「マンション査定の前に掃除はしておいた方がいいの?」
「査定額に影響するポイントが知りたい」
不動産会社へ査定依頼を検討している方で、このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
ただし、極端に部屋が散らかっていたり壁が汚れたりしていると査定額に影響する可能性があります。
この記事では、査定額に影響するポイントや掃除しておくべき箇所を詳しく解説します。
マンション査定を控えている方はぜひ参考にご覧ください。



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マンション査定前の掃除は査定額に影響しない
マンション査定前に掃除をしても、基本的には査定額には影響しません。
極端に汚れていたり、散らかっていたりする場合は多少影響するかもしれませんが、普通に暮らしている程度であれば問題ありません。
ただし、不動産会社の担当者が実際に訪問して査定をするため、最低限のマナーとして掃除をしておきましょう。
マンションの査定額に影響するポイント
査定前に掃除をしても査定額に影響しないことをお伝えしました。
では、査定額に影響するポイントとはどのようなところなのでしょうか。
ここでは、マンション自体の状況と周辺状況によって査定額に影響するポイントを解説します。
マンション自体の状況
マンションの建物自体の状況におけるポイントをご紹介します。
- 築年数
- 間取り・面積
- 設備の有無
- 物件の劣化・損傷
- 日当たり
- 眺望
築年数
築年数によって査定額やその後の成約価格も異なります。
以下は首都圏の築年数別マンション成約価格の平均相場です。
築年数 | 成約価格 |
新築~築5年 | 6,638万円 |
~築10年 | 6,193万円 |
~築15年 | 5,543万円 |
~築20年 | 5,250万円 |
~築25年 | 4,290万円 |
~築30年 | 2,832万円 |
築31年~ | 2,193万円 |
※レインズ 築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2022年)を参考に編集部作成
築5年までであれば新築時と同程度の価格で売却できますが、10年を過ぎると成約価格が下がっていきます。
築31年を過ぎると新築時の3分の1程度の価格まで価値が下落します。
しかし、立地条件によっては築年数が経過しても価値があるとみなされ、高額で売却できる場合もあります。
築年数が経過しているからといって必ず価格が大きく下がるわけではないことを理解しておきましょう。
間取り・面積
間取りや面積は広さや部屋数はもちろんですが、快適に過ごせるか、家事の導線なども重要です。
間取りに関しては、個性的な間取りではなく、一般的な間取りの方が需要があるので査定額によい影響を与えるポイントとなります。
面積に関しても「広ければいい」というわけではなく、そのエリアの特性に合った広さであることが重要です。
例えば、ファミリー層の多いエリアでワンルームマンションを売却しようとしても需要がないため、査定時に評価されづらくなります。
設備の有無
設備が充実していると査定で高評価を得られる場合があります。
- 床暖房
- 空気洗浄機
- 浴室乾燥機
- 食器洗浄機
これらの設備が備わっていれば、一緒に売却することも検討しましょう。
物件の劣化・損傷
部屋の壁に損傷があったり、設備不良の状態だったりすると査定額に悪い影響を与えてしまいます。
仮に築年数が浅いマンションであっても物件の状態が悪ければ相場よりも安い査定額になることもあります。
査定前に部屋状況や設備状況を確認しておきましょう。
日当たり
日当たりの良い部屋は人気があるので査定額に影響しやすいポイントです。
特に南向きの部屋であれば日当たりが良いので、自分の部屋の方角も確認しておきましょう。
眺望
眺望が良いと査定時に評価されます。
タワーマンションであれば階数が高いほど価値も高くなります。
マンションの周辺状況
マンションの周辺状況によっても査定額が異なります。
- 利便性
- 治安
- 競合マンションの有無
利便性
利便性の良し悪しも査定額に大きく影響するポイントです。
- 駅までの距離
- 周辺に病院、スーパーなどの有無
- 学校の有無
これらの施設が揃っていたり、駅までの距離が近ければ利便性が高いと判断されて査定額に良い影響を与えます。
治安
治安は、快適に過ごせるかの判断となるため、重要な査定ポイントです。
安全で静かな場所に住みたいと思う人は多くいますので、治安の良い地域であれば査定額に良い影響を与えます。
競合マンションの有無
地域内で自分のマンションだけが売りに出されていれば希少性が高いため、高い価格で売却できるかもしれません。
しかし、競合マンションが売りに出されていると、買い手からすれば比較対象が増えます。
また、似たような構造、間取り、面積であれば、差別化できる点は売却価格のみになるので査定額に悪い影響を与えます。
