そのため、不動産情報サイトには必ず広告を掲載するようにしたいところです。
サイトへの広告掲載は、仲介会社が行うのが一般的です。もし、サイトに広告が掲載されていない場合は、仲介業者に相談してみると良いでしょう。広告はただ掲載するだけはなく、質の良い写真を掲載することも大切ですが、広告の写真がいまいちと感じたら、そのへんも仲介業者に相談してみましょう。
売り出し価格も広告展開も問題が無ければ、内覧の申込みが少ないということは考えにくいですが、万一、それでも内覧の申込みが少ない場合、仲介業者が囲い込みをしている可能性も一応、考えてみたほうがよいかもしれません。
仲介業者が、自社の利益を優先して他社からの顧客紹介を遮断してしまうことがあります。良心的な仲介業者であれば、このような囲い込み行為をすることはまずありません。そのため、仲介業者選びは非常に重要です。

申し込みがない時の対処法

内覧の申込みはあるものの、購入の申込みまで至らないという場合は、広告では魅力的だったけど内覧したら購入するほど魅力的ではなかったということになります。つまり、内覧時に物件の魅力がうまく伝わっていないということです。言うまでもなく、内覧時には、物件の魅力を最大限伝えることが大切です。
まず、当たり前ですが、内覧の前には掃除をしっかりしておきましょう。どんなに素晴らしい部屋でも、掃除がしっかり行き届いてなければ台無しです。掃除がされていないというだけで、マンションが売れないというのは非常にもったいないことです。
通常の掃除だけではなく、業者によるハウスクリーニングも実施できると尚良いです。できる限りのことをして、内覧時には物件が魅力的に見えるようにしましょう。

・売り出し価格の見直しを
・サイトでも宣伝をする
・部屋の掃除はしっかりする

5.マンションが売れない時は不動産会社の変更も

ここまで見てきていただいたように、マンションがなかなか売れないときには、売り出し価格の見直しや物件の清掃など基本的なことはもちろん、ときには不動産会社の変更も検討する必要があります。マンションを売却するうえで、どの不動産に仲介を依頼するかは非常に重要なことです。

5.1.より良い不動産会社を探すならすまいステップの一括査定がおすすめ

より良い不動産会社を探すのであれば、すまいステップの一括査定がおすすめです。すまいステップは1,500社の優良不動産会社と提携しているため、大手だけではなく地域に密着した小規模の不動産会社を見つけることも可能となっています。そのため、売却しようとしているマンションが建っている地域に強い不動産会社を見つけることも可能となっています。
マンションの売却をスムーズに進めるためには、不動産会社がしっかりと仲介をしてくれることが重要です。すまいステップは、優良な不動産会社を探すためにおすすめできる不動産情報サイトです。

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