「不動産の個人売買ってどのサイトがオススメなの?」「個人売買サイトを利用する時の注意点って?」
不動産の個人間売買を検討されている方は、このような疑問が浮かぶのではないでしょうか。
不動産の個人間売買を行う際は、基本的に知り合いと直接取引を行うか、個人間売買サイトを利用して取引を行う方法が一般的です。
知り合い同士のやりとりは、互いに認知をしているという点や、取引相手を探す手間がないという点で非常に楽なやり方です。
一方の個人間売買サイトを利用した取引は、サイト上で取引相手を探し、見ず知らずの相手と個人間でやり取りをする方法になる為、心配や不安を抱く人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「個人間売買サイト」に焦点を合わせながら、特に「売主」の目線で、おすすめサイトの紹介や個人間売買サイト利用の注意点など、不安を払拭できる情報を提供していきたいと思います。
なお、まずは不動産売却の全体像をおさえたいという方は、以下の記事を参考にしてみてください。
不動産売却とは?まず知るべきことを全て解説。はじめてでも失敗しない完全ガイド
また、不動産の個人間売買が不安な方は、一括査定サイトを使って不動産会社に相談してみませんか?
下のフォームを入力すれば、完全無料で複数の不動産会社に物件を査定してもらえます。
不動産個人間売買サイト4選
サイトを利用して個人間売買を行う際、最初のステップとしてとても重要なのは「サイト選び」ですよね。
活用できるサイトはいくつかありますが、各サイトの特徴はそれぞれ企業によって様々です。その為選ぶ前に一通り情報を知っておく事が大切です。
そこでここでは、不動産の個人間売買を行う際のお勧めのサイトを4つご紹介いたします!
サイト名 | サイトの特徴 | オススメ度 |
---|---|---|
e-物件情報 | エージェントサポートがあり、業者や代理人などとの成約見込みもあるサイト | ★★★★ |
家いちば | 手軽に情報の掲載が可能で、セルフサービスとプロサポートが融合したサービスがあるサイト | ★★ |
ジモティー | 地域を絞って詳細情報が得られる地元情報満載のサイト | ★ |
不動産直売所 | 掲載料、仲介手数料が無料、無期限掲載が可能なサイト | ★★★ |
プロのサポートが必要な人は「e-物件情報」
一つ目に紹介するサイトは「e-物件情報」です。
このサイトは不動産を売りたいと考えている人が誰でも利用できるサイトになっています。
掲載されている情報は、2020年5月現在の時点で約250件ほどあり、種類も豊富です。
掲載出来る時期などは決まっておらず、売れるまで無期限に掲載をする事が出来るので焦らず買い手を探す事が可能です。
また、google やyahooなど、大手の検索エンジンに登録されているサイトとなっているため、専用の新着メールなどで登録している人に掲載した物件情報がダイレクトに届くことも特徴の1つです。
料金は以下のように設定されており、月額ではなく1度払えば永久に使える仕様になっています。
掲載コース | 掲載料 | 添付できる画像数 |
---|---|---|
スタンダード | 3,300円 | なし |
シルバー | 6,600円 | 2点 |
ゴールド | 11,000円 | 8点 |
このサイトの特徴は、エージェントのサポートを受ける事が出来る点です。
不動産の個人間の売買は、不動産仲介などとは違い専門的な知識をもってサポートしてくれる人がいない状態での取引になります。
その為、トラブルが発生しやすかったり、取引にかかる時間や準備が非常に多くなってしまったりと何かと不便な部分もあるのです。
その為、取引を行う上での書類作成や、物件調査などを手伝ってくれる「エージェント」を活用できるこのサイトは、知識があまりなく手間を省きたい人にとってはうってつけのサイトと言えるでしょう。
悩んでいる空き家や古ビルには「家いちば」
次に紹介するのは、どうしようか悩んでいる空き家や古いビルの買い手を自分で探す掲示板サイト、というコンセプトの「家いちば」です。
このサイトでは、売り出し価格がまだ決まっていない物件、古くて売れるかどうかわからない物件、まだ片付いておらずすぐには売り出せない物件なども掲載が可能です。
その為、完璧な状態ではなく売れるのか悩んでいる、という人にとっては非常に掲載のハードルが引くサイトで利用しやすいのではないかと思います。
本サイトでは掲載をする段階では無料、契約が成立した場合の料金は以下のように設定されています。
媒介報酬分+基本料=家いろはの手数料
媒介報酬分(通常仲介手数料の半額)
売買価格 | 手数料 |
---|---|
400万超の場合 | 3%+6万 →半額の1.5%+3万 |
400万以下の場合 | 4%+2万 →半額の2%+1万 |
200万以下の場合 | 5% →半額の2.5% |
・売主 :システム登録基本料 …8万(一律)
・買主 :成約基本料 …6万(一律)
ホームページの方により詳細が載っているので、興味をもたれた方はぜひ確認してみてください!
地域に絞って情報が得られるサイト「ジモティー」
次に紹介するのが「ジモティー」というサイトです。
本サイトは、地域を限定して検索できる機能がついている為、自分の物件を検索してもらいやすい仕様になっています。
また、このサイトは掲示板のような形式になっていて、情報掲載料は無料、そのほかに取引を行った後もこのサイト自体に支払うお金は一切ないというところがメリットです。
買主を見つけ、このサイト上のチャットでやり取りが出来るので、つながるツールとして使える非常にシンプルなサイトになっています。
その為、他のサイトのようなサポートの機能などはついておらず、全て個人間でやり取りを行うというところも知っておくべきポイントです。
また、有人監視や通報機能があり、明らかに疑わしいと思われる記事は削除を行っているなど掲載情報の信頼性を守る取り組みを行っている為、非常に安心して利用できるサイトとなっています。
ただし、このサイトは不動産に特化したサイトではなく様々なものを売り買いするのに利用されるサイトになっています。
その為、プロのサポートが受けられたり、不動産関連の情報に特につよいというわけではありません。
また、口コミではマイナスな情報もいくつかある為、手軽且つ無料で利用できる分、少しのリスクが伴う事も認識しておきましょう。
とにかくお金をかけずに利用したいなら「不動産直売所」
最後にご紹介するのが「不動産直売所」というサイトです。
「不動産会社に一度依頼したものの断られてしまった」「仲介手数料が高いので不動産会社に依頼するのは躊躇してしまう」そんな方にはこのサイトがオススメです。
このサイトは、だれでも無料で広告を掲載できる広告サイトで、登録にかかる手数料、月々の広告料は一切かかりません。
また、掲載期間も無期限であるため、長期掲載したい方にもおすすめのサイトになっています。
掲載売る物件は、日本国内の物件という条件さえクリアしていればそれ以外の制限は一切ありません。
また、物件の掲載件数にも制限がないので、もし複数の物件を売却したいという状況の方がいたら、非常にお得なサイトになっていると思います。
不動産個人間売買サイトのメリット・デメリット
個人間で不動産の売買は、不動産会社に手助けしてもらう仲介と比較すると様々なメリット、デメリットが存在しています。
メリット、デメリットをしっかりと把握した上で取引に臨まないと、後々後悔をする事になりかねません。
そうならないためにも、しっかりとこれらについて確認していきましょう。
メリット①:手数料の削減と節税効果
個人間売買の最大のメリットは「経費が安く済む」という点にあります。
本来、不動産仲介を利用する場合は「仲介手数料」というものを不動産会社に支払わなければなりません。仲介手数料は、最大で売買価格の約3%を支払う事になります。
その為、売却価格が大きければ大きいほど、その手数料も増えてしまう形態になります。
しかし、個人間での取引はその手数料を支払う必要はありません。その為、不動産売却における最大の出費がなくなるという事になります。
さらに、税金の面でも利点があります。
不動産取引は、手数料に対して消費税が求められます。つまり、手数料を支払う必要がない個人売買の場合、この局面で消費税を支払わなくてもいいことになります。
このような点から、金銭的なメリットが非常に大きく働く取引である事がわかるかと思います。
メリット②:自由度の高い取引が可能
個人間売買は、全て売主、買主間で取引の内容を決める取引形態です。
そのため、売主は売り出す物件の価格や、取引の条件などもすべて自由に決めることが出来ます。
仲介の場合は、専門知識を持った不動産会社の業者が間に入り、様々なアドバイスをしてくれるような形で価格や条件なども決まっていきます。
もちろん、知識の面でサポートをしてもらえるという点では非常にありがたい部分ではありますが、それに伴って取引の自由度が失われてしまう事もたびたびあります。
また、不動産会社を通さず自分で決めて自分で行動を起こせる分、連絡を取り合ったり許可をまったりする時間や手間が省けるので、そういった面でも自由度が高いと言えますね。
デメリット①:手間がかかる
個人間売買取引のデメリットとして非常に大きいのが「手間」です。
仲介取引の場合、プロの業者が、調べものや資料づくり、相手との打ち合わせの立ち合いなど様々なサポートをしてくれます。
しかし、個人での取引を行う際は、雑用業務や資料作りなどすべて自分個人で請け負わなければなりません。
特に売主は、単にやる事が多くて大変なだけでなく、しっかりと知識をもって取引に臨まなければトラブルを発生させてしまう事にもつながります。
その為、知識に自信がない方は、まずしっかり知識を付けてから個人取引に臨む、もしくは不動産会社にまかせて仲介取引をすることを強くお勧めします。
デメリット②:買い手がすぐに見つからない
個人間売買の場合、直接知り合いと取引をする人以外はサイトを利用して買主を見つける事が一般的です。
その為、その物件をだれかが見つけてくれるまで待ちの状態が続きます。
不動産仲介の場合、不動産会社が物件情報を広告してくれますので、それを見た不動産の購入検討者が出てきます。
そのため、不動産会社が物件情報を広告してくれますので、それを見た不動産の購入検討者が出てきます。
早めに買い手をみつけて、物件を売りたいと考えている人は、個人間売買ではなく仲介を利用したほうが時間ロスなく取引ができるかもしれません。
デメリット③:トラブルが多い
個人間売買での売買取引は、とにかくトラブルがつきものです。
不動産の取引は、想像以上に確認すべき事が多いので、慣れていない人だけでそれらの事項を全て認識して取引を進めるのは容易ではありません。
確認しておくべき部分が抜けていたり、互いの認識に違いがあったりすると、納得できる取引ができなくなったり、両者の関係が悪くなる、何てこともたびたび起こります。
その為、個人間での取引をする際は、とにかく確認すべき事項や書類などをしっかと調べて、入念に抜け漏れの内容に確認する事がとても重要です。
書類などの準備や確認事項は、売主が率先してやるべき作業になります。その為、根気強く丁寧に確認作業をする事が苦手、という人は一度仲介の検討をしてみましょう。
サイトを利用した不動産個人間売買の流れ
ここまでで個人間売買サイトを利用するメリット、デメリットを理解できたと思います。
それらを踏まえた上で個人間売買を実際に行なう場合、次に知っておくべきことは「個人間売買の流れ」です。
そこで本章ではサイトを利用した個人間売買の流れを確認していこうと思います。
ステップ①:売却物件の相場をチェック
まずは売却物件の相場を調べます。
自分の物件のある程度の価値を把握する事で、その後の価格設定を行いやすくします。
ここの相場調べを怠ってしまうと、価格設定も適当になってしまい、全く売れない、もしくは本来の価値よりずっと低い価格で売ってしまった、などという事になりかねません。
そのため、相場調べはしっかりと丁寧に行いましょう。
相場の調べ方はいくつかありますが、特にオススメをしているのは「一括査定サイト」の利用です。
この一括査定サイトとは、築年数や立地など物件の大まかな基本情報を入力するだけで、サイトを通じて不動産会社からその物件の相場を教えてもらえるというシステムです。
自分自身で相場を調べるよりも、実際に査定を行っているプロに査定してもらう事で価格の信頼性が非常に強くなります。
また、この一括査定サイトは利用が無料で、不動産会社と直接顔を合わせるという事もなく手軽にできます。利用をしたら必ず依頼をしなければならない、ということではないので利用を検討してみてもいいかもしれません。
次章注意点でオススメの一括査定サイトも紹介しているのでぜひ確認してみてください!