マンション売却に掃除が大きく影響するのは内覧前
先に述べたように、マンション査定において掃除が大きく影響することはほとんどありません。
しかし、マンションを高く売却するためには、購入希望者の内覧前に掃除をすることが、売却の成功に大きな影響を与えます。
マンションの購入希望者は、実際に住んだ時のイメージをして購入するかを判断するため、掃除をしていないと印象が悪くなり、購入に繋がらないからです。
マンション内覧者に良い印象を与え、購入意欲を高めるためにも、内覧前に掃除をしておくことは重要です。
掃除するべき場所と方法
内覧者に良い第一印象を与え、スムーズにマンション売却を行うために掃除する場所は、以下の通りです。
- 玄関
- 水回り
- ベランダ
- 部屋
- クローゼット、押し入れ
- 破損部分
- ※注意※ 共用部
これらの項目は、査定前に特に掃除するべき場所と時間があればするべき場所に分類することができます。
それぞれを分類しましたので見ていきましょう。
玄関
玄関は、内覧者が一番最初に目に触れる場所であることから、玄関の綺麗さにより、内覧時の第一印象は決まります。
後から見られる部屋の印象が悪くならないように念入りに掃除しましょう。
玄関の掃除は、基本的に土埃を掃除機などで除去しましょう。しかしタイルなどの汚れが目立つ場合は、きれいにしておくことも重要です。
また汚れの対策に加え、ニオイ対策も忘れずに行いましょう。
水回り
多くの内覧者は水回りのきれいさを気にします。
水回りは汚れが目立つ傾向にあるため、念入りに掃除する必要があります。
例えば、キッチン、シンクの水垢や油汚れ、浴室、洗面所のカビやぬめり、トイレの汚れなどはしっかりと落としましょう。
水回りの汚れは、水垢などのアルカリ性汚れ、油汚れなどの酸性汚れ、カビなどの雑菌に分類されます。
アルカリ性汚れには酸性のクエン酸、酸性汚れにはアルカリ性の重曹、雑菌には殺菌作用のある塩素系漂白剤が効果的です。
もし、自分で汚れを取るのが難しい場合は、ハウスクリーニングに依頼することも検討してみましょう。一時的にハウスクリーニング代はかかりますが、スムーズな売却に繋がり、結果的に売却額が下がってしまう事態を避けることに繋がります。
ベランダ
ベランダからの眺望は、購入理由の1つになるため、内覧者がベランダに来る可能性があります。
ほこりや砂はほうきなどで除去し、たまっている不用品などは捨てるなどして、きれいに掃除しておくと印象アップにつながります。
部屋
部屋のものを減らし、整理整頓しておくことが重要です。
ものがたくさんあると、部屋が狭くなるだけではなく、生活感が出てしまいます。
洗濯物など生活感を感じさせやすいものは、収納した方がきれいな印象を与えることができます。
また、ソファやカーテン、ベッド等には、生活しているうちに嫌なニオイが染みついているので、第三者の意見を取り入れたうえで消臭を行いましょう。
クローゼット、押し入れ
押し入れやクローゼットの広さや形状などは、家を購入する上で気にするポイントです。
できるだけものを減らし、整理整頓するように心がけましょう。ものが多い時には見せる収納を活用したり、荷物をどこかに預けるなどで対処しましょう。
破損部分の修理
自分自身で対処できる具合の破損は、対応して内覧を迎えましょう。
自分が今の生活に困っている場合は、次に住む人も困ってしまう可能性が高いです。
次の住み手の環境を考えることで、結果的に高い価格で売却できる可能性が高まります。
※注意※ 共用部
共用部分も内覧の際に気になる部分です。会談やエレベーター、エントランスなどは共有スペースなので、管理人が掃除を行います。
ほかの居住人の所有物が置いてあるなど、自分で掃除を行うことが困難な場合は、管理会社に相談することが大切です。
自分でできない場合ハウスクリーニングを検討しよう
内覧前に家中の掃除をする時間がない場合や、カビや水垢など自分で掃除てもなかなか綺麗にならない場合があります。
そういった場合は、思い切ってハウスクリーニング業者に依頼することを検討してみましょう。
もちろんすべての場所をハウスクリーニングに依頼すると、かなりの費用が掛かっていしまいます。
そのため、自分でできる場所は自分で掃除を行い、自分では綺麗にできない場所を依頼することで、費用を抑えることができます。
まとめ
マンションの査定前に掃除をすることは、査定額に悪影響を与えないためにもしておいた方がいいでしょう。
また、内覧者にとってマンションは見た目の良さがとにかく重要であり、部屋のきれいさがマンション購入の決め手になると言っても過言ではありませんので、内覧前には徹底した掃除を行うことをおすすめします。
もし自分で綺麗にできない場所がある場合は、思い切ってハウスクリーニングを依頼することを検討しましょう。
マンションの査定をどこに依頼するか悩んだら、不動産会社の一括査定サイトの利用がおすすめです。



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