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家を高く売る5つのコツ!はじめての売却で失敗しない方法と高く売るための注意点

  • 更新日:2022年8月25日
家を高く売る5つのコツ!はじめての売却で失敗しない方法と高く売るための注意点

実家の相続や住み替え、経済的な事情などで家を売却する際には、できるだけ高く売りたいと考えることが多いでしょう。

はじめて家を売却する場合、売るまでの流れや高く売るためのコツがわからない方も少なくありません。

しかし不動産売買の知識や理解を深めておけば、相場よりも割安な価格で手放すこととなるような失敗の可能性が低くなります。

そこで本記事では、家の売却の基本的な流れと高額売却のための5つのポイント、損をしないための注意点などをご紹介します。

家を売るまでの基本的な流れ

家を高く売るためのコツを理解するために、まずは家の売却の基本的な流れについて押さえておきましょう。

家を売る際には、一般的には以下の5つのステップで進めることが多くなっています。

  • 家の査定額と相場を調べる
  • 不動産会社と媒介契約を結ぶ
  • 家を売り出して内覧に対応する
  • 売買契約を結んで引き渡しを行う
  • ​​確定申告を行う

それぞれ詳しく解説していきます。

家の査定額と相場を調べる

家を高く売るためには、家の査定額と周辺地域の相場を調べることが重要です。

家の査定は不動産会社に依頼しますが、査定方法には「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。

机上査定は書類上のデータのみで簡易的に査定を行う方法で、訪問査定は実際に不動産業者が物件を訪れて査定する方法です。

まずは机上査定によって複数の不動産会社からの査定額を取り寄せ、その中から訪問査定を依頼する不動産会社を選んで正確な査定額を出すことが一般的です。

不動産会社に査定を依頼する際には、併せてご自身でも周辺地域の家の売却価格を調べ、築年数や間取りをもとに相場価格を把握しておくと良いでしょう。

不動産会社と媒介契約を結ぶ

仲介を依頼する不動産会社が決まれば、その会社と媒介契約を結びます。

家を売る際の媒介契約には、「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類が存在します。

それぞれの契約形態の特徴は、下記の通りです。

専任媒介契約専属専任媒介契約一般媒介契約
複数業者との契約××
自己発見取引
(自身で買主を探す)
×
契約の有効期間3か月以内3か月以内指定なし
指定流通機構への登録7日以内に登録5日以内に登録任意
業務状況の報告義務2週間に1回以上1週間に1回以上任意

一般媒介契約の場合は、契約できる不動産会社の数に制限がなく、より多くの購入希望者が集まる可能性があります。

一方で、他社と契約ができない専任媒介契約・専属専任媒介契約の方が、不動産会社が販売活動に注力してくれる可能性が高まります。

早く家を売りたい場合や、複数の不動産会社とやり取りを行う手間を避けたい場合には、専任媒介契約・専属専任媒介契約を検討すると良いでしょう。

なお、専任媒介契約のメリット・デメリットや契約形態ごとの違いについては、下記の記事もご参照ください。

【専任媒介契約とは?】メリット・デメリットや一般媒介との違いを解説

家を売り出して内覧に対応する

不動産会社との媒介契約を締結すると、家の販売活動が始まり、不動産ポータルサイトや広告に物件情報が掲載されます。

販売活動は基本的に不動産会社が担当しますが、購入希望者から要望があればご自身で内覧に対応することもあります。

内覧時の印象や対応は売買契約の成約に大きく影響するため、日頃から家をきれいに保ち、物件や生活環境について誠実に案内すると良いでしょう。

売買契約を結んで引き渡しを行う

買主が現れて売買契約を締結すると、事前に定めた日付で売却代金の決済と引き渡しが行われます。

家の住宅ローンが残っている場合には、融資を受けている金融機関への返済も必要となります。

なお、売買契約を結ぶ際に「手付金」として売却代金の一部を受け取り、決済日に残金を受け取ることが一般的です。

物件の引き渡しが完了すると、不動産会社に仲介手数料を支払って、家の売却手続きは完了です。

確定申告を行う

家の売却を行った年には、家の売却で発生した利益に課される税金を納めるために「確定申告」を行う必要があります。

また、利益が発生せず赤字になった場合にも、確定申告を行うことで「損益通算」「繰越控除」といった税制優遇を受けることができるため、忘れずに手続きを行いましょう。

確定申告を行うタイミングは、家を売却した翌年の2月中旬〜3月中旬です。

家の売却後の確定申告については、下記の記事でも詳しく解説しているためご覧ください。

不動産売却後に確定申告は必要?手続きの流れや必要書類を解説

家を高く売る5つのコツ

家をできるだけ高額で売るためには、以下の5つのコツを押さえて販売活動に進むことが大切です。

  • 家の強みを打ち出す
  • 高く売れやすいタイミングを選ぶ
  • 内覧時に好印象を心掛ける
  • 家の売却を得意とする不動産会社を選ぶ
  • ​​不動産の一括査定サービスを利用する

それぞれのポイントを解説していきます。

家の強みを打ち出す

家を高く売るためには、実際に暮らしてきたご自身だからこそわかる強みをPRすることが重要です。

たとえば、周辺の商業・医療・教育施設の充実度や、夜間の治安・騒音、大規模修繕が行われた直後であることなど、売主ならではのアピールが高値での売却につながるケースもあります。