ステップ②:必要な資料の準備
次のステップは「必要な資料の準備」です。
家や土地の外観、近辺情報、図面や面積、築年数など、物件の情報をまとめた資料を準備する必要があります。
その資料をみて物件に興味を持ってもらえるように、分かりやすく必要な情報をしっかりとまとめるようにしましょう。
ステップ③:売却価格を決定し広告掲載
次に行うことは「売却価格の決定と広告掲載」です。
ステップ①で調べた物件の相場をもとに、ご自身で物件の価格を設定し、ステップ②で準備した資料と共に売買サイトに広告を掲載していきます。
価格を設定する上でのポイントは、相場よりも少し上の価格で売買価格を設定する事です。
一般的には買主が見つかり契約を結ぶ前段階で、売主と買主の間で価格交渉が行われます。
その際、買主からは価格を下げてほしいと言われれる事が多いです。
その交渉に全く応じる事が出来ない価格をはじめから設定してしまうと、買主からの印象はあまり良くありません。
その為、交渉の余地を残した価格設定を行いましょう。
ただし、高く設定しすぎてしまうとそもそも買主が見つからず本末転倒になってしまうので、バランスを考えて設定します。
ステップ④:現地確認・問い合わせ対応
売主は自分が売り出す物件について、どんな質問が来ても答えられるようにしておく必要があります。
その為現地確認は必ず行うようにしましょう。
物件の様子や土地状態などを聞かれることも多いので、そうした問い合わせについても答えられるように準備をしておきましょう。
ここでの受け答えがその後取引に進むかどうかの分かれ道になるので、自分で答えられるか心配だという人は、この工程のみ業者に頼って不動産の状態をまとめた報告書を作成してもらうのも手かもしれません。
ただし、もちろんその依頼には費用がかかってくるので、自分の力量と相談して決める様にしましょう。
ステップ⑤:価格交渉
買主が見つかったら、次に行われる事は「価格交渉」です。
ここで先ほどの価格設定が生きてきます。
前述した通り、買主は価格を下げる交渉をしてくると思います。
その際、なるべく買主の交渉する価格に寄り添えるようにしましょう。
ただし、買主の希望をすべて受け入れてしまうと自身が損をしてしまう事があるため、自分の中で絶対にこれ以上は下げない、というボーダーをしっかりと決めておきましょう。
ステップ⑥:契約書などの作成
交渉相手、価格ともに決定したら、次に売買契約書を作成します。
ここで取り決める内容は、取引の詳細事項です。
具体例を挙げますと、災害など両者に非がない理由で物件がなくなってしまった場合や、何か物件に不具合があった場合に売主がどう責任を取り対応するかなどです。
これらの契約内容はそれぞれの取引によって変わってきますが、必ず確認した方がいい内容はいくつかあります。
個人間売買の契約書に関する詳しい情報は以下の記事を確認してみてください。
契約書に1度サインをしてしまうと、その契約内容に全て合意しているという事になります。
その為、1つでも分からない事があったらサインをする前に必ず確認し、理解してから契約を結ぶようにしましょう。
不動産の個人売買契約書の作り方を解説!困った時の対処法も学ぼう!
ステップ⑦:物件の引き渡し
契約が完了したら、買主に物件を引き渡します。
取引は物件を引き渡したら終了ですが、引き渡し後も物件の不具合が起きたら何かと対応をしなければならないことが多くあります。
その為、1つ1つの事項をしっかりと確認し、双方が全て納得した状態で、物件引き渡しが行えるようにしましょう。
不動産個人間売買サイトを利用する際の注意点
ここまでの内容で、個人間売買に伴うメリットやデメリットを理解できたのではないかと思います。
実際に取引を行う際は、それらのポイントを踏まえた上で特に注意すべきポイントというものがいくつか存在します。
そこで、本章では売主が特に注意すべきそれらのポイントを2つお伝えします。
価格の妥当性をしっかり判断しよう
前章でも記述した通り、個人間売買での取引では、価格や条件などすべてを自由に取り決める事が出来ます。
しかし、逆にいえば価格を自分で判断する分、その価格が本来よりも損をしてしまう価格になってしまったり、明らかに高すぎる価格を設定してしまい、全く売れないという事態も招きかねません。
その為、不動産の売主は価格の妥当性をしっかりと判断する事が非常に重要になってきます。
価格の妥当性を見極める方法としては、不動産会社に査定を依頼する事が最も簡単且つ正確なやり方であると思います。