ただし、家を売る際には物件のデメリットや弱みなども正直に伝えるようにしてください。

万が一、家の欠陥を隠したまま売却すると、引き渡し後に「契約不適合責任(瑕疵担保責任)」が問われ、損害賠償や契約解除を求められる可能性があります。

高く売れやすいタイミングを選ぶ

家が売れやすいタイミングとして、新年度が始まる前の2月〜3月が挙げられます。

毎年2月〜3月はもっとも家の売買が活発になる時期とされており、高額かつ早期に売れる可能性が高まります。

一方で、7月〜9月の真夏の時期は、家が売れにくいと言われています。

特に、売主が引っ越し済みでエアコンが設置されていない家の場合、暑い室内を内覧する必要があり、購入の意思が固まらない可能性が高まるためです。

内覧時に好印象を心掛ける

ご自身で可能な限り室内を清掃したり、採光や換気に注意したりと、内覧時に好印象を与えることで成約につながる可能性を高めることができます。

不動産会社によっては、家をモデルルームのように演出する「ホームステージング」のサービスを受けられることがあります。

また、専門会社によるハウスクリーニングを利用し、キッチンや浴室などの水回りだけでもきれいにしておくことで、少ない費用で家の印象を高めることが可能です。

家の売却を得意とする不動産会社を選ぶ

買主を探すための仲介を依頼する不動産会社は、家の売却が得意な会社を選ぶことが大切です。

たとえば、売却予定の家が郊外の戸建てであれば、その地域で戸建ての売買実績が豊富な不動産会社を選ぶと、高く売れる可能性が高まります。

不動産会社の強みとするエリアや専門分野は、公式HPで売却実績を調べたり、査定時に問い合わせることで確認できます。

不動産の一括査定サービスを利用する

家の市場価格を調べる際には、不動産の一括査定サービスを利用すると良いでしょう。

一括査定サービスに住所・築年数・間取りなどの情報を入力することで、複数の会社からの査定額を取り寄せることが可能です。

地元の不動産会社や付き合いのある不動産会社など、1社のみの査定額で媒介契約を結ぶ会社を決めてしまうと、相場よりも安く売却してしまう可能性が高まります。

まずは一括査定サービスで複数の不動産会社から家の査定額を取り寄せ、家の市場価格の相場を把握した上で、各不動産会社とのやり取りをしながら販売活動を任せるパートナーを選びましょう。

はじめての売却で損しないための注意点

最後に、はじめての方でも失敗せずに家の売却を進めるための注意点として、以下の3つのポイントをご紹介します。

  • 高く売るためのリフォームには注意が必要
  • 家の売却期間は3ヶ月〜6ヶ月を見積もっておく
  • 不動産会社の「買取」は相場より安い傾向

一つずつ解説します。

高く売るためのリフォームには注意が必要

少しでも高値で売却する目的で、古い設備のリフォームや修繕を行うことは避けた方が良いでしょう。

家の市場価格を決める要素として、室内のリフォームの有無よりも、立地条件や築年数の比重の方が大きいためです。

また、リフォーム費用を売却価格に上乗せすることにより、購入希望者にとっては割高に感じる原因となり、家が売れにくくなる可能性も高まります。

そのため販売活動前のリフォームは、不動産会社とよく相談しながら決めることをおすすめします。

家の売却期間は3ヶ月〜6ヶ月を見積もっておく

一般的には、家の売り出しから引き渡し完了までの期間として、約3ヶ月〜6ヶ月が目安です。

マンションの場合は約4ヶ月程度、戸建ての場合は約5ヶ月〜8ヶ月程度が目安となっており、物件によっても差が生まれます

経済的な事情で売却する場合や、住み替えの予定がある場合などは、売却期間が長引くことで値下げ交渉を受け入れざるを得なくなる可能性もあります。

そのため家の売却完了までのスケジュールから逆算して、早めに販売活動を始めると良いでしょう。

不動産会社の「買取」は相場より安い傾向

家を売る方法には、不動産会社に買主を探してもらう「仲介」のほか、不動産会社が買主となる「買取」という選択肢もあります。

買取の場合は個人の買主を探す手間が省けるため、仲介と比較すると早く売却できるメリットがあります。

また、仲介手数料がかからず現状のまま売却できることから、売却にかかる費用を抑えたい場合にも検討したい方法です。

ただし、買取の売却価格は市場価格の約7割〜8割程度となってしまう点に注意しましょう。

家を高く売るためのコツを押さえて売却活動を

家を高く売りたい場合には、家の強みを前面に打ち出し、2月〜3月の売れやすいタイミングを選ぶなど、高額売却のコツを押さえて販売活動を進めることが重要です。

内覧時に好印象を与えるための工夫や、家の売却に強い不動産会社を選ぶことも効果的です。

また、不動産の一括査定サービスも活用して家の市場価格を把握し、信頼できる不動産会社選びに役立てましょう。

家の売却に豊富な実績のある担当者に査定を依頼したい場合には、一括査定サービス「すまいステップ」もご利用ください。

すまいステップでは、「累計100件以上の売買仲介実績」「売買仲介営業5年以上経験」などの実績・経験を持つ厳選された担当者に販売活動を依頼することが可能です。

一括査定の利用は無料のため、まずはお気軽にお試しください。

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