特にお勧めするのは、無料かつ非常に簡単に使用できる「一括査定サイト」です。
一括査定サイトとは、物件の築年数や立地など基本的な情報をサイトに入力すると、その情報をみた業者からだいたいの査定額を提示してもらえるシステムです。
この方法は、実際に不動産会社に出向く必要もなく、さらにお金もかからないので、ある程度の物件価値をしりたい場合にはうってつけの方法だと思います。
一括査定サイトの中でも特にオススメをするのが「すまいステップ」です。
運営元 | 提携社数 | 対応エリア数 | 農地/山林査定 | 最大依頼社数 |
---|---|---|---|---|
株式会社Speee | 非公表 | 非公表 | 〇 | 4社 |
「優良企業のみに査定依頼できる」査定サイトがすまいステップです。
すまいステップは独自の運営方針に従って厳選された優良企業のみ
さらに、査定を対応する担当者は「宅地建物取引士の資格保有者」「売買仲介営業経験が5年以上」「累計100件以上の売買仲介実績」など売却のノウハウを持ったエース級の担当者に出会うことができます。しかも、査定依頼には一切費用はかかりません。
さらに、査定を依頼する不動産会社は最大4社まで自分で選ぶことができ、選んだ企業以外からの連絡は一切ありません。
査定依頼はフォームに沿って簡易的な物件情報を入力するだけなので隙間時間でも申し込みができます。
優良な不動産業者が揃っているため、不動産売却が
以下のフォームから無料で査定依頼が出来ます。
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買主の見極めは慎重に
本記事を閲覧されている方は、ご自身で買主を探される予定の方が多いのではないかと思います。
サイトを利用して買主を見つける場合、親族や友人など知り合いとやり取りするのとは違って全く情報がない赤の他人との取引になりますよね。
そのような状況下でのマッチングは、リスクが伴います。
例えば、サイトの利用者の中には、個人情報がばれない事を利用して詐欺まがいの事を行う集団もいる為、だまされて大損をしてしまった、などという事態も起きかねません。
また、本当に物件を探している人が相手の場合でも、買主の資金繰りがうまくいっておらず、住宅ローンを組むことが出来なくて、いいところまでいっていた契約が破棄になったりする場合もあります。
そのため、契約を結ぶ前にまずは相手の情報をしっかりと収集し、買主としての適性を見極めた上で取引を行いましょう。
サイトの規約をしっかりと確認しよう
個人間売買サイトを利用する時は必ずサイトのホームページから正しいサイト規約を確認しておきましょう。
今回紹介した4つのサイトでも、料金が発生するタイミングや掲載できる期限など、さまざまでしたよね。
しっかりと確認せずに、掲載を始めてしまうと、思ってもいないタイミングで支出が必要になったり、正しい使い方が出来なかったりしてしまいます。
様々なサイトを比較して情報を集めた上で、規約を理解して活用するようにしましょう。
契約不適合責任をきちんと理解しよう
個人間での取引においてトラブルが非常に発生しやすい、というお話は前章で記述したかと思います。
そのトラブルの中でも特に多いのが「契約不適合責任」についてです。
契約不適合責任とは、住宅を売却する際、物件の破損や不具合などがあった場合、買主が売主に対して補償を請求したり責任を負わないといけないというものです。
売主と買主で、物件の状態などをしっかりと確認し、後に破損などが見つからないようにする事が非常に大切です。
不動産会社を利用して仲介取引をする場合、業者立ち合いの元、破損している箇所やシロアリの状況など隅々まで確認し納得した上で契約を結ぶのでそれほど心配はありません。
しかし、個人間の場合は、プロ立ち合いの確認は任意で、売主買主だけで確認する選択肢もある為、それらの確認不足でトラブルになる事も多いのです。
その為、確認作業を入念におこなう、もしくは自信がないという人はプロの確認をしてくれる業者に依頼するといいかもしれませんね。
不動産の個人売買契約書の作り方を解説!困った時の対処法も学ぼう!
まとめ
今回は不動産の個人間売買におけるサイトや、メリットデメリット、注意点などについてお話してきました。
個人での取引は非常にリスクが伴うものです。その為、事前に知識を沢山持っておく事が非常に重要です。
個人間売買取引を検討されている方は、情報をしっかりと集めて、メリットを最大限に生かせる取引を目指しましょう